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申告所得税及び復興特別所得税とは?年に何回?引き落としはいつ?

あなたは、

 

申告所得税及び復興特別所得税

 

という言葉を聞いたことがありますか?

 

「漢字ばかりで目が滑る…」

 

「確定申告で見たことがある気がするけど、意味までは…」

 

文字の並びから、税が二回も出てくるのだから税金関係である、くらいは

わかりますが、詳しく説明するのは難しいと思います。

 

この申告所得税及び復興特別所得税

 

あの2月から3月ごろに訪れ、頭を悩ませる「確定申告」に深い関わりを持つ言葉なのです。

 

今回はフリーランスとは、切っても切れない関係である確定申告

 

その手続きの一つである申告所得税及び復興特別所得税について、解説していきたいと思います。

 



 

申告所得税及び復興特別所得税とは?

まず、分類するならば、確定申告の関連用語という認識で問題ないです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

最初に、言葉を分解して「申告所得税」から見ていきます。

 

《申告所得税とは》

申告所得税とは、

納税者が得たお金と、
それに掛かる税率を計算し、
自分で所得税を申告すること、

です。

 

そもそも確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの期間に得たお金に、免税などの額を計算して、所得を確定させること、です。

 

その中で、確定した所得に対して発生した所得税を税務署に申告することが、申告所得税なのです。

 

これは申告納税制度とも言われています。

 

申告所得税を行うことによって、税金の払う金額が足りなければ追加して払ったり、払いすぎていれば戻ってきたりします。

 

重要な申請なので、忘れないようにしましょう。

 

では後半部分の、復興特別所得税とは一体何でしょうか?

 

《復興特別所得税とは》

平成25年(2011年)3月11日に発生した、東日本大震災からの復興に使用する財源を得る為のものなのです。

 

まだ記憶に新しい、数メートルを超える津波。

 

街が押し流されてしまい、多くの人が命や住む場所を失った未曾有の大災害。

 

これから繰り返さないためにも、広い範囲で土地の嵩上げや防潮堤の建設が行われています。

 

未曾有の大災害となった東日本大震災からの復興には、他の税とは別に財源を確保しなければならないほど、大規模なものになります。

 

そのための復興特別所得税なのです。

 

この復興特別所得税には期限があり、平成25年分(2011年)~平成49年(2037年)までの期間、所得税とは別に課税されるものになっています。

 

ちなみに、復興特別所得税は、所得金額から税などを差し引いた金額の2.1%となります。

 

所得税と一緒に申請することができるので、名称が申告所得税及び復興特別所得税となっています。

 



 

申告所得税及び復興特別所得税の納税期限は?年に何回?

申告所得税及び復興特別所得税の予定納税期限は、年に2回です。

 

令和3(2021)年度で見てみると

 

予定納税第1期 令和3年8月2日

予定納税第2期 令和3年11月30日

 

となっています。

 

その後、確定申告をして収入を確定し、追税か還付を受けるということになります。

 

余談ですが…こうした申請を期限内にしなかった場合、収める税金にプラスして、所得金額に合わせた罰金が命じられます。(15%~20%)

 

申告期限を過ぎてからの提出は、締切から申告日までの日数分、延滞税(7.3%~14.6%)が課せられてしまうので、必ず行うようにしましょう。

 

申請しない。所得を低く申請する。小さく不正をする。

 

これら全て脱税行為で、見破られます。

 

面倒くさくても、正直に申請するのが一番楽で節税なのかもしれません。

 

申告所得税及び復興特別所得税の引き落としはいつ?

税金の支払いで預金口座を使う場合を、振替納税といいます。

 

振替納税は通常、4月中旬から下旬に引き落としが行われます。

 

令和3(2021)年度の場合、

所得税は令和4(2022)年3月15日
消費税は令和4(2022)年3月31日

までの納税です。

 

振替納税の場合は、

所得税は令和4(2022)年4月21日
消費税は令和4(2022)年4月26日

となっています。

 

振替納税は確定申告の際、同時に申請することができます。

 

一度申請すればその後は振替納税となります。

 

他にも納税にはe-Tax、クレジットカードやコンビニ、金融機関などでも納付することができるので、忘れずに行いましょう。

 



 

申告所得税及び復興特別所得税とは?おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

まず、税金関連は正直、複雑で難しいです。

 

ですが自身で計算をして収めることが義務付けられているので、少しずつ覚えていくのが大切です。

 

疲れたら休憩して、わからないところがあれば税務署に相談してみましょう

 

税務署は無料で税金のプロに相談できるので、どんどん使っていきましょう。

 

税理士に相談すれば個々に適応した節税対策も相談できるので一考の余地ありですが、相談料が掛かるので所得との相談ですね。

 

ちなみに税理士へ確定申告の代行を依頼すると、5万から10万ほど掛かるようです。

 

ここまでお疲れさまでした。

 

この記事があなたの一助になれば幸いです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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