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口臭とは?原因別の対策やオススメの口臭チェッカーをご紹介

あなたは『口臭』が気になったことはありませんか?

 

ご自身の口臭であったり、相手のものであったり、

 

誰しも一度は気になった経験があるのではないでしょうか。

 

2019年に各都道府県100人ずつ計4700人に行われたアンケート調査では、

 

自身の口臭が気になったことがある人は、実に日本人の9割(90.6%)もいるとか。

 

相手の口臭が気になった時はいつかを尋ねると、

 

「仕事の打ち合わせをしているとき」(69.6%が最も多く、

 

日本人の約7割が仕事中の口臭問題に直面しているという結果が出ています。

 

今回は恐らく誰もが気になる『口臭』について深堀していこうと思います。

 

口臭とは?原因は何?

まず、大前提ですが、口臭がないという人はいません

 

口臭とは、本人やまわりの人が不快に感じる呼気の臭いです。

 

そして、この口臭には種類があります。

 

真性口臭症

 

原因は様々ですが、実際に口臭が発生していると客観的数値的に判断される症状です。

 

原因にも種類があります。

 

① 生理的口臭

(1)舌苔(ぜったい)

 

舌の苔とかいてぜったい。もう読んで字がごとくですが、舌苔とは舌に付着した白っぽい汚れのことで、舌の皮に食べかすや細菌、粘膜のかすがついているもののことです。実は生理的口臭の原因はこれが6割です。

細菌が食べかすや粘膜のかすなどのたんぱく質を分解するとガスを出すのですが、このガスがとても臭いのです。

口臭の素となるガスには主に次のような種類があります。

メチルメルカプタン :たまねぎが腐ったようなニオイ

硫化水素 :卵が腐ったようなニオイ

ジメチルサルファイド :キャベツが腐ったようなニオイ

特にメチルメルカプタンはニオイがきつく、口臭検査の評価の指標となっています。

 

(2)唾液不足による口内の乾燥

 

これは身に覚えがある人もいるのではないでしょうか。

例えば朝起きた時口の中はねばねばして臭い…これは唾液が不足しており、口内が乾燥しているからです。

唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、「噛む」「話す」など口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。
唾液が減り、口の中が乾燥すると、口の中で細菌が増え、たんぱく質を分解して前述のガスを発生させるのです。

また、お腹が減ったときや、緊張した時、疲れた時にも唾液は減少しがちですので注意しておきましょう。

 

(3)ホルモンの変調

これは女性に多いのですが、例えば生理・妊娠・思春期・更年期など女性ホルモンが変調するときも口臭が強くなることがわかっています。

このメカニズムについて、まだ詳しいことは判明していないのですが、精神的に不安定になりやすいなど唾液の分泌が減る、唾液が濃
くなるなどが原因であると考えられています。

 

(4)嗜好物・飲食物由来

 

前回の記事にて紹介していますが、食べ物や飲み物由来の口臭があることはもうご存知でしょう。そう、わかりやすいところで言えばにんにくなど・・・

② 病的口臭

 

病的口臭とは、何か病気があってその病気が原因で口臭が生じているもの

 

そのため基本的にはその病気に対して治療が必要となります。

 

口に原因がある病気として、

 

  • 歯周病
  • 虫歯
  • 口内炎
  • 悪性腫瘍(がん)

 

などが挙げられます。

 

実は口臭の原因の1位は舌苔でしたが、その次に挙げられるのは歯周病です。

 

歯周病によって口の中に蓄積されている歯垢(プラーク)も、

 

舌苔と同じように、多くの細菌とタンパク質の集まりです。

 

さらに炎症が起こっており、多量のタンパク質が細菌に分解されてとても強い口臭が発生します。

 

また、口ではなく、全身に原因があるものとして挙げられる病気として、

 

  • 糖尿病(アセトン臭)
  • 肝疾患(アミン臭)
  • 腎疾患(アンモニア臭)

 

などが挙げられ、これらはセルフケアではどうにもなりません

 

ですので、あまりに口臭が気になるという方にはまず歯科医にかかることをお勧めします

 

仮性口臭症

 

本人は口臭がすると訴えるものの、

 

科学的数的に診て、社会的容認限度を超える口臭が認められない状態で、

 

なおかつ、そのことを患者さんに伝えて納得してもらい

 

改善が期待できるものをこのように定義づけています。

 

口臭恐怖症

 

科学的数的に口臭がないと証明しても、

 

本人から口臭があるという訴えが一向に改善しないものを指します。

 

一般的には心療内科にご紹介するものが多いです。

 

では、これらの口臭についてできる対策はあるのでしょうか。

 

口臭とは?原因別の対策は?

