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施工管理技士とは?受験資格や難易度、試験日についてもわかりやすく

あなたは今まで、家を建てたことがありますか?

 

まだ家を建てていない方あなた。

 

いつか将来は自分の家を建てて『一国一城の主』になりたいな、

なんて思っていますか?

もしかしたら中には、自分自身で家を建てたいという夢をお持ち

の方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、そんな家を建てる際に必要な国家資格。

 

施工管理技士についてお話していきます。

 

具体的にどんな資格なのか。

 

そもそもどんな仕事なのか。

 

受験資格や難易度はどのようなものか。

 

試験日までご紹介しますので、是非最後までご覧ください。



施工管理技士とは?

一つの家を建てるまでに、色々な業種の多くの人が集まって作業

をする必要があります。

 

そして、それだけ大勢の人が集まれば当然、それを纏めて作業工程

を指示するリーダーが求められます。

 

そんな要求を満たすのが施工管理技士です。

 

主な仕事は下記4点。

品質管理:依頼主の要望を聞いて品質を保ち、
原価管理:予算内で収まるように施工計画を立て、
工程管理:工事のスケジュールを作成し、
安全管理:実際に工事を行う際は、作業中の安全を確保する為に設備を整える。

 

これらは施工管理技士の四大管理と言われます。

 

これを見ただけでも、仕事内容が多岐に渡ることがわかりますよね。

 

もちろんこれらを一人で行うわけではありません。

 

お金の管理から材料の手配、国の基準に従って建物や人を管理するのが、

施工管理技士の主な仕事になります。

 

そう、一生に一度の家を建てる際に重要な役割を担うのが施工管理技士

 

国家資格となっています。

 

まず、人が住む家を、購入できる予算内で設計しなくてはなりません。

 

次に、多くの人が集まり危険が伴う工事を、いかに安全に進行するか

管理しないといけません。

 

さらに、計画に遅れが出ないように進めるか慎重に見極めていきます。

 

これだけ人の人生、命にも関わる責任重大な仕事であることから、

国家資格になっているのですね。

 

では次に、施工管理技士の資格を得るには、どうすればよいのかを

見ていきましょう。



施工管理技士の受験資格は?

施工管理技士と一口に言っても、実は以下7種類があります。

1建設機械施工管理技士
2土木施工管理技士
3建築施工管理技士
4電気工事施工管理技士
5管工事施工管理技師
6造園施工管理技士
7電気通信施工管理技士

 

それぞれ1級と2級があり、携わる工事の種類によって必要な資格が

異なります。

また、受験内容も1次(学科)と2次(実地)に分かれていて、

それぞれ受験資格も異なります。

 

2級1次は、受験年度に満17歳以上であること

2級2次以降は、各試験に関する実務経験が一定以上であること

 

では、2級の2次以降の受験資格は、具体的にどのようなものなのでしょう。

 

建築施工管理技士を例にして見ていきましょう。

 

《施工管理技士を受験。建築施工管理技士の場合》

 

2級1次試験は、

・17歳以上であれば受けることができます。

 

2級2次試験は以下の実務経験が必要になります。

・大学や専門学校を卒業した「高度専門士」の場合、卒業後1年以上、もしくは1年6ヶ月以上
・短期大学、高等専門学校などを卒業した「専門士」の場合、卒業後2年以上、もしくは3年以上
・最終学歴を問わない場合は、8年以上

 

次に1級の受験資格は以下の実務経験が求められます。

・大学や専門学校を卒業した「高度専門士」の場合、卒業後3年、もしくは4年6ヶ月以上
・短期大学、高等専門学校などを卒業した「専門士」の場合、卒業後5年以上、もしくは7年6ヶ月以上
・最終学歴を問わない場合は、15年以上

 

卒業した学校が指定学科か、それ以外でも必要な実務経験が違います

ので注意が必要です。

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は建築施工管理技士を例にあげましたが、他の資格も同じような

実務経験が必要になります。

 

受験資格を得るためにも、かなりの実務経験が必要になりますね。

 

なので、就職の為に取る資格というより、就職後にキャリアアップ

として習得する資格と言えるでしょう。

 

施工管理技士の難易度は?

受験資格を確認したらいざ受験です。

 

その前にどのくらいの難易度か把握しておきたいところ。

 

まず、2020年度の1級1次合格率を見てみましょう。

 

最低が建設機械施工管理技士の20.3%

最高が土木施工管理技士の60.1%

 

そして、1級2次合格率は、以下の通り。

 

最低が土木施工管理技士の31%

最高が建設機械施工管理技士の80.2%

 

1次と2次で最低と最高が入れ替わっています。

 

また合格率から見て、施工管理技士試験は国家試験の中でも比較的簡単な

部類に入ると言えるでしょう。

 

そもそも受験資格を得るのが難しいので、実務経験が重視される試験

なのです。

 

施工管理技士の試験日は?

受験までの集中力を高めるにあたり、日程を把握しておく必要があります。

 

2級1次試験は年に2回。

 

2級2次、1級試験は年に1回。

 

試験場所は全国で行われます。

 

令和4年(2022年)度の場合を見ていきましょう。

 

《2級技術検定》
 前期
・建設機械:6月19日(1次、2次)
・土木:6月5日
・建築、電気工事:6月12日
・管工事、造園、電気通信:6月5日

 

 後期
・建設機械:翌年1月15日
・土木:10月23日(1次、2次)
・建築、電気工事:11月13日(1次、2次)
・管工事、造園、電気通信:11月20日(1次、2次)

 

《1級技術検定》
 1次
・建設機械:6月19日
・土木:7月3日
・建築、電気工事:6月12日
・管工事、造園、電気通信:9月4日
2次
・建設機械:8月下旬~9月中旬頃
・土木:10月2日
・建築、電気工事:10月16日
・管工事、造園、電気通信:12月4日

 

場所は札幌から沖縄までの約10地区

 

ですが種類や年度によって、日程や試験地は変更となりますのでご注意ください。



施工管理技士とは?受験資格や難易度、試験日についてもわかりやすく おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

施工管理技士の合格率を見ると、試験自体は国家資格の中でも簡単な分類に

見えなくもないですよね。

 

そんなことはありません。

 

実際に国家資格になっているだけあって、受験資格を得るだけでも簡単ではない

のです。

 

しかし取ることができれば、工事には欠かせない資格なので、仕事の選択肢が

広がること間違いなし。

 

現在工事関係のお仕事に就いている、もしくは就きたいと思われている方は、

一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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