あなたは今年2018年、宝くじを購入しますか?
『買わない!ギャンブルで儲かるのは胴元だけだし…』
と、冷ややかに素通りする人もいれば、
『夢は買わなきゃ当たらない!』
と束で購入される方もいらっしゃいます。
でも、一口に『宝くじ』といっても色々な種類があります。
年間を通してテレビCMなどで見かけるものもあれば、
あまり知られていないレアな宝くじもあります。
今回は、宝くじの種類、買い方、売り場などについて、お話ししていきましょう。
宝くじの種類
宝くじの種類は大きく以下の4つに分類されます。
・通常宝くじ
・ジャンボ宝くじ
・数字選択宝くじ
・スクラッチクジ
上記の中でもさらに細分化されるので、1つずつみていきましょう。
通常宝くじ
組・番号などがあらかじめ印刷されています。
抽選により決定した当選番号と一致すれば当選金がもらえる仕