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クリスマスとクリスマスイブの違いって何? 起源・由来は?

毎年クリスマスが近づくと、街はイルミネーションで彩られ、なんだか慌ただしくなりますよね。

 

親御さんはお子様へのプレゼントに頭を悩ませ、

 

カップルはクリスマスの予定を話し合い、

 

独り身の方は・・・

 

1年で最もハートの強さが試される期間かもしれません。

 

このように、日本でのクリスマスといえば

 

『子供がプレゼントをもらえる日』

 

『恋人と一緒に過ごす日』

 

なんだか人恋しくなる日

 

といったイメージが強いですよね。

 

もちろん『イエス・キリストの誕生日だっけ?』とご存知の方も多いはず。

 

でも、あまり重要視されなくなっているのが実態ではないでしょうか。

 

そもそも、12月25日のクリスマスに対して、

 

12月24日のクリスマスイブとは何なのでしょう?

 

いざ聞かれると、しっかり説明できる人は少ないのでは?

 

今回はクリスマスの由来、クリスマスとクリスマスイブの違いについて、掘り下げていきましょう。

 



クリスマス 由来

元々クリスマスという日は

 

イエス・キリストの降誕(こうたん)[※1]を記念する祭日

 

です。

 

『誕生日』ではなく『降誕を記念する日』、、何だかよく分からないですよね。

 

でも実際に、12月25日がイエス・キリストの誕生日という記録は残っていないそう、、

 

聖書の記述では10月1日または2日という説があったり、

 

9月15日と唱える天文学者がいたり、その正確な日付は定かではないのです。

 

つまり、12月25日は誕生日ではなく、あくまで

 

『イエス・キリストが誕生した事をお祝いする日

 

なのです。

 

因みに、日本でのクリスマスという呼び方は英語の Christmas に由来します。

 

そして、英語の Christmas は『キリスト(Christ)のミサ(mass)』に由来しています。

 

[※1]降誕(こうたん)
聖人や偉人が誕生すること。

 

クリスマス 過ごし方

日本におけるクリスマスのイメージや過ごし方は先述したとおりです。

 

では、世界各国ではクリスマスをどう過ごしているのでしょうか?

 

カトリック[※2]の影響が強いフランスやイタリアなどでは、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日に終わります。

 

フランスでは多くの教会で、イエス・キリスト生誕時の情景を表したジオラマが飾られ、大人たちは12月初旬からクリスマスにかけて、クリスマスカードを郵送し合います。

 

そして、子供たちがプレゼントをもらえるのは、クリスマスが終わる1月6日です。(日本だとお正月も終わる時期で遅く感じてしまいますよね。)

 

オランダやドイツの一部地域では、12月6日が『ニコラウス[※3]の日』で、子供達はこの日にプレゼントをもらいます。(こちらは日本に比べて早いですよね。。)

 

イギリスやアメリカでは、クリスマスは自宅で家族と過ごし、外出するのはクリスマスミサのために教会に行くくらい。

 

イギリスでは12月25日にサンタクロースがプレゼントを持ってくるのに対し、アメリカではプレゼントを家族で交換し合う習慣があります。

 

また、家族でクリスマスツリーやリースを作って飾り付けるなど、日本のクリスマスに近い雰囲気があります。

 

因みに、2014年にAFPBB News [※4] から発表された

 

『クリスマス騒ぎを避けるための国トップ10』

 

では、日本が第1位に輝いています。

 

日本のクリスマスしか見ていないと気が付きにくいのですが、いつも賑やかに見えるクリスマスの風景も、世界の標準と比べると少し静かに映るのかもしれません。

 

[※2]カトリック
ローマ教皇を中心とした、全世界に12億人以上の信徒を持つキリスト教最大教派のこと。

[※3]ニコラウス
キリスト教の司教で、聖人と崇敬されている。

[※4]AFPBB News
世界三大通信社の一つであるAFP通信が配信する世界中のニュースを掲載する日本語ニュースサイトのこと。

 

クリスマス クリスマスイブとの違い

クリスマスの全体像は何となく分かってきました。

 

そうなるとクリスマスイブって何なのでしょうか?

 

多くの人が『クリスマスの前日』という認識ではないでしょうか。

 

でも、そうなると疑問に思ってしまうのが、

 

『ただの前日に、何でわざわざ名前を付けるの?

 

しかも、クリスマス当日より前日のイブの方が盛り上がってない?

 

実は、クリスマスイブもクリスマスの一部なのです。

 

世界のほとんど国は、夜中0時を境に日にちを分けますよね。

 

しかし、教会暦というキリスト教で使われる暦では日没、つまり太陽が沈む時間帯を日付の変わり目としています。

 

つまり、24日の夕方以降は25日とカウントされ、『クリスマスの夜』と言えば現代でいう24日の夜、という事になり、その時にお祝いをするのが正しいのです。

 

因みに、クリスマスイブの『イブ』とは前日という意味ではなく『イブニング(晩)』の略です。

 

たまに祭日やイベントの前日を『イブ』と言っている人を見ますが、正確に言うとそれは間違い、という事になりますね。

 



クリスマス 終わりに

今回はクリスマスの由来や過ごし方、クリスマスとクリスマスイブとの違いについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

ハロウィンも含めて、海外から日本に入ってきたイベントの多くは日本流にアレンジされていくため、こうしてルーツを知るのも面白いですよね。

 

今年のクリスマスは、伝承や他の国での過ごし方も知った上で迎えてみると、またいつもと違った感慨深さがあるかもしれません。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
文:星野貴史

 

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