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毒親とはどこから?診断チェックとどうしたらいいか対処法もご紹介

あなたは毒親という言葉を知っていますか?

 

SNSやテレビ、書籍など、あらゆる場面で使われており、ドラマなどでも毒親と呼ばれる役どころの人が出てくるようになりました。

 

一体、毒親とは、どのような親の事を言うのでしょうか。

 

また、もしあなたの親が毒親だった場合、どのような対処をすればいいのでしょうか。

 

今回は、毒親について考察していきたいと思います。

 

毒親とはどのような親なのか?

毒親とは「自己愛が強い親」の事を言います。

 

自己愛が強いので、親は自分の事しか興味を持ちません。

 

つまり、子供の感情や気持ちには興味がありません。

 

自己愛が強い親は自分が優れた存在だと思い込んでいます。

 

具体的には、子育ても自分の考えはすべて正しいと思って行動します。

 

なので、他人や自分の子供の意見さえも聞かず、認めず、気付きません。

 

時に他人に嫉妬し、自分も周りから嫉妬されるような存在だと思い込みます。

 

自分にとって利用価値のある人しか周りにおこうとせず、世間体を何より大事にします。

 

そして、子供に対しては自分の所有物のように扱います。

 

過保護になり過ぎるか、全く興味を持たず放任してしまうか、両方の要素を持った毒親もいます。

 

あなたは毒親に育てられていない?診断チェックリストをご紹介

そんな毒親に育てられた場合、愛情が不足し、何をやっても親から認められないので、子供は自分に自信がなくなっていきます。

 

あなたはどうでしょうか。

 

具体的には、以下にいくつ当てはまるか考えてみましょう。

 

□ 物事や他人の意見や行動に敏感に反応してしまう

 

□ 物事への判断力がない

 

□ 何をするにも人目が凄く気になる

 

□ 対人関係が苦手

 

□ 何をやっても自信が持てない

 

□ 自分の体をいたわらず、体を壊すことがある

 

□ 他人から認められないと自尊心が満たされない

 

□ 成功しても自分の努力を認められない

 

当てはまった数が多いほど、親からの愛情が不足して、自己肯定感が低い傾向が見られることになります。

 

では、ありのままの自分で親に認めてもらえなかった子供はどうなるのでしょうか。

 

「努力しても無駄」

 

「親を喜ばせられない原因は自分だ」

 

「自分は愛される価値がない」

 

そんな風に思ってしまうようになります。

 

そして自信のない子供になっていくのです。

 

毒親とはどういう親?診断チェックリストをご紹介

次に、あなたの親は毒親か、そうでないか、チェックしてみてください。

 

□ あなたの考えや気持ちより、親が自分の考えや気持ちを優先しようする

 

□ 親があなたに嫉妬することがある

 

□ あなたに親が共感してくれたことがない

 

□ 自分の行動によって親の評判が上がるときのみ応援し、励ましてくる

 

□ 心が親と繋がっていると感じたことがない

 

□ 親があなたを愛しているのか、疑問に思うことが多い

 

□ 他者の目があるときのみ、親はあなたに何かしてくれる

 

□ 親はあなたの感情を否定することがある

 

□ 不都合なことが起こると、親は周りや誰かのせいにし、恨み続ける

 

□ 親と一緒にいると居心地が悪い

 

□ あなたを親の思うように操ろうと感じる

 

□ 何でも親は思い通りにしようとし、あなたの気持ちを無視してあなたの行動を決めようとする

 

あなたの親と比較し、当てはまることが多い場合は、自己愛が強い毒親の可能性があります。

 

あなたの親が毒親だったらどうしたら良い?

もし、あなたの親が毒親の可能性が有る場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

 

毒親に育てられた場合、親から愛された経験がありません。

 

このため、自分に子供が生まれた時に愛し方が分からず、毒親になってしまう可能性もあります。

 

今から対処をし、負のループを断ち切りましょう。

 

最初のステップは、これまでの親からの態度や感情を全て受け入れ、親への期待を捨てること。

 

親はあなたがどんなに頑張っても、親自身が自覚しないと変わりません。

 

そしてそれは非常に難しいでしょう。

 

しかし、あなた自身の事は変えることができます。

 

過去の出来事は消せません。

 

しかし、過去に何があっても、それがあなたの全てではありません。

 

あなたの中の一部として、前に進みましょう。

 

毒親は真の愛情や共感を感じることができない人間だということを理解し、受け入れることが大切です。

 

難しいことだと思いますが、人間は誰でも苦手なことがあります。

 

あなたの親は「愛すること」が苦手なのです。

 

そして、親と自分は全く別の生き物であり、別の考えや行動をするのは当たり前なのです。

 

心理的にも身体的にもきちんと自立するように心がけてみましょう。

 

どんな時に幸せを感じるのか、夢中になれるものは何か。

映画、本、スポーツ、ファッション、食べ物、気候、季節など、カテゴリーをノートなどに書いてみましょう。

 

自分が好きなもの、苦手なものを書いていくのも自分の価値観を感じる練習となります。

 

ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

 

もし、自分だけでは離れることができないと感じたのなら、専門医に相談するといいでしょう。

 

毒親とはどこから?診断チェックとどうしたらいいか対処法もご紹介 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

今回は毒親とはどういうものか、対処の仕方について調べてみました。

 

子供は親に愛されたいものです。

 

しかし、親には「愛するのが苦手」という人もいるのです。

 

それはあなたが至らないからではありません。

 

親が「そういう人」なのです。

 

これは足が速い、計算が遅い、などの特徴と似ており、親にもどうしようもできない遺伝的な要素もあります。

 

そして、あなたも成長し親になった時、

 

「自分がやられて嫌だったことをやらない」

 

と、シンプルに子供を愛せる親になれるように心がけてみてください。

 

親子で過ごせる時間は短いものです。

 

傷つけあわず、日々を大切に幸せな人生を送れることを願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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