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京都『時代祭』2018年の日程、コースやアクセスをチェック!

あなたは、京都三大祭の1つ『時代祭』を知っていますか?

 

『名前は知っているけど、なんで時代祭って言うの?』

 

という方も多いのではないでしょうか。

 

京都と言えば、海外からの観光客はもちろん、日本人も大好きな観光地。

 

人気の理由は、全国でも減りつつある『古き良き日本の姿』を残しており、

 

どこか私たち日本人のDNAが落ち着くような地域だからではないでしょうか。

 

時代祭は、そんな歴史ある京都の文化を堪能できるお祭りです。

 

今回はそんな時代祭について、お話ししていきましょう。

 



 

時代祭とは何か?

日本の歴史や文化が今も受け継がれる京都は『千年王城(せんねんおうき)』とも呼ばれます。

 

その京都にて、長い年月で培ってきた伝統工芸技術を、

 

動く歴史風俗絵巻として内外に披露する、

 

それが『時代祭』です。

 

時代祭の特徴は、行列に使われる衣装など。

 

一つ一つが厳密な歴史考証のもとに忠実に再現、製作された『本物に近いリアル』を感じられます。

 

時代祭の行列は約2,000名からなり、約2kmにわたり、

 

その起源は平安京が造営された延歴時代(※)にまで遡ります。

 

まさに太古の行列の雰囲気、そんな京都千年の歴史と伝統を現代の私たちに伝えてくれるのです。

 

(※)延歴時代(えんりゃくじだい)
782年から806年までを指す

 



 

時代祭はいつ?2018年の日程は?

2018年の時代祭は、10月15日(月)〜23日(火)まで行われます。

 

祭り期間中の日程は、以下の通りです。

 

・15日 13:30〜 時代祭宣状祭

・20日  9:00〜 鳳輦(ほうれん)、祭具の蔵出し

・21日 10:00〜 時代祭前日祭

・22日  8:00〜 神幸祭(しんこうさい)

・22日 10:30〜 行在所祭(あんざいしょさい)

・22日 12:00〜 行列進発(ぎょうれつしんぱつ)

・22日 16:00〜 大極殿祭並還幸祭(だいごくでんさいならびにかんこうさい)

・23日 10:00〜 時代祭後日祭

 

以下は、2016年の時代祭の様子です。美しく趣がありますよね!

 



 

時代祭の見どころは?

観覧の見どころは22日12:00からの『行列進発』。

 

ここで有名な明治維新時代から延暦時代まで遡る『動く歴史風俗絵巻』を見ることができます。

 

『行列進発』は悪天候の場合、翌日の23日に順延されますが、

実施か順延かは祭当日の早朝に決定、午前7時には以下の方法で確認できます。

 

・平安神宮ホームページ

・京都市観光協会ホームページ

・京都市観光協会フェイスブック

・京都市観光協会 電話:075ー213ー1717

 

当日早朝の天気を見て判断がつかない場合は、上記の方法でご確認くださいね。

 

因みに、この『行列進発』には毎年、大学生のアルバイトが参加することが恒例となっています。

 

お祭りの時期が近づくと、京都大学、同志社大学、立命館大学といった、

京都市内の大学に求人が出され、多くの若者が集まり、活気に華を添えます。

 

まさに、京都ならではの粋なアルバイトですね。

 



 

時代祭はどこで見る?

22日の『行列進発』は、以下のルートで進行します。

 

京都御所・建礼門前
  ↓
堺町御門
  ↓
烏丸丸太町
  ↓
烏丸御池
  ↓
河原町御池
  ↓
河原町三条
  ↓
三条大橋
  ↓
三条神宮道
  ↓
平安神宮

 

京都御所・建礼門前を出発してから平安神宮に到着するまで約2時間30分かかるのですが、

このコース内に3箇所の有料観覧席が設けられています。

以下、有料観覧席の設置場所と、行列の通過予定時間です。

 

・京都御苑(正午ごろ)

・御池通(午後1時ごろ)

・平安神宮道(午後2時20分ごろ)

 

一般席は全席指定、パンフレット付きで2,050円で、

御池通のみ『英語解説付席』と『時代祭学び席』が設置されます。

 

混雑が予想されるので、余裕をもって行列の先頭通過予定時間の30分前には

観覧席に着けると良いでしょう。

 

また、観覧席での注意点は、以下のとおりです。

 

☆他の観覧客にぶつからないように、日傘の使用と喫煙は全面的に禁止です。

 

☆食事はできますが、他の観覧客の迷惑にならないよう、ゴミは持ち帰りましょう。

 

☆写真撮影の際は他の観覧客の迷惑にならないようにしましょう。

なお、フラッシュ撮影は牛馬が暴走する危険性があるため、控えるようにしましょう。

 

☆車椅子での観覧希望の場合、観覧場所によっては砂利道で進みにくい場合があるため、

京都観光協会までご相談することを推奨します。

(お問合せ先:075ー213ー1717)

 

上記の他にも、行列の見学は先頭から最後までで約2時間なので、

トイレなどはお早めに行かれておくこと良いでしょう。

 



 

時代祭へのアクセスは?

京都御所(行列スタート地点)へのアクセス

☆電車

地下鉄烏丸線 今出川駅から徒歩5~8分ほど

☆バス

烏丸今出川のバス停から徒歩5分ほど

平安神宮(行列ゴール地点)へのアクセス

☆電車

京阪電鉄鴨東線 神宮丸太町駅から徒歩15分ほど

地下鉄東西線 東山駅から徒歩10~13分ほど

☆バス

岡崎公園美術館・平安神宮前のバス停から徒歩3~4分ほど

 

岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前のバス停から徒歩3~4分ほど

 

お車でのアクセスは名神高速京都東ICから7km、約25分です。

 

当日は8万人近い人手が予想されるため、公共交通機関をご利用されることを推奨します。

 

どうしてもお車でのアクセスをご希望の場合、臨時・特設駐車場はありませんので、

少し離れた周辺の有料駐車場をご利用ください。

 



 

時代祭 終わりに

今回は時代祭について掘り下げてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

千年もの間、脈々と受け継がれてきた文化を現代に残す京都は、

 

日本の古き良き原風景を思わせ、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪化粧と、

 

四季それぞれが織りなす光景も加わり、

 

私たち日本人の心を魅了し続けるのかもしれません。

 

なお、同期間である10月22日(月)には

 

京都三大奇祭の一つ『鞍馬の火祭』も行われていますので、こちらも注目です!

 

2018年の秋はぜひ、京都に足を運んでみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

文:星野貴史

 

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