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2018年のハロウィンを楽しもう! いつ? 由来は? 人気スポットをチェック!

あなたは、ハロウィンという言葉に、どんなイメージをお持ちでしょうか?

 

日本では近年、若者を中心とした大勢の人たちが思い思いの仮装をして大騒ぎ!

 

そんなイメージが定着しつつありますよね。

 

もし、ハロウィンを全く知らない人が日本のハロウィンを見たら

 

ハロウィン = 単なる仮装パーティ..

 

..なんて認識されてしまうかもしれません。

 

しかし、このハロウィン。

 

実は本来ちょっと違う意味を持った日だったりします。

 

今回はハロウィンについて掘り下げてみましょう。

 



ハロウィン いつ? 由来は?

ハロウィンは古代ケルト人(※1)のお祭りが起源とされています。

 

本来は収穫を祝い、悪霊を追い出す意味合いがあったそうで、やや宗教的な色合いを持つ行事だったようです。

 

ケルト人にとって10月31日は1年の終わりであると同時に、夏の終わりも意味するとか。

 

そして、厳しい冬に現れるとされた悪霊や魔女から身を守るべく

 

人々は仮面を被り、魔除けの焚き火を炊いたと伝えられています。

 

この風習に因んで、10月31日の夜に、魔女やお化けの仮装をした子供達が

 

ジャック・オー・ランタン』(※2)

 

を持って近所の家を一軒ずつ回り、

 

トリック・オア・トリート』(※3)

 

と唱え、もらえたお菓子を持ち寄ってパーティをする。

 

それが、本来のハロウィンなのです。(かなり日本版ハロウィンと違いますよね。)

 

因みに、イタリアでは10月31日から3日間もハロウィンが続きます。

 

イタリアではキリスト教の祭日という意味合いが強く

 

『11月1日(諸聖人の日)』と、『11月2日(死者の日)』

 

の前日がハロウィンとされているのです。

 

(※1)古代ケルト人
中央アジアからヨーロッパに渡来したとされる民族のこと。

(※2)ジャック・オー・ランタン
カボチャをくりぬき、中に蝋燭を立てた提灯のような物のこと。

(※3)トリック・オア・トリート
「お菓子くれないといたずるするぞ」の意。

 

ハロウィン 日本と世界の違いは?

「ジャ..ジャック・オー・ランタンの意味!? な、なんとなく知ってるし、

 

トリック・オア・トリートの意味!? だ、、大体わかるし、

 

か、仮装するのだって、、本来のハロウィンに由来してるし、、、

 

日本のハロウィンだって、本家と比べてそんなに間違ってないってば!!」

 

…う、うーん、、、

 

でもやっぱり本来のハロウィンと、日本のハロウィンって色々違う気がしませんか。。

 

もともと日本のハロウィンはアメリカの大衆文化としてのハロウィンがベースです。

 

日本に限らず、アメリカのハロウィンをベースとした国では、当日に盛大なイベントやパレードが開催される傾向があります。

 

そうなると、宗教的な意味合いは薄まり、仮装やパーティといったエンターテインメントの面に重きが置かれるため、娯楽文化として発展していくんですね。

 

でも、そんなアメリカのハロウィンの主役は子供達なのです。

 

子供達がご近所さんを回り、「お菓子くれないと・・・」といった交流がアメリカの定番。

 

ここには本来のハロウィンの風習が反映されています。

 

日本でも自治体によって子供達がご近所さんのお家を回るイベントもあります。

 

しかし、まだまだ普及はしていません。

 

やはりお国柄の違いもありますからね..

 

突然どこかの見知らぬ子供達が急に家の前にきて

 

「ピンポーン」とインターホンを押しても…

 

「あぁん!? はろうぃん? お菓子くれだぁ?

 

 ばあさんや、、

 

どこの子だね?

 

この図々しく、怪しい糞餓鬼どもは?

 

なんてなってしまいがちです。

 

なので、まだまだ今の日本におけるハロウィンイベントの中心は若い世代です。

 

日本のハロウィンは、世界のどの国とも違うオリジナルの発展を遂げており、仮装もお化けなどの類に加えて、アニメキャラや有名人の仮装をする人も多いのが特徴。

 

若い世代が年を重ねていった近い将来、子供達が仮装してご近所の家を回るようなイベントも少しずつ普及していくのではないでしょうか。

 

ハロウィン 人気スポットをチェック

独自の発展を遂げた日本のハロウィン。

 

当日は仮装して街を練り歩く他にも様々な楽しみ方があります。

 

ここからはハロウィンの人気スポットをご紹介いたします。

 



東京ディズニーランド 『ディズニー・ハロウィーン』

ハロウィンイベントで真っ先に思いつくのはやはりココ..

 

ディズニーランド

 

ではないでしょうか。

 

35周年を迎え、ますますエンターテインメントに磨きがかかるこの地では、

 

今年9月11日(火)~10月31日(水)頃を目安に、

 

『ディズニー・ハロウィーン』

 

が開催されます。

 

街では人それぞれ勝手に仮装していますが、

ここでは仮装ルールとして「ディズニーキャラクター限定」があるので注意!

 

来場者が統一感のある仮装を心掛けることで、一体感を楽しめる大人気イベントになるんです!

混雑が予想されますが、今年はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

開催期間 2018年は、9月11日(火)~10月31日(水)
住所 〒279ー0031 千葉県浦安市舞浜1−1

◎京葉線:舞浜駅 徒歩6分

 

 

東京タワー 『東京上空なりきりハロウィン』

東京タワーでは毎秋ハロウィン期間に

 




『東京上空なりきりハロウィン』


 

というかなり尖ったイベントが開催されます。

 

建物内部はダークなコーディネートになり、お化け屋敷状態となった東京タワー内で仮装を体験できます。

 

期間中、高さ150mの大展望台2階の特設コーナーにはフォトスポット「なりきりハロウィン撮影コーナー」が設置されます。

 

ここで記念撮影すれば、素敵な思い出になること間違いなし!

 

会場 大展望台2階フロア
開催期間 参考:2017年は、10月6日(金)~10月31日(火)
時間 9:00~23:00(最終入場22:00)
料金 大展望台への入場料が必要
高校生以上 900円、小中学生 500円、4歳以上 400円
住所 東京都港区芝公園4-2-8
お問合せ 03-3433-5111

◎大江戸線:赤羽橋駅 赤羽橋口 徒歩5分

◎三田線:御成門駅 A1出口 徒歩11分

◎日比谷線:神谷町駅 2出口 徒歩9分

 

 



ハロウィン 終わりに

ハロウィンの由来や時期、各国の違いと人気スポットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

本来のハロウィンと、日本で行われているハロウィンは少し異なりますが..

 

『皆の衆、仮装してお祝いじゃ~~~!』

 

という概念はルーツを踏襲していると言えます。

 

ただ、日本のハロウィンと言えば、翌朝になって..

 

街にゴミが溢れかえる..

 

という負の側面についてもニュースで多々取り上げられます。

 

また、ハロウィン当日の若者たちによるマナー違反も問題視されていますよね。

 

非日常的なお祭りでテンションが上がるのは仕方ありません。

 

でも、本来ハロウィンの目的は悪霊や魔女を追い払う事です。

 

くれぐれも

 

あなた自身が悪霊と見られないように!

 

モラルとマナーを忘れず楽しみましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

文:星野貴史

 

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