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ヤーキーズ・ドットソンの法則とは?覚醒レベルをわかりやすくご紹介

突然ですが、あなたは学生時代、どのように勉強へ取り組んでいましたか?

 

テスト前からコツコツとできるタイプなら良いかもしれません。

 

でも、なかなか毎日持続した勉強は難しいですよね。

 

学生に限らず、社会に出てからも勉強や仕事で集中しなければならない場面は多くあります。

 

ですがそう都合よく、物事へ集中できれば苦労はしません。

 

そこで今回は、適度なストレスがパフォーマンス上昇に繋がると言われている法則。

 

あの「ヤーキーズ・ドットソンの法則」について解説していきます。

 

誰しも集中したい時に限って上手く集中できない時ありますよね。

 

でもこの法則を知っていれば物事に取り組む環境を整えて、高いパフォーマンスを発揮できるとされています。

 

集中できる方法を知っていれば、今よりもう一歩上にステップアップできるので、ぜひ最後までご覧ください。



ヤーキーズ・ドットソンの法則とは?

まず、ヤーキーズ・ドットソンの法則とは、1908年に心理学者であるロバート・ヤーキーズと、ジョン・ディリンガム・ドットソンが提唱した法則です。

 

よく見ると、最初に提唱した2人の名字が、法則の名前になっています。

 

次に、法則の概要です。

 

簡単にご説明すれば、物事に対する緊張感と集中力(パフォーマンス)は関連している。

 

というものです。

 

緊張感が高ければ、発揮されるパフォーマンスは低くなります。

 

けれど反対に、緊張感が低くても発揮されるパフォーマンスは低くなるのです。

 

具体的に状況を上げてみましょう。

 

たとえば一つのミスも許さない上司に監視されていることを想像してください。

 

あなたは何かを成し遂げなければならない状況で、ミスをせずに遂行できるでしょうか。

 

この状況では過度の緊張で心が乱れてしまいます。

 

集中力も散漫となって普段しないようなミスまでしてしまう。

 

本末転倒となるのが、ほとんどだと思います。

 

逆にどんなミスをしても許される両親の元で、何をしても許されるような状況を想像してください。

 

あなたは物事をきちんと遂行できるでしょうか。

 

この場合は適当にやっても問題ないので、やっぱり集中力は高まりません。

 

人が最も集中力を発揮して最高のパフォーマンスを発揮できるのは、この緊張感が適度にかかっている状態なのです。



ヤーキーズ・ドットソンの法則、覚醒レベルをわかりやすく

パフォーマンスと緊張の関連は、グラフにすると逆Uの字になります。

 

そして掛けられる緊張は3段階に分けられます。

 

高い緊張、低い緊張では集中力が低く、緊張が最適な部分に達した時、人は高い集中力を発揮します。

 

この高い集中力を発揮している部分をよく、ゾーンに入るなどと言われます。

 

ヤーキーズ・ドットソンの法則でかける緊張の程度は?

 

ここまでで、ヤーキーズ・ドットソンの法則を理解していただけたと思います。

 

ではその緊張と集中力のバランスが釣り合うにはどうすればよいかを、解説していきます。

 

まず、高い集中に必要な緊張は、常に一定ではありません。

 

取り組む物事によって、掛ける必要のある緊張は変わってきます。

 

たとえば挑戦する物事が、あなたにとって難しいことだったとします。

 

その場合、できなかったときのペナルティ(緊張やストレス)を低く設定することで、心に余裕を持って物事に取り組むことができます。

 

逆に簡単な物事へ挑戦するときはできる確率が高くて当たり前です。

 

なので、ペナルティ(緊張やストレス)は高く設定して緊張感を高めるのです。

 

難しいことに挑戦するときは、低い緊張(ストレス)を掛けて心に余裕を持ち。

 

簡単なことに挑戦するときは、高い緊張(ストレス)を掛けることで流すように取り組まないことが重要になります。

 

ヤーキーズ・ドットソンの法則でゾーンに入る他の要素は?

適度な緊張感を持って物事に取り組むと、高い集中力が発揮されます。

 

ですが、さらにその集中力を持続させるは、緊張感だけでない要素も必要になってきます。

 

高い集中力を発揮している状態になる要素を、一つずつ解説していきます。

 

適度な緊張感

必要な要素の1つ目はここまでで解説してきた、「適度な緊張感」です。

 

取り組む物事に合わせた緊張感が、高い集中力を生み出します。

 

目標が明確

 

2つ目は、「目標が明確」なことです。

 

どこにたどり着けばゴールかが決まっていないのに、走り続けることは難しいです。

 

明確に何ができるようになるのかを目標にして、取り組むことが集中力の高まりに繋がります。

 

意見を交わせる相手がいる

 

3つ目は「意見を交わせる相手がいる」です。

 

一人で物事に取り組んでいて、わからないことや行き詰まったことを相談できる相手がいれば、より深く集中できます。

 

今を見ている

 

4つ目は「今を見ている」ことです。

 

過去や未来のことを考えずに、今この時に集中して物事に向き合うことが重要です。

 

セルフコントロール

 

5つ目は「セルフコントロール」です。

 

どの程度が自分に合ったストレスなのかを自分が理解している事が大切です。

 

具体的には、自身の感情や疲れなどを理解している必要があります。

 

疲れている時でも一定の成果を上げようとして体調を崩してしまうと元も子もありません。

 

以上の5つが、ゾーンに入る為に必要な要素だと言われています。

 

すべての要素を満たす必要はありませんが、上手く集中できないときはこうした要素を意識して入れてみるのが良いでしょう。



ヤーキーズ・ドットソンの法則とは?覚醒レベルをわかりやすくご紹介 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

コロナ禍で自宅での作業が多くなった昨今、自分の集中力を保つのに苦労している方は多いと思います。

 

そんな時はヤーキーズ・ドットソンの法則も有効に生かし、適度な緊張感を持って物事に取り組んでみてみましょう。

 

ローマは一日にしてならず、今日から一歩上のスキルを習得してみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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