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岡山『白石踊り』2018年の日程、会場までのアクセスをチェック!

夏の風物詩と言えば、花火にお祭り。

 

そのお祭りで太鼓と音楽に合わせてみんなで輪になって踊れるのが盆踊りです。

 

あなたも子供のころ、住んでいる町の盆踊りで踊った記憶があるのでは?

 

御パンダの縁がある岡山には、「白石島」という瀬戸内海に浮かぶ小さな島があります。

 

そしてこの島の中では『白石踊り』という踊りが半世紀もの間、独自に伝承されています。

 

通常、盆踊りは、太鼓を中心に、円になって同じ踊りを踊るというものが多いと思います。

 

白石踊りは、太鼓と口説き(くどき)と呼ばれる音頭を中心に、

 

男踊りや女踊りなど…

 

所作も衣装も異なる踊り手が円になって踊るというものです。

 

バラバラの異なる踊り手が円になって踊る!?

 

なんて一見まとまりがないように思えますが、

 

太鼓と音頭に合わせた踊りをみていると

 

1つの物語が目の前で紡ぎ出されているように見えるのです。

 

夏休み、今年はちょっと変わったお祭りを

瀬戸内海の小さな島で体験してみてはいかがでしょうか。

 

今回は、今年2018年の岡山県白石踊りの情報(日程、場所、アクセス)をご紹介させていただきます。



白石踊りの日程、場所、アクセスは?

 

白石踊りの開催情報は以下の通りです。

 

日時:2018年8月13日(月)、14日(火)、15日(水)、16日(木)

 

場所:白石公民館前広場、白石島海水浴場

 

お問い合せ先:笠岡市観光連盟(0865-69-2147)

 

白石踊りへのアクセスは以下のとおりです。

 

電車・船

JR山陽本線 笠岡駅で下車します。

 

 

笠岡港まで徒歩約10分

笠岡港から三洋汽船高速船で白石島まで約22分。

または、

伏腰港まで徒歩約12分。

伏腰港から白石フェリーで白石島まで約50分。

 

・高速船の場合

車の持ち込みは出来ません。別途料金がかかりますが、自転車(電動を含む)、自動二輪は特殊手荷物として持ち込み可能です。

 

・フェリーの場合

別途料金がかかりますが、車の持ち込みは特殊荷物として可、自転車(電動も含む)、自動二輪も特殊手荷物として持ち込み可能です。

 

お祭りだけでなく、島の観光がしたい方は、お気に入りのお車や自転車や自動二輪などを持ち込んで行くことをお勧めします。

 



 

白石踊りの発祥の地「白石島」とは?

 

白石踊りを語るうえで、『白石島』は外せません。

 

白石島とは、岡山県笠岡市にある笠岡諸島で2番目に大きい島。

 

そして、白石島の海水浴場は、岡山県の3大海水浴場の1つであり、

シーカヤックやマリンスポーツを楽しむことが出来ます。

 

山に登っていくと、展望台があり、瀬戸内海のパノラマを楽しむことが出来ます。

 

島がいっぱいある海が瀬戸内海の最大の特徴と言っても過言ではありません。

 

一度は訪れておく価値のある本当に素敵な場所です。

 

白石島には、民宿もあるので、ぜひ一泊して美味しい海鮮に舌鼓をうってみては?

 

白石踊りの起源

諸説ありますが、主に下記の2つが有力だそうです。

 

【説1】平安時代末期に起こった源平の戦い戦死した兵士の供養として始まった説

【説2】讃岐・塩飽本島から念仏踊りが形を変えて伝わったという説

 

白石踊りは、先祖供養のためや、雨乞い・雨喜びの踊りとしても踊られていたと言います。

 

島民の生活に根ざして踊られ、現代まで継承されてきたこの踊り、

 

現在では、国指定の重要無形民俗文化財にも指定される貴重なものとなっています。

 



 

白石踊りとは?13種類もあるの?

冒頭でご説明した通り、太鼓と口説き(くどき)という音頭に合わせて、

 

様々な振り付けの踊りが1つの踊りを作ります。

 

今現在、伝承されている踊りは13種類もあるそうです。

 

様々な振り付けの踊りには以下7つがあります。

・ぶらぶら踊り

・奴踊り

・月見踊り(娘踊り)

・男踊り

・女踊り

・笠踊り

・扇踊り

 

この中で、代表的な物をいくつかご紹介します。

 

「ぶらぶら踊り」…子どもが最初に覚える踊りです。

白石踊りの基本となる動きが詰まった踊りで、

踊りと踊りの間に疲れないように、

子どもから大人までこの踊りを踊ったりもするようです。

 

「奴踊り」…青年男子が踊る男らしい踊りです。

1つ1つの動きがわかりやすく、素朴な心象を与える動きです。

 

「月見踊り(娘踊り)」…嫁入り前の女子や新嫁など若い婦人が踊ります。

動きは大きいですが、指先がそろう動作など女性的な繊細さを感じる踊りです。

以下は、その様子です。

 

 

「男踊り」…壮年・老年の男の人が踊ります。

振りがとても大きく雄大で豪快な踊りです。

 

「女踊り」…マダムな女性が踊ります。

手首や膝を曲げる動作が多く優雅で艶のある雰囲気の踊りとなっています。

 

このように年齢と性別にわけ色んな踊りを踊り、組み合わせることで1つの物語を踊ります。

 

御パンダが躍るのは…「○○踊り」かぁ〜、

と、年齢がバレてしまう踊りなのです(涙)。

 

あなたは、どの踊りですか?

 

白石踊りは、15日の先祖供養のための回向(えこう)踊り以外の踊りは、

開始30分くらいは、一般の人も参加して踊ることが出来ます。

 

是非、あなたにあった踊りを踊って、一生の思い出を作ってみてはいかかでしょうか。

 



 

白石踊り おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

白石島がある笠岡市は、シャコでも有名です。

 

シャコは、見た目はエビより悪いものの…エビよりあっさりしていて美味しいです。
笠岡市は、このシャコをお刺身やシャコ丼やばら寿司などで味わえるお店があります。

 

御パンダは、シャコが大好物です。なかなかお目にかかれませんが…(涙)

 

この夏、伝統の踊りと、新鮮な魚貝の郷土料理を同時に楽しんでみてはいかがでしょう?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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