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聞き上手になるには?自分の話をしない?さしすせそのメリットを紹介

あなたは、相手の話をしっかり聞けていますか?

 

うわの空で聞いてたり、ついついスマホを見てしまったりして、相手が

なんだか不機嫌そうになってしまい、不安になったことはありませんか?

 

近年では大企業を中心に「傾聴スキル」の講習会もあるほど、

「聞き上手になりたい!」という人は多いです。

 

でも、具体的にどうすればいいのでしょうか。

 

「自分の話をしない方がいいのかな?」

「誰かが『さしすせそ』が大切って言ってたけど何だそれ」

という方のために今回は、聞き上手になるための方法や、『さしすせそ』

のメリットをご紹介しますので、詳しく見ていきましょう!

 



 

聞き上手になるには?自分の話をしないほうがいいの?

■聞き上手になるには?

 

●「相手の目を見て、話を聞く」

 

人間は、話をしっかり聞いてくれる人へ話しかけたい傾向があります。

 

あなたも相手が自分の話をしっかり聞いてくれているのかどうか、目を

見ればわかるはずです。

 

あなた自身も相手の話を聞くときは、しっかりと目を合わせることで、

話を真剣に聞こうとしていることが伝えられます。

 

例えば友人から相談を切り出された場合、いじっていたスマホや本を

バッグにしまって、しっかりと目を見て聞いてあげましょう。

 

「あ、本気で相談に乗ってくれてるんだ」と、相手も心を開いて話し

やすくなります。

 

●「適度に相槌をうつ」

聞き手が会話のリズムを作ってあげることで、話し手は気持ちよく話す

ことができます。

 

黙って微動だにせず相手の話を聞くと相手は委縮してしまいますので、

やわらかく適度に相槌をうって、話しやすい雰囲気を作りましょう。

 

相槌の方法は、のちに紹介する『さしすせそ』がオススメです。

 

●「相手が言葉に詰まっても、せかさない」

 

相手が言葉に詰まっても、せかさずに待ってあげましょう。

 

聞き手がゆったりとした態度で、話し手の言葉を待ってあげると、

安心感が生まれます。

 

「この人になら、のびのびと話せるな」と印象づけることが重要です。

 

相手がどうしても言葉に詰まっている場合は、助け舟を出してサポート

しましょう。

 

その際は、

「なるほど、○○ということですか?」

などと、オウム返しでもよいので間を作り、優しい口調で助け舟を出して

あげると、相手も嫌気がささずに、話を続けることができます。

 

やってはいけないのは上から目線で、

「あー、それって〇〇ってことでしょ」

「そんなの〇〇すればいいじゃん」

といった口調です。

 

●「話の内容に、テンションを合わせる」

聞き手に共感してもらえると、話し手は嬉しいものです。

 

うれしい話なら笑顔で、悲しい話なら悲しそうに。共感すること

話し手は、「興味を持って聞いてもらえてる」と安心できます。

 

喜びを倍に、悲しみを半分にを心がけましょう。

 

●「否定から入らない」

 

自分の意見をすぐ否定してくる人に、積極的に話しかけたい人は

いないでしょう。

 

聞き上手になるには、相手の発言を基本的に肯定してあげるのが

ルールです。

 

たとえ相手の発言に疑問を感じても、まずは共感することが大切です。

 

「確かにそうですね。その場合○○はどう対応しますか?」などと、

軽く指摘する程度なら、相手も不快にならずに続けられます。

 

絶対に避けたいのは

「いや、それって〇〇ってことでしょ?」

「だからそれって〇〇ってことでしょ?」

と、相手の言った言葉を矮小化しないようにしましょう。

 

●「求められたらアドバイスをする」

相談を受け、「ひょっとして、アドバイスがほしいのかな」と思い、

自分の意見をガンガン言ったら相談されなくなってしまった。

 

なんて話は心当たりがあるのではないでしょうか。

 

悩みごとやグチの大半は、聞き手に共感してもらいたいから話すものです。

 

相手からアドバイスを求められたら応じるべきですが、あなたのアドバイス

で相手の人生の悩みが解決するなんてほとんどありません。

 

おこがましい限りです。

 

アドバイスは最小限に、共感することに重きをおいて、話を聞くことに集中

しましょう。

 

●「オウム返しを利用する」

 

相手に理解や共感を示したい場合は、オウム返しを利用するのがオススメです。

 

