あなたはおへそのケアをちゃんとしていますか?
特に暑いと薄着になる機会も増えますが、
あなたは自信を持っておへそを出すことができるでしょうか?
へそにごまがあって黒ずんでいて恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
「でも、おへそのごまって取ってもいいの?」
「おへそっていじるとお腹が痛くなるとかおばあちゃんに聞いたけど?」
「へそのごまが気になるけれど、怖くて取れない」
などなど、おへそのお掃除に二の足を踏んでいる方も多いと思います。
ただ、へそのごまは放っておけば悪臭を放ちます。
このため、見せる見せないにかかわらず、
安全に掃除ができるのなら掃除をしておきたいところですよね。
どうした?裸のまま突っ立って、何を見ているんだ?
おへそを見ているんだよ。真っ黒で気になるんだ。なんだか嫌な臭いがするし・・・
それはへそのごまの溜め過ぎじゃ。掃除はちゃんとしておるか?へそのごまには細菌がたくさんおるのじゃぞ
放っておいたら炎症になることもあるのじゃ
でも、おへそっていじったらよくないって聞いたことあるよ。お腹が痛くなるから、おへそ触っちゃダメっておばあちゃんが言っていた!
確かにいじりすぎると炎症を起こしたり、お腹が痛くなることもある。しかし、正しい方法で掃除をすれば恐れるに足らん。今回はへそのごまとは何なのか?取り方や掃除をする期間について考えていこうか
へそのごまの正体とは?
あなたは自分のへそに溜まっっていく「ごま」と呼ばれるものの正体をご存知でしょうか。
ごまは、へそに徐々に溜まっていった垢や、
体からはがれた皮膚や皮脂、
着ている服の繊維や空気中に漂うホコリ等が混ざってできています。
つまりへそのごまの正体はゴミといっても過言ではありません。
これらのものに、皮膚に付着している雑菌が混ざり合うと、
強烈なにおいを放つガスが発生します。
このガスこそが、へそのごまの悪臭の正体です。
へそにごまができやすいのは、へそがくぼんでいてさまざまな汚れが入り込みやすいからじゃ。その上、意識して洗うことが少ない場所のため、その汚れは蓄積しがちじゃ。腹部に脂肪が多くへそがふさがりがちな人は、特にへそのごまが溜まりやすい傾向がある
確かに。おへそって掃除しにくいよね。気が付けばごまが溜まっている
だからといって放っておいてはまずい。アメリカの研究者が最近発表したところによると、人間のへそのごまには、約2368種もの細菌が生息しており、しかもそのうち1458種は全く新しい種類の菌なのだそうじゃ
実は体への悪影響はほとんどないため、ごまは必ずしも取り除かなければいけないものではない。ただ、不潔にし過ぎていると、悪臭を発したり、炎症を起こしたりするので要注意じゃ。炎症を起こしている場合、いじると悪化するので、すぐに皮膚科を受診するのじゃ
へそのごま掃除した方がいい?しない方がいい?
ここまででへそを不潔にしておくと危ないことはわかりました。
しかし、へそをいじることに抵抗がある方は多いと思います。
子供の頃にへそをいじると止められたことはありませんか?
それはへそをいじるとお腹が痛くなるからです。
お腹が痛くなる原因は、へその周りには神経が集中しており、
更にへその下には脂肪や筋肉はないため、
直接、腸を刺激してしまう形となり、お腹の痛みに繋がってしまうのです。
ですから、へそのごまを無理に取ろうとする必要はありません。
爪でこすったりすると、おへその中や周囲の皮膚が傷ついてしまい、
場合によっては、へそにできた傷により細菌感染が起こり、
炎症、化膿などにつながるので、絶対にやめましょう。
おへその掃除って抵抗があるな。小さい頃からへそをいじるのはやめておけって言われて育っているんだもの
確かに。子供はへそをあまりいじらない方がいい。へそのごまそのものより、ごまを取ろうとしてへそをいじることの方が、健康上のトラブルにつながりやすいからな
じゃあ、子供の頃にへそをいじらないようにしていたのは正解ってことなんだ
へそはデリケートな部位じゃからの。下手にこすれば炎症が起きてしまう。大人でも手入れをする際は気を使い、やりすぎないように注意しなくてはいけないぞ
へそのごまの取り方は?
