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社内恋愛はコロナ後に禁止になるかも?欧米の例から考察してみる

上司と部下、同期同士など日本ではごく普通に出会いと恋愛の一つとして通っている「社内恋愛」。

コロナ禍において欧米では懲戒処分の対象であることをご存じでしょうか。

 

新型コロナウイルス(以下、コロナ)感染拡大に伴い、大きく変化した働き方。

今後は社内恋愛という日本の常識も非常識になっていくかもしれません。

 

今回は日本の社内恋愛はコロナ後に禁止になるかもしない理由を欧米の例から考察してみました。



欧米で社内恋愛したらどうなる?


欧米の社内恋愛について知る良い例が2018年6月の事例です。

 

あの有名な米インテル社でブライアン・クルザニッチCEOが社員と合意の上での恋愛だったものの、

同社の全管理職に適用される「非交友原則」に違反したことで辞任となったのです。

 

同社の発表によれば、クルザニッチ氏と、ある従業員との間に過去、

合意に基づく“不適切な関係”があったことが発覚。

内部調査を行った結果、同氏の行為が「社内の“non-fraternization policy”(親密な関係を禁じるポリシー)に反することが確認されたため辞任した」とされています。

 

他にも、米外食大手マクドナルドのCEO兼社長スティーブ・イースターブルックも

「従業員と関係を持った」ことで解任されています。

欧米で社内恋愛が禁止の理由は?

両者ともいわゆる不倫やセクハラではなく相手の同意のもとの恋愛ですが、

日本と欧米では「社内恋愛」に対する考え方の違いがあります。

 

何が違うのか見ていきましょう。

○男女間のこじれがセクハラ問題に発展する可能性がある

もちろん法律に違反しているわけではないですが、社内の秩序を乱す恐れがあることから、

特に会社を代表する役員や幹部社員には高い倫理性が求められます。

 

そのため欧米系企業では行動規範や倫理綱領で、

主に管理職は「社内恋愛を禁止」とするところが多いのです。

○人事の公平性が求められる

欧米には多数の人種、民族、文化、宗教、思想を持つ人々が集まっています。

そのため、あらゆる面において、差別をするということは、絶対に許されないため

ビジネスを行う企業は、つねに公平性を維持しなくてはいけません。

 

また、そういった面が、つねに社会の目から見えるような透明性も、あわせて持たなくてはなりません。

 

そこで組織において、しかるべき権限を持つ立場にある人が、部下と“親密な”関係になった場合、

人事考課や業務の割り振りなどにおいて「えこひいき」が起こったり、公平性を疑われる可能性が出てきてしまいます。

 

そのため、仮に社内恋愛が起こった場合、上長へ報告することを義務付けている企業も少なくありません。

 

そして報告を受けた上長は、その後、恋愛関係にある両者を

業務上の利害関係を作らないようにするための異動という形で別々の部署にすることが多いのです。



欧米での社員教育は?

欧米では、全従業員に対して、定期的(多くは年に1回)に、

“ethical guideline(倫理規定)”に関するトレーニングを課すことが多いです。

 

トレーニングの内容は、たとえば「特に親密な関係にある部下に対してえこひいきをしてはいけない」といったものをはじめ、

「年齢、性別、宗教などの理由で採用や昇進を制限してはならない」といった差別に関するもの

接待や贈答品に関するもの、職場の機密に関するものなど、幅広く、

かなりのボリュームのトレーニングを定期的に課すことで、

全従業員にガイドラインを確実に周知させることができます。

 

また、仮にガイドラインに違反するようなことを行った場合に解雇もあり得るということを

きちんと知らしめることも可能になるというわけです。

コロナ感染拡大が続くと日本も社内恋愛禁止になる?

コロナに感染してしまうと健康被害が出て最悪は死に至ることもあり、

自分が無症状でも他人にうつしてしまいます。

 

この前提で企業がコロナ感染拡大を避けるためであれば、

労働者の私生活に踏み込んで、社内規定や服務規律を変える事案もあるようです。

 

特に、セクハラやパワハラなど日本でも問題につながりやすい「社内恋愛禁止」への規定は、

企業内の風紀を維持する目的やセクハラを防ぐ目的にも掲げやすいかもしれません。



「私生活の自由」と「感染拡大防止」両立させる手段は?

欧米のような価値観がない日本に「社内恋愛禁止」を浸透させるのは難しいでしょう。

日本の労働者には「私生活の自由」があり、これは憲法でも人格権として保障されている人権です。

 

とはいえ、コロナ感染拡大が深刻になれば、欧米のように「同居家族ではない人との会食」を禁止したり、「集会への参加」を禁止したりすることだけでなく

恋愛などの「私生活の自由」も制限されることがでてくるかもしれません。

社内恋愛はコロナ後に禁止になるかも?欧米の例から考察してみる まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

日本では社内恋愛は、たとえば不倫との関連やセクシャル・ハラスメントの観点で語られることが多いですよね。

 

一方、欧米では同じ社内恋愛でも個人の問題ではなく企業の問題として考えられているところが大きく異なります。

 

この考え方の違いがあれば、コロナの感染拡大が深刻化しても日本での社内恋愛禁止はないように思えます。

 

しかし、自分が仕事で忙しい時に、社内恋愛していた人を発端に自分がコロナに感染してしまったら・・・

それが同意であったらまだしも、不倫関係であったりしたら・・・

 

やっぱり何か複雑な気分になってしまうのが日本人の性ではないでしょうか。

 

いずれにしても、職場クラスターという言葉があるくらい敏感になっているこの時期、

あなたがもし社内恋愛しているなら気をつけてくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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