オウム返しとは、相手の話す内容を繰り返したり、要約したりして返答する

テクニックです。

 

使い始めはぎこちないかもしれませんが、使っていくうちに上手くなるので、

積極的に会話に取り入れてみましょう。

 

活用することで、しっかり話を聞いていると話し手に感じてもらえます。

 

●「先回りして質問する」

相手の話したいことを先回りして質問してあげると、会話が弾み、途切れ

にくくなります。

 

例えば「先週行ってきた遊園地、すごく楽しかったよ!」と言われた場合、

相手は、遊園地の話を展開していきたいことがわかりますよね。

 

相手の次の言葉を待ってもいいですが、こちらから「どの乗り物が一番よかった?」

といった質問を投げかけてあげると、相手に自分の関心度を示すことができます。

 

話の内容を掘り下げる質問ができれば、相手に「またこの人と話したいな」と思わせる

ことができるでしょう。

 

■自分の話をしない方がいいの?

 

相手がこれから話そうとしているのに、「なんでも自分の話に持っていってしまう人」

は意外と多いのではないでしょうか。

 

人間は自分が一番大好きです。

 

どうしても「自分のことも話したい」という気持ちが、先走ってしまうのも分かります。

 

しかしここは、相手の話を奪ってしまわないよう、意識的に自分の話にブレーキをかけましょう。

 

「まずは相手の話を聞いてから」が会話のルールです。

 

『さしすせそ』とは?メリットは?

『さしすせそ』は、相手の承認欲求、自己重要感、自己肯定欲求(自己是認欲求)、

つまり、「自分を認めて欲しいという人間の自然な欲求」を、満たすことができる相槌です。

 

人間は、これらの欲求を満たしてくれる相手に好感を持ちやすいので、好感度が

上がり、相手との関係性が深まります。

 

●さ:「さすがですね!」

「さすがですね」とは、あなたは相手を既に深く認めているところがスタート地点で、

「さすが」と更にすごいことをした特別感に浸らせることができます。

 

実際「すごいですね!」と褒められるよりも、うれしい言葉だと思いませんか。

 

「さすが」とは、相手の承認欲求を満たすことができる最上級の誉め言葉なのです。

 

●し:「知らなかったです!」「信じられない!」「実力ですね!」

 

これはあなたが知らないこと、信じられないレベルのことを、相手がしていると

称える言葉です。

 

相手にとって自信につながり、あなたより優位に立っていると感じさせることが

できます。

 

また、環境や運ではなく「実力」を褒めることで、相手の自己肯定欲求を満たす

ことができます。

 

●す:「すごいですね!」「素晴らしい!」「素敵ですね!」

 

どれも相手を褒める、使い勝手のいい相槌で、「さすが」には劣るものの、「さすが」

がわざとらしくなる関係の人にさらっと使うのが有効です。

 

ありきたりな褒め言葉でも、言われた側はうれしいものですよ!

 

●せ:「センスがいいですね!」

 

例えば「素敵な帽子ですね」と褒められるよりも、「そんな素敵な帽子を持っている

なんて、センスがいいですね!」と、具体的にセンスを褒められる方がうれしいですよね。

 

帽子を誉めても、その場にいない帽子のデザイナーは喜びますが、帽子を選んだ相手

のセンスを誉めれば相手が喜ぶでしょう。

 

また、「センスがいい」という言葉は、「おしゃれ」、「カワイイ」「カッコイイ」

とも言いかえることができるので覚えておきましょう。

 

悪い気はしないですよね。

 

●そ:「そうですね!」「そういうことだったんですね!」

 

「そうですね」という相槌は、相手の話を認めるものです。

 

相手が自分の話をしっかり聞いてくれている、理解してくれていると感じると、

安心して話を続けることができます。

 

どれも、使い勝手のいい単語です。

 

「なんかありきたりで嫌だ」という方は、

 

上記の『さしすせそ』から発展させた言葉も、覚えておくと良いでしょう。

 



 

聞き上手になるには?自分の話をしない?さしすせそのメリットを紹介 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、聞き上手になるための方法や、『さしすせそ』のメリットをご紹介

しましたが、相手から見て「話しかけやすい見た目」「雰囲気」も大切です。

 

あなたにとって話しかけやすいのはどんな人でしょうか。

 

ご紹介したテクニックを活用するとともに、清潔な見た目や誠実な雰囲気を

醸し出しつつ、聞き上手になって人から慕われるようになっていきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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