あなたは、毎年10月に京都で開催される「鞍馬の火祭」をご存知ですか?
「鞍馬の火祭」は京都三大奇祭(※)の1つで、平安時代の940年から続く非常に伝統的なお祭りです。
940年当時に大地震や争いごとが頻発したため、それを鎮めるため由岐神社を平安京から鞍馬の地に移転させたことが始まりという説が有力と言われています。
移転の際の行列は1kmにも及んだと言われており、その様子を当時の住民が「お祭り」という形で残したのが、現在の「鞍馬の火祭」です。
今回は、そんな「鞍馬の火祭」の日程やアクセス、当日の宿泊先に関しての情報をご紹介します。
当サイトでは2018年も鞍馬の火祭を特集していますので是非ご覧くださいね。
(※)京都三大奇祭
今宮やすらい祭(いまみややすらいまつり)
太秦の牛祭(うずまさのうしまつり)
鞍馬の火祭(くらまのひまつり)
鞍馬の火祭 2019年の日程は?
2019年の「鞍馬の火祭」は、以下の日程で開催されます。
日時:2019年10月22日(火) 18:00頃〜 雨天決行
場所:由岐神社(京都府京都市左京区鞍馬本町1073)
2018年は台風の影響で30年ぶりの中止になったしな。
主となる当日の流れは以下のとおりです。
・18:00
集落各所に松明(たいまつ)が点火され、それを担いだ子供による練り歩きが始まります。
・20:00
鞍馬寺山門前を目指して大松明が準備され、松明が集まり次第、各松明は山門前の石段の下に焼き捨てられます。
その後、神社から八所大明神と由岐大明神それぞれの神輿が参道を下り、地区を練り歩きながら御旅所へ向かいます。
・0:00
神輿が集落内を練り歩いた後は、御旅所に安置され、神楽の奉納が行われます。
・2:00
「還幸祭」が行われ、神輿が神社に戻され、全ての祭事が終了となります。
そりゃ奇祭って言われるわ…。
しかも、その時に網を引く女性にも安産のご利益があるそうだから、とても大事な儀式なんだよ。
鞍馬の火祭へのアクセスは?
鞍馬の火祭へのアクセスは、以下のとおりです。
☆電車の場合
比叡電鉄鞍馬線 鞍馬駅より徒歩で約10分
☆お車の場合
名神高速道路京都東I.C.から約40分
当日は15時〜翌2時まで交通規制があるため、公共交通機関を使われるのがベターです。
どうしてもお車をご利用の場合、会場最寄り駅となる比叡電鉄鞍馬駅以外の駅周辺で、有料駐車場をご利用することをオススメします。
鞍馬の火祭へお越しの際のオススメ宿泊先は?
そこで、最後まで見届けたいあなたの為に、当日の宿泊先の情報をお伝えします。
☆くらま温泉
京都府京都市左京区鞍馬本町520
☆元祖川床の宿 貴船ふじや
京都府京都市左京区鞍馬貴船町40
☆料理旅館 右源太
京都府京都市左京区鞍馬貴船町76
鞍馬の火祭 おわりに
いかがでいたでしょうか、今回は「鞍馬の火祭」の日程やアクセス、当日の宿泊先に関しての情報をご紹介してきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。