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ファストファッションの売上ランキングは?国内ではどうなの?

 

あなたは、ファストファッション(※1)をよくご購入されますか?

 

どのブランドを日ごろ愛用しているでしょうか?

 

街に出ると多くのファストファッションブランドが

 

軒を連ねているのを見たことがあると思います。

 

どのブランドも価格が安いことは共通(※2)していますが、

 

それぞれにテイストが違ったり、特徴がありますね。

 

いま、日本においては、どのファストファッションブランドが人気なのでしょうか?

 

今回は、ファストファッションの国内での売上ランキングについて見ていきたいと思います。

 

(※1)ファストファッション

「そもそもファストファッションって何なの!?」という方は、当サイトの「ファストファッションとは?意味や歴史をご紹介!」を併せてお読みいただけるとより理解しやすいかと思います。

(※2)ファストファッションは価格が安い

「ファストファッションに何のメリットがあるの?あんな安くて大丈夫なの?」という方は、当サイトの「ファストファッションのメリットとデメリットは?」を併せてお読みいただけると、売上の仕組みが見えてくるかと思います。

Photo by rawpixel on Unsplash

 



アパレル業界売上高ランキングは?

Photo by Artem Bali on Unsplash

 

まずは、ファストファッションブランドに限らず、

 

「アパレル業界」全体のランキングTOP5を見てみましょう。

 

1位  ファーストリテイリング

2位  しまむら

3位  青山商事

4位  ワールド

5位  オンワードHD

 

さて、まずはファストファッションに限らずに売上ランキングを見てみました。

 

それでも、堂々の1位

 

ユニクロやジーユーを持つ「ファーストリテイリング」でした。

 

「2018年8月期決算サマリー」によると、2017年8月からの1年間で、

 

前期比14.4%増の2兆1,300億円の売上収益がありました。

 

また、「しまむら」2位にランクイン。

 

「しまむら」はファッションセンターしまむらのほか、

 

「アベイル」や子供服「バースデイ」など、

 

日本だけでなく中国や台湾などでも出店しており、

 

合計で2018年2月末時点で2145店舗を展開しています。

 

実はこの店舗数、あの「ユニクロ」より多いのです。

 

しかし、「しまむら」は2018年2月期連結決算にて

 

売上高が前年比0.1%減少し、5651億円となっています。

 

その原因は「しまむら」の主力ブランドである

 

ファッションセンターしまむらのブレーキです。

 

「しまむら」はファストファッションブランドが採用する、

 

いわゆるSPA(製造小売業)の形態をとらず、

 

衣料品メーカーが「不良在庫」として抱えている商品を

 

返品なしの条件付きで買い取り、売り切るという手法を採ってきました。

 

そのため、追加発注もなく、一方で種類が豊富、という特徴がありました。

 

顧客からすれば、「掘り出し物」を探し当てるかのような楽しみがあり、

 

それがファッションセンターしまむらの人気の秘訣でもあったのです。

 

しかし、近年のファストファッションブランドの台頭により、

 

しまむらも自社企画のプライベートブランドに注力するようになり、

 

商品数を絞り込み、ヒット商品の追加生産を行うよう方向転換をおこなったのです。

 

その結果、ヒット商品があれば良いのですが、今までのファンからすれば、

 

商品の種類が減って、選ぶ楽しみもなくなった

 

と自らの強みを無くしてしまう結果になってしまったのです。

 

しかし、依然として2位にランクインしていますので、今後の動向に要注目です。

 

そして3位にランクインしたのは「青山商事」です。

 

紳士服の青山と言えば、あなたもピンと来たのではないでしょうか。

 

「青山商事」は紳士服業界首位の売上高を誇る企画となっています。

 

郊外型紳士服専門店チェーンの草分け的存在として多くの支持を集めています。

 

4位ワールド」です。

 

「ワールド」はUNTITLEDやINDIVIなど、

 

百貨店に「1ブランド1ショップ」で展開する

 

(株)フィールズインターナショナルや、

 

TAKEO KIKUCHIなどのメンズショップを展開する

 

(株)エクスプローラーズトーキョーなどを国内小売事業として持っています。

 

ファストファッションブランドとはまた違った多岐にわたる事業展開をしています。

 

どちらかというと、「ワールド」という社名より、

 

ブランド名を全面に押し出し、幅広い顧客層をターゲットに展開しています。

 

一時期は国内のアパレル業界で第1位となる勢いがありましたが、

 

