ようやく梅雨が明け、青空がまぶしく感じる今日この頃。
風鈴の音色が心地いい季節になりました。
あなたは風鈴で何を思い浮かべますか?
七夕? 浴衣?
御パンダは ほおずき を思い浮かべます。
鮮やかな朱色のほおずき と言えば、、、
今年も7月9日と10日、初夏の到来を告げる風物詩 浅草ほおずき市 が開催されます!!
46,000日分も参拝したのと同等のご利益を授かるとされるこの祭り。
境内には100店を超える様々なお店が立ち並び、2日間で約60万人の人出で賑います。
今回は2018年の浅草ほおずき市に関する情報(日時、場所、アクセス)をご紹介します。
浅草ほおずき市 開催情報
開催日 | 2018年7月9日(月)~10日(火) |
時間 | 本堂 :06:00~20:00 |
ほおずき市 :08:00~21:00頃まで | |
場所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
問合先 | 浅草寺 |
電話 | 03-3842-0181 |
浅草ほおずき市 アクセス (浅草駅が◎)
当日は混み合い駐車場が利用できる場所が限られるため、電車の利用がオススメ!
◎東京メトロ地下鉄 銀座線 or 東武スカイツリーライン【浅草駅】から徒歩8分
◎つくばエクスプレス【浅草駅】から徒歩7分
浅草ほおずき市 なぜ46,000日分のご利益!?
46,000日分のご利益ってフレーズは気になりますよね。
なんたって126年相当ですから!!
たった1回行けば一生分のご利益が得られて幸せな人生を送れるってことです。
ちなみに御パンダの寿命は20年。
6回くらい生まれ変わった未来まで功徳が得られるわけです。\(-ェ-)/|
46,000日分のご利益の由来は室町時代末期。
この頃に功徳日といわれる縁日が設けられました。
功徳とは神仏のめぐみで、御利益のこと。
この功徳日に参拝すると、1,000日分など多くの功徳が得られるとされたのです。
現在の浅草寺の功徳日は7月10日で、46,000日分の功徳があるとされています。
少しでも早く参拝したい人で前日から行列ができるため、9日も縁日としたそうです。
え? 9日の前日から並んだ人はいないのかって?
…しらねーよ。
浅草ほおずき市 起源
このほおずきを中心にした市の起源は、1764〜72年頃に遡ります。
平安時代、源頼朝は負傷兵に朱色のほおずきの実を食べさせ回復を図っていたそうです。
「ほおずきの実を水で丸飲みすれば、
大人はなかなか治らない持病が治り、
子供は腹痛を起こす虫が居なくなる」
とされ、ドラクエの薬草みたいに使われていたんですね。
この薬用のほおずきは、実が青く「千成ほおずき」といいます。
一方、観賞用のほおずきは、実が赤く「丹波ほおずき」といいます。
ほおずき市が始まった頃は、薬用の千成ほおずきが多く売られていました。
医療の発達した現在は、ほとんどが観賞用の丹波ほおずきになっています。
浅草ほおずき市 ほおずきの値段
浅草ほおずき市では100を越えるほおずき屋台が並びます。
価格協定があるため、どのお店で買っても値段は同じ。
ただし、2日目の閉店間際に行くと値引きをしてくれるお店もあるとの噂も。。
【種類と値段】
◎鉢植えと風鈴のセット:2500円
◎枝ほおずき:1000円
◎ひこほおずき:50円
ほおずきを購入した店舗で配送手続きさえすれば、自宅まで届けてくれますよ。
浅草ほおずき市 御朱印(ごしゅいん)
ほおずき市の御朱印は毎年7月9日、10日の2日間限定でしか手に入れることができません。
もはやドラクエのレアアイテム。
ご志納金(ごしのうきん)は300円。
いただける場所は浅草寺本堂から少し離れた影向堂(ようごうどう)です。
繰り返しますが、年たった2日間しか手に入らない御朱印です。
当然、限定という言葉にめっぽう弱い日本人から大人気。
朝8時頃に行っても1時間ほど並ばなければならないとか。
最近では御朱印帳を持って寺社を巡る女性 御朱印ガール が増えているそうです。
女優の永作博美さんや杏さんも集めているとか。
早起きして並んでみたらばったり大物女優と遭遇。
なんて、いきなり46,000日分の功徳の威力を思い知るかもしれません。
浅草ほおずき市 あとがき
江戸時代から長く親しまれてきたほおずき市。
7月9日、10日は是非、足を運んで46,000日分の功徳を授かってみてはいかがでしょうか。
ところで、あなたはほおずきを食べたことがありますか?
食用ほおずきはゴールデンベリーと呼ばれ、スーパーフードとして近年注目されています。
なかでもイノシトールという成分には動脈硬化の予防やアンチエイジングの効果もあるのです。
御パンダも食べてみましたが程よい酸っぱさで美味しい味わいでしたよ。
こちらももし機会があれば是非お試しあれ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。