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HbA1cとは?年齢別の基準値は?上がったら?どう下げるの?

あなたは普段、健康をどのくらい意識していますか?

 

  • 血糖値
  • 心血管疾患
  • 糖尿病

etc..

 

なんだか文字を見るだけで、恐怖を感じる人が多いのではないでしょうか?

 

まず、コロナ禍になってから、一日の唯一の運動の機会であった通勤も少なくなりました。

 

そして、外出やスポーツをする機会も大幅に減りました。

 

確かに、免疫力を高めないとと、健康に気を使うようにはなりました。

 

しかし、具体的になにをどうすればよいのか、イマイチわからない人の方が多いのではないでしょうか。

 

そんなあなたへ。

 

一つの解として、今回は『HbA1c(ヘモグロビンA1c)』について考察していきます。

 

HbA1cは、年齢を重ねるごとに気になる心血管疾患や血糖値、さらには糖尿病と深い関わりを持ちます。

 

つまり、先人たちの築き上げた人類の英知で、知っておくべき基準と言えるでしょう。

 

ぜひ、最後までご覧くださいね。



HbA1c(ヘモグロビンA1c)とは?

まず、HbA1c(ヘモグロビンA1c)とは、血液検査などでわかる検査値のことを指します。

 

ここでは、HbA1c(ヘモグロビンA1c)を検査する方法からお話しします。

 

はじめに、思い浮かべてほしいのが私達が吸い込む酸素。

 

この酸素を体中の細胞に送る役割を持つ細胞を「ヘモグロビン」と呼びます。

 

そのヘモグロビンが血液中にあるブドウ糖と結合すると「糖化ヘモグロビン」になります。

 

この「ヘモグロビン」と「糖化ヘモグロビン」の量を血液検査で調べます。

 

そして、「ヘモグロビン(総量)」の中に、どのくらいの「糖化ヘモグロビン」があるか。

 

これの割合を調べた数値(%)が、「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」なのです。

 

そして、糖化ヘモグロビンの恐ろしいところは、一度糖化してしまうと、元に戻りません

 

この元に戻らない期間は、細胞の寿命(およそ120日間)が尽きるまでです。

 

つまり、血液検査でわかる「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」の値は、過去1ヶ月から2ヶ月の平均値となります。

 

このため、検査前に1週間くらい食事制限や運動をして、一時的に血糖値は下げても誤魔化せないのです。

 

これは、「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」の改善は、長期的に取り組む必要があることを表しています。

 

HbA1c(ヘモグロビンA1c)の年齢別基準値は?

次に、「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」の基準値を見ていきましょう。

 

最近の健康診断の血液検査結果をお持ちのあなた。

 

是非お手元に置いて見比べてみてください。

 

「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」の基準値は、4.6~6.2%です。

 

そして目標値は5.5%以下。

 

より具体的に年齢別で見ていきましょう。

 

年齢 HbA1c値
20~29歳 5.3%
30~39歳 5.4%
40~49歳 5.5%
50~59歳 5.8%
60~69歳 5.9%
70歳以上 6%

 

あなたはどうでしょうか?

 

「うむ、なるほど、目安の数値はわかった」

 

「けど、HbA1cが上がってくるとどんな影響がでてくるの」

 

では、「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」が上がるとどうなるか見ていきましょう。

 

まず、危険です。

 

何が危険なのか。

 

次の項目で解説させていただきます。



HbA1c(ヘモグロビンA1c)が高いと、どうなるの?

HbA1c(ヘモグロビンA1c)が高い人の多くは、『糖尿病』になります。

 

7大生活習慣病と言われる、糖尿病。

 

さすがに一度は耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

 

HbA1cの値が6.5%を超えると糖尿病となります。

 

そして、7%を超えると命の危険が及ぶ恐ろしい病気です。

 

そこまでは行かずとも、HbA1cの値が5.6%を超えている方は注意した方が良い目安とされています。

 

また、糖尿病の恐ろしいところは合併症もそうですが、初期症状がほとんどないこと

 

血液検査でHbA1cの値が高いと言われて初めて、自分が糖尿病に近いことを知る人が多いのです。

 

そして初期症状、自覚症状がないため放っておいてしまう人も多いのです。

 

つまり、気がつけば糖尿病、糖尿病の合併症になっていた方も少なくありません。

 

健康診断などでHbA1cの値が高いと診断された日から、必ずお医者さんと相談して治療を始めましょう。

 

HbA1c(ヘモグロビンA1c)を下げるには、どうすればいいの?

最も効果的なのは、食事療法です。

 

医食同源とは昔から言われていますが、まさにその通りで。

 

  • 飲み物は水や茶などのゼロカロリーのものにする
  • 菓子パンやラーメンのみなど主食だけの食事はしない
  • 野菜を毎食120グラムを目安に食べる

 

ここ最近ではゼロカロリーの食品がたくさん出ているので、利用してみましょう。

 

そして、朝ごはんはしっかり食べて、晩ごはんを控えめにするというのも、効果的な方法です。

 

朝ごはんを抜いた空腹時に晩ごはんをドカ食いしてしまうと血糖値の急上昇を招いてしまうので注意です。

 

さらに、運動を意識することも重要です。

  • 一日4000歩、歩く。
  • 食後2時間は座らない。

 

など、無理のないところから始めてみましょう。

 

歩数計のアプリなど、歩けばポイントが貯まるようなものを利用することで楽しく続けられるので、オススメです。



HbA1cとは?年齢別の基準値は?上がったら?どう下げるの? おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

サイレントキラーの異名を持つ恐ろしい生活習慣病『糖尿病』。

 

糖尿病にかからないために意識すべきは1ヶ月から2ヶ月の平均値であるHbA1cです。

 

健康診断のHbA1cの値を意識し、整えておきましょう。

 

健康な体を維持することで、たまのご褒美の飲酒や、お菓子は問題なく嗜むことができます。

 

糖尿病にかかってしまった人も、諦めないようにしましょう。

 

改善には長い期間の意識が必要になります。

 

お医者さんと相談をして、焦らず、ご自身に合った食事療法や運動を無理なく継続し、HbA1cの値を抑えていけるようにしましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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