では、へそのごまはどのように掃除すれば良いのでしょう?
指で直接触るのは危険です。
オイルなどを使いよくふやかした後、綿棒を使いましょう。
へそをいじると腹痛を起こしやすいので、いじり過ぎてはいけません。
いじり続けると痛みが強くなるので、
腹痛が起きたらへその掃除はやめるようにしましょう。
入浴後、へその汚れがふやけている時、綿棒にベビーオイルやクレンジングオイルなどを浸して、やさしくへその中を湿らすのじゃ。20分ほど待ってから、浮いてきた垢を綿棒でゆっくりと、そーっとからめ取ると良いじゃろう。汚れた綿棒は新しい綿棒に取り換え、垢がなくなるまで数回繰り返すのじゃ
取れないものを無理して取る必要はない。へその奥にあり綿棒が届かない、硬く大きくなっていて取れない、といった状態のへそのゴマはセルフケアでは取り除きにくい。どうしても気になる場合は皮膚科に相談するとよい
硬い物や先のとがった物でへそを掃除するのは厳禁じゃ。へその皮膚は薄いため、刺激で傷ついて炎症を起こしやすい。
またへその傷から細菌が腹膜に感染して腹膜炎を起こすこともある
へそのごま掃除は優しく、そーっと、手短にやることがポイントなんだね
うむ、できればへそのごまは溜まる前に予防することが大事じゃ。お風呂に入ったときにタオルでクルクルとへそを拭いておこう。日頃から清潔にしておけば、へそのごまを溜め込むこともなくなるぞ
予防が大事なんだね。普段のお手入れはどうすればいいの?
風呂でへそを洗う時はゴシゴシこすらなくてもいい。石鹸の泡をつけたタオルでへそのくぼみを2~3回クルクルとなで洗いするだけで十分きれいになる。入浴後にへその水分を拭き取って乾燥させておくのじゃ
へそのごまを掃除する期間はどれくらい?
では、へそのごまはどのくらいの頻度で取り除けばいいのでしょう?
へそのごまを掃除するとよい期間と注意点は以下の通りです。
・あまりやりすぎると炎症を起こす心配もあるので毎日掃除することは控えましょう。
・目に見える範囲にあるごまは約2週間に1回程度の掃除で取り除きましょう。
・へそのごまが溜まることを予防するため、週に2~3回、入浴時にはへそも優しく洗いましょう。
まとめると、週に2~3回、お風呂の際にタオルで拭くこと、そして、約2週間に1度、オイルと綿棒でごまを除去する。以上じゃ
無理をせずに優しくケアすることが大事だね!
へそのごまとは?取り方や掃除する期間はどのくらいが適切なのか? おわりに
いかがでしたでしょうか。
へそのケアが大事なことがよくわかりましたね。
不潔すぎてもいけないけれど、過度なケアも炎症の元ですし、悩ましいところですね。
痛みを感じないように優しく自分のへそを労わってあげて下さい。
掃除したいけど、ばい菌が入ったり化膿するのは嫌だなぁ。ねぇねぇ天狗君、何か安全で痛くないオススメの良いアイテムはないの?
わしが使っているのはこれじゃ。ゴマとりジェルをやわらかい棒につけてクルクル優しく回すだけで驚くほどへそのごまが取れるぞい
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へー良さそうだね、僕も試しに使ってみるよ!よーし。おへそを綺麗にするぞー!
くれぐれも傷を作らないように優しくそーっとケアするのじゃぞ
最後までお読みいただきありがとうございました。