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【熊本県】阿蘇の火振り神事とは?歴史や見所、アクセス情報をご紹介

毎年3月中旬に一日だけ行われる「阿蘇の火振り神事」、あなたはご存知でしょうか?

 

場所は熊本県の北東部、一の宮町にある「阿蘇神社」

 

阿蘇地域では「野焼き」「大火文字焼き」など幾つか火を用いた神事が行われていますが、

 

中でも最も大きいのが「火振り神事」です。

 

火のついたカヤの束がくるくる振り回されることで作り出される輪っかの群れが、

 

幻想的で見応えある非日常の景色を生みます。

 

今回は、そんな「阿蘇の火振り神事」の歴史や見所、

 

アクセス情報を詳しく探っていきたいと思います。



阿蘇の火振り神事の歴史とは?

 

阿蘇神社とは、健磐龍命(たけいわたつのみこと)という

 

この地域の村や田畑を創造したとされる人物を主神としており、

 

古くから肥後国一の宮と称されているほどの神社です。

 

古くから農耕に関した祭事が受け継がれ、

 

今でも季節ごとに五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈ったり、

 

お祝いしたりするお祭りが催されています。

 

その一つとして3月には巳の日から亥の日にかけ1週間にわたって

 

田作祭(たつくりまつり)」が行われています。

 

「阿蘇の火振り神事」はそのお祭りの期間中に催されます。

 

4日目の申の日には早朝から晩にかけ「御前(ごぜ)迎え」が行われます。

 

農業の神様「年祢大神(としねおおかみ)」が結婚相手の姫神をめとるためのお祭りです。

 

「火振り神事」は「御前迎え」のクライマックスに催され、夜の阿蘇神社を鮮やかに彩るのです。

 

言い伝えとして、

 

「年祢大神は毎年田に降りてくる前に新妻を迎え、

 

結婚することによって作物をもたらしてくれる」

 

というものがあります。

 

「火振り神事」はその言い伝えに対して、

 

神事をつかさどる人々がたいまつを振り姫神を迎え入れたことが由来になっているのです。

 

今では、「火振り神事」と含む阿蘇神社を中心として行われる農耕行事全般が

 

「重要無形民俗文化財」にも指定され、古き良き伝統として人々に認められ保護されています。



阿蘇の火振り神事の見所は?

日本三大楼門(ろうもん)」に数えられ、

 

国の重要文化財にも指定されている楼門を前にして催される「火振り神事」。

 

もちろん見て楽しむこともできますが、

 

なんと「火振りを体験」することもできてしまいます。

 

「御前迎え」の日になると、神職の方々によって

 

早朝に阿蘇神社から15kmほど離れた吉松神社にて

 

樫の木で姫神のご神体(神木)を作り、阿蘇神社へ運びます。

 

道中、嫁入り前の禊や化粧の儀を行い準備が整えられ、

 

夕方に阿蘇神社に到着します。

 

「火振り神事」は姫神の到着を歓迎するとともに、

 

「年祢大神」への残りの道を明るく照らし結婚をお祝いするという意味があるのです。

 

「神様の結婚をお祝いしながら、火のついた松明を回す」

 

不思議な体験ですが、参道いっぱいに広がる火の輪っかによって作り出される

 

幻想的で神秘的な雰囲気は「火振り神事」でしか味わえないでしょう。

 

火振り体験は午後7時ごろから行われますので、ぜひご参加してみてはいかがでしょうか。

 

以下は2015年の様子です。幻想的で行ってみたくなりますね!



阿蘇の火振り神事へのアクセスは?

「阿蘇の火振り神事」の行われる阿蘇神社へのアクセスは電車・バス・車の3種類があります。

 

電車をご利用の場合

最寄り駅はJR豊肥本線の「宮地駅」です。

駅から徒歩約15分。

※現在、災害の影響により豊肥本線の肥後大津~阿蘇間は運転が行われていません。ですので熊本方面から来られる方はバスを利用するのが便利です。(復旧状況など、詳しくはJRのホームページをご覧ください。)

 

バスをご利用の場合

最寄りは産交バス「阿蘇神社前」です。

下車後、徒歩約2分。

 

お車をご利用の場合

熊本I.C.を降り、国道57号線にかけ約1時間10分。

 

境内に隣接して駐車場がございます。

 

バス4台 普通車70台(無料)

※隣接した場所に市営駐車場70台(有料)



阿蘇の火振り神事とは? おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

今回は「阿蘇の火振り神事」の歴史や見所、アクセス情報について探ってきました。

 

2019年1月現在、阿蘇神社は熊本地震の影響による被害の復旧が進められています

 

「肥後一の宮」として昔から多くの人々から敬われてきた神社、

 

伝統ある建物やお祭りが、1日も早く元の姿を取り戻すことを祈るばかりです。

 

季節の風物詩ともいえる「火振り神事」には、

 

伝統的な神様をお祝いするという意味合いもありながら、

 

当然ですが、復興を願う人々の願いも込められています

 

あなたも是非一度訪れて歴史を感じてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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