対策について原因別にみてみましょう。

 

(1) 舌苔(ぜったい)

 

舌の掃除は、

 

  • 朝食後
  • 歯磨き前

 

に行いましょう。

 

なぜなら舌ブラシで落とした舌苔は、口腔内に飛び散る場合があります。

 

そしてその飛び散った舌苔は、うがい程度では落ちないため、

 

舌の掃除の後には歯磨きをする必要があるのです。

 

そして舌のお掃除をする際には舌ブラシを使うことをお勧めします。

なぜなら歯ブラシで舌掃除を行うと、

 

力をかけすぎて舌に傷がつく可能性が高くなるからです。

 

簡単にやり方をご紹介させていただきます。

 

  1. 鏡を見ながら大きく口を開けてべーをして奥から手前へブラシを軽い力でおろす
  2. 1回ごとにブラシを洗い、10回くらい擦った後、通常の歯ブラシを行う

 

舌掃除については奥が深いので、後日、詳しく記事を挙げたいと思います。

 

(2) 唾液不足による口内の乾燥

 

唾液が不足しているな、と感じた時に行ってほしいのが、唾液の分泌を促す唾液腺マッサージです。

両手の親指をあごの下にあて、グーっと押し込むと唾液がたくさん出るポイントがあります。

そちらを探し当てるため、あごの下から首の間のいろいろなところを押してみてください。

また、寝起きの時におすすめしたいのは舌で頬の裏を舐めて刺激してあげるのも有効です。

 

(3) ホルモンの変調

 

 

これについてはメカニズムがまだ判明していないため、難しいところです。
しっかりとした睡眠をとって、心穏やかに生活できるといいですね。

 

(4) 嗜好物・飲食物由来

 

こちらは食べた後の歯磨き、うがいに努めることでしょうか。
また、水を飲んで口内を潤すのも有効です。

 

(5) 病的口臭

 

これはもう治療しかありません。口臭から発覚する病もあるかと思います。

口臭が気になる時にはまずは歯科医へ行かれることをお勧めします。

 

口臭とは?オススメの口臭チェッカーをご紹介

口臭チェッカーも様々なメーカーから出ていて、お値段もピンからキリまで種類があります。

 

また、ニオイの原因とされるガスにも種類があるため、検出が外れていると感じられる方がいるのも事実です。

 

しかし、外出中やお仕事の前、デートの前など客観的に確認して安心を得たいと思われる方が多いのも事実。

 

そんなときに使い勝手のいい口臭チェッカーを3つ紹介します。

 

タニタ ブレスチェッカー グレー EB-100 GY


こちらのいいところは携帯しやすいコンパクトサイズで、なおかつ、さり気なく測定できる消音設計であることです。結果は0~5レベルの6段階で、3つのLEDランプの点灯・点滅でお知らせしてくれ、バイブレーションで測定完了を知らせてくれます。

タニタ ブレスチェッカー ホワイト HC-150SWH(ホワイト)



こちらもタニタの製品で、携帯に便利なペン型のスリムタイプです。
息を吹きかけるだけで測定できる、簡単操作です。測定結果を6段階の数値とイラストで瞬時にわかりやすく判定してくれます。

コニカミノルタ 世界初ニオイ見える化チェッカー Kunkun body(クンクン ボディ)


こちらは前出の2つよりもお値段は張りますが、口臭だけでなく、「くち」「あたま」「耳のうしろ」「わき」「あし」の中から、ニオイを測りたいポイントを選択することができます。

また、ニオイの強さを100段階の数値とグラフで示してくれ、体臭については加齢臭・ミドル脂臭・汗臭の総合的な強さを、数値とグラフで示してくれるという大変わかりやすいものです。

アプリのダウンロードや利用登録は必要となりますが、大変わかりやすいのではないでしょうか。

口臭とは?原因別の対策やオススメの口臭チェッカーをご紹介 まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

口臭の原因はなんとなくわかっていたけれど・・・

 

というあなたもある程度は原因が見えてきたのでは?

 

原因がわかれば対策を講じられます。

 

自分がどれくらいの口臭か、数値的に知りたいあなた。

 

さっそく口臭チェッカーを活用してみてくださいね。

 

ただ、あまり気にしすぎても息苦しい世の中になってしまいますので、

 

エチケットとして自然にみんなが気を付けていけるような世の中にしたいところです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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