注目キーワード
  1. PCR
  2. コロナ
  3. 格闘技
  4. お祭り
  5. イベント
イベントやグルメ、スポーツなど心躍るエンタメ情報やお役立ち豆知識をご紹介します

HSPとは?繊細な気質は病気なのか?わかりやすくご紹介します


あなたはなぜかわからないけど心と身体がひどく疲れてしまうなんて経験はありませんか?

 

病院に行っても身体的には何の異常もないのに、人の機嫌や顔色にビクビクして気疲れしてしまったり・・・。

 

仕事でもプライベートでも気を遣いすぎてしまい、

 

「どうして自分だけ周りの人を同じようにやっていけないんだろう?」

 

と悩んだことはありませんか?

 

“周りの人との違和感”

 

を抱えて悩んでいるあなたは、もしかしたら

 

「HSP=人一倍敏感な人」

 

の気質を持っているのかもしれません。

 

この記事では、HSPとは何なのか、その繊細な気質と、病気との違いについて、詳しくご紹介したいと思います。



HSPとはどんな人のこと?

HSPとは、アメリカのエレイン・アーロン博士という心理学者が提唱した概念のことで、

 

「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」

 

つまり

 

「人一倍敏感な人」

 

のことをさします。

 

実はこのような気質の人々は、先天的にこの気質を持っているとされ、

 

HSPの気質を持つ人達は、全体の人口の約2割くらいにみられるといいます。

 

つまり、全体の人口の5人に1人は、HSPとしての気質を持っている人であるということなのです。

 

HSPの人たちの具体的な特徴として、

 

・感覚(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)や人の気持ちにとても敏感

・他の人たちが気づかないちょっとしたことに気づき、気遣いに長ける

・強い刺激に圧倒されやすく、人混みの中にいるとすぐに疲れてしまう

 

という特徴が挙げられます。

 

実はこのHSPの気質については、実験の結果、人間に限らず、馬、霊長類、コバエ、鳥、魚、犬、猫など多くの動物の中にも、

同じ気質を持った個体が見受けられることがわかっています。

 

これは、より繊細な気質の個体を一定数残すことで、

 

「あらゆる生き物が生き残るための生存戦略のひとつである」

 

と考えられています。

 

HSPかどうかを見分ける方法【DOES】

アーロン博士によれば、あなたがHSPかどうかを診断するためには、【DOES(ダズ)】と名付けられた4つの特性を知る必要があります。

 

① 【“D”eph of processing】考え方が複雑で、深く考えてから行動する

・1を聞いて10のことを想像し、考えることができる。
・調べものを始めると深く掘り下げ、その知識の深さや広さを周りに驚かれるほど追及する。
・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう。
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる。
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い。

② 【“O”verstimulation】刺激に敏感で疲れやすい

・人混みや大きな音が苦手。
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅後にどっと疲れる。
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く。
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない。
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう。

③ 【“E”mpathy and emotional reponsiveness】人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい

・人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする。
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する。
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる。
・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる。

④ 【“S”ensitivity to subtleties】あらゆる感覚がするどい

・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう。
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手。
・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる。
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう。
・肌着のタグなど、チクチクする素材が我慢できないほど気になる。
・第六感がはたらき、よくあたる。

 

アーロン博士は、これらの4つの項目のうち、1つでも当てはまらない人はHSPではないと発言しています。

 

たとえ4つのうち3つの項目に当てはまっても、1つは当てはまらないとすれば、

HSPではなく「性格的に内向的な人である」という可能性が高くなるそうです。



HSPは病気なのか?

よく混同されてしまいがちなのですが、HSPは発達障害や精神疾患などの病気ではありません。

 

あくまでも、その人が先天的に生まれもった“気質”なので、HSPを治療したり、HSPの気質を変えるようなものではないのです。

 

HSPはあくまでも心理的な概念のことであり、医師から診断書を受け取ることはできません。

 

そのため、HSPでない人にはなかなか理解してもらえず、生きづらさを感じているHSPの方々が多くいらっしゃいます。

 

5人に1人はいる、というHSPの気質を持った人たち。

 

HSPの人たちがどんな気質を持っているのか、どんな場面で生きづらさを感じているのか、

 

HSPの当事者や非HSPの人たち双方の正しい理解があることで、

 

HSPの人たちの感じている生きづらさを緩和することができるかもしれません。

 

また、HSPの人たちは、幼い頃から「人とは違った自分」に違和感を抱いていたこともあり、自己肯定感が低くなりがちです。

 

「みんなが出来ることができない」

 

「みんなが気にしていないことが気になってしまう」

 

という経験から、

 

「こう感じてしまうのは自分がだめだから」

 

と思わされてしまい、自分自身を肯定できなくなってしまうのです。

 

そのため、しんどいことが重なると、時としてうつ病を発症してしまうこともあります。

 

HSPの人たちが自己肯定感を高く持つことができるためにも、より社会の理解が必要でしょう。



HSPとは?繊細な気質は病気なのか?わかりやすくご紹介します おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、「HSP=人一倍敏感な人」の気質について、わかりやすくご紹介しました。

 

HSPの人は生きていく上で困難に直面することの多いものの、その気質の持つ強みを活かせば、誰よりも力を発揮することができます。

 

たとえば、HSPの人がカウンセラーになれば、その高い共感力を生かし、クライアントの気持ちに寄り添ったカウンセリングをすることができるでしょう。

 

また、あらゆる感覚にすぐれているHSPの人たちには芸術的センスが高い傾向にあります。

 

そのため、ライターやクリエイター、アートにかかわる仕事をすることで、HSPの感性を生かすことができます。

 

コツコツとした仕事を得意とするHSPさんは、清掃業などの仕事にも向いています。

 

HSPの気質を正しく理解し、その特性や長所を積極的に生かすことできるのです。

 

もし、あなたがHSPであったとしても、ぜひ、自分にぴったりの仕事やライフスタイルを発見し、楽しく人生を謳歌していただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

error: Content is protected !!