あなたは「プログラマー」ですか?
はいはい、失礼しました。
でも今回は、プログラマーの方にお送りする、資格のお話です。
資格のことは言ってなかったな?
はい、プログラマーになるだけなら、資格は必要ありません。
もっと言うなら、資格を取らなくてもプログラマーとしてやっていけます。
さらに言うなら、業務に直接関係するIT資格って、あまりありません。
・・・でも資格を取ったら、オイシイことがあるかもしれませんよ?
残念ですが食べ物は当たりませんが、
会社によっては「資格手当」が月々のお給料に追加されたり、
興味のある仕事にかかわることができるかもしれません!
という訳で、今回はプログラマーにおすすめの資格についてご紹介します!
プログラマーにオススメの資格は?難易度別にご紹介!初級編
まずは、プログラマーになったからには取得しておきたい資格をご紹介しましょう。
未経験からプログラマーを目指す場合にも、知識のベースとして身に着けておきたいですね。
ITパスポート
プログラミング言語系の資格ではありませんが、
技術者として働いていく上で最初に取得しておきたい資格です。
経済産業省が認定する国家資格で、IT全体の知識はもちろんのこと、
- 企業活動
- 経営戦略
- 会計
- 法務
などエンジニアとして知っておくべき関連知識も試験範囲となっています。
特に
- 情報セキュリティ
- 情報モラル
などは、最低限知っておくべき内容でしょう。
C言語プログラミング能力認定試験
学習すべきプログラミング言語として、1番に挙げられるC言語。
ただし独学では難しいとも評判のC言語ですが、この試験は比較的合格率も高く、
プログラミングに必要な論理的思考を取得できる資格です。
この資格を勉強しておくと、他言語にも共通して使える知識が身に付くでしょう。
Javaプログラミング能力認定試験
こちらもC言語と並び、取り合えず学んで損はしない言語、Javaの試験です。
3級からステップアップすれば、就職時のアピールにも使えるでしょう。
特に3級は、独学で書籍を熟読し、過去問題集で確認すれば合格可能なレベルです。
プログラマーにオススメの資格は?難易度別にご紹介!中級編
ここからは実際にプログラマーとして経験を積んだ方におすすめの資格です。
基本情報技術者試験
経済産業省の国家試験で、
情報処理技術者として一定の知識や技能があることを認定しています。
情報セキュリティ、ネットワークやデータベースなどの基本的知識や技能、
さらには実践的な活用能力を身に付けることができます。
「基本」と名がついていますが、決して簡単な試験ではありません。
合格率は30%弱。
受験料の負担をしてくれたり、合格したら資格手当を出してくれる企業が多いです。
全ての言語に共通して通用する資格です!
Linux認定資格者試験
こちらは言語ではなく、LinuxというOSを駆使するための技術を問う試験です。
Level1から3までありますが、
初心者向けのLevel1でもそれなりの勉強量が必要です。
参考書もありますが、時々誤記載があるのが困りもので・・・
オンラインで受験できるのが便利です。
特に「組み込み」と呼ばれる分野の開発を行う場合におすすめです。
PHP技術者認定試験
PHPは主にサイト構築に使われる言語で、
コンパイルの必要がないテキストで動く言語なので、独学にも適しています。
この試験で得た知識で自分でサイト運営すれば、就職時のアピールポイントにも使えるかも!
副業としても自宅で組めるWeb言語として、PHPはおすすめです。
PHPにもバージョンがあるので注意してください。
プログラマーにオススメの資格は?難易度別にご紹介!上級編
ここからはさらにベテランプログラマー、スーパープログラマーを目指す方の試験です。
高度情報試験技術者試験
IPA情報処理推進機構が提供する、高度技術者試験です。
内容は多岐に渡り、一部試験は「応用情報技術者試験」合格者は免除されます。
合格率はどの科目も10%前後と、なかなか手ごたえのある試験ではあります。
しかし企業からの還元率も悪くなく、
ちょっとした副業をしたのと同じくらいの手当がもらえることも!
試験は春期と秋期の2回、科目によっては年1回の受験チャンスしかありませんので、
十分に勉強して挑んでください。
できれば試験の習慣を忘れていない20代のうちに取得しておきたいところですね。
ORACLE MASTER Platinum
データベースに興味のある方は是非極めてほしいOracle。
簡単な方から
- 「Bronze(ブロンズ)」
- 「Silver(シルバー)」
- 「Gold(ゴールド)」
- 「Platinum(プラチナ)」
の4つがあります。
ステップアップ型の資格となっているため、上位の資格をいきなり受験することはできません。
まずは下位の資格から順番に取得していく必要があります。
また資格には対応するバージョンがあり、
Olacleのバージョンアップに従って移行試験を受ける必要があります。
データベースに生涯をささげる覚悟がある方におすすめです。
プログラマーにオススメの資格は?難易度別にご紹介! おわりに
いかがでしたでしょうか。
プログラマーで居るために資格を取るのは必須ではありませんが、
資格手当や新しい知識を得るチャンスでもあります。
業務がちょっと楽になった時にでも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。