ファストファッションブランドの流行などにより業績は低迷しています。

 

5位「オンワードHD」です。

 

国内・海外で事業を展開しており、

 

自社ブランドも持ちながら、海外ブランドとライセンス契約も行っています。

 

アパレル関連事業だけでなく、ライフスタイル関連事業やリゾート関連事業など

 

多くの事業を抱えており、ファストファッション全盛の国内よりも

 

海外に活路を見出していると言えます。

 

以上、国内のアパレル業界の売上高を見てきました。

 

ここで言えることは、依然として「ファストファッション強し」ということです。

 

国内ファストファッションブランドのユニクロ、ジーユーを持つ

 

「ファーストリテイリング」の一人勝ち状態。

 

続く「しまむら」も「ファストファッションブランド化」を試みましたが苦戦。

 

その他既存企業はファストファッションブランド全盛の今、

 

その他の道に活路を見出すなどして、

 

何とか生き残りの道を模索している状態と言えるでしょう。



ファストファッションブランドの国内売上ランキングは?

Photo by rawpixel on Unsplash

 

さて、お待たせいたしました。

 

ここでファストファッションブランドの国内売上を見てみましょう、

 

と行きたいところでしたが、ZARAを擁する「インディテックス」などは

 

日本だけでの売上高を公表しておらず、単純に比較することはできませんでした。

 

しかし、いろいろな数字から割り出すことはできたので、

 

ランキングだけで見ると、以下のとおりとなります。

 

※以下のランキングでは、「しまむら」はファストファッションブランドとして定義していません。

 

  1. ユニクロ
  2. ジーユー
  3. ZARA
  4. H&M
  5. GAP

 

ZARA擁するインディテックス社の2018年1月期の連結売上高は

 

253億3,600万ユーロ(約3兆4,203億6,000万円)で、8.7%増

 

となっているので、世界規模で見たときの売上高は

 

「ファーストリテイリング」よりも多くなっていることが分かります。

 

一方、インディテックス社全体のアジア圏での売り上げは、

 

50億8,100万ユーロ(約6859億3,500万円)

 

であるのに対し、ユニクロ単体の国内売上は8,647億円ですから、

 

ブランド単位かつ国内のみで比較したときには

 

ユニクロは圧倒的な首位に立っていると言えます。

 

同様に、ジーユーにおいても、国内売上は2,118億円ですので、

 

かなりの上位に食い込んでくるのではないでしょうか。

 

また、H&Mは世界での売上高は

 

今だインディテックスに続き2位を維持していますが、

 

2017年11月期末で日本国内の売り上げは約629億円

 

大きく差をつけられている状況です。

 

また、GAPは世界で見たときは4位にランクインしていますが、

 

日本を含むアジア圏での売り上げは

 

2018年1月期連結決算で約1,414億5,600万円となっています。

 

また、ギャップ社においては、

 

GAPよりもOLDNAVYの方が売り上げが多くなっていますが、

 

こちらはすでに日本からは撤退しています。



ファストファッションの売上ランキングは? おわりに

Photo by Dmitry Sovyak on Unsplash

 

いかがでしたか?

 

ファストファッションブランド全盛の時代から

 

2018年は少しずつ転換がみられているとはいえ、

 

いまだ国内でも根強い人気を維持しているようです。

 

特に他を引き離してトップに立つ

 

「ファーストリテイリング」社の「ユニクロ」は

 

もはや日本人の定番着となっていると言っても過言ではありませんね。

 

今後、オンラインショッピングにも各社が力を入れてきていたり、

 

そもそもオンラインでのみ展開する

 

ネット通販ブランドなどの台頭が予想されますが、

 

ますます目の離せない業界と言えそうです。

 

国内に目を向けると、世界のファストファッションの売上にも関心が出てきますよね。

そんなあなたは当サイトの「ファストファッションの売上は?世界ではどうなの?を併せてお読みくださいね。
 

御パンダ
国内のファストファッションだとGUに注目してるよ、なんたってレジがセルフなんだよ!
合理天狗
うむ、GUは新型コロナウィルスが蔓延する前から非接触で買い物できる環境を整えていたからのう
御パンダ
洋服を買う時はみんないろいろな服をベタベタ触るからそのあたりも対策が必要となってくるのかなぁ
合理天狗
そうだな、コロナ対策の仕方でファッション業界は大きく勢力図が変わるかもしれんな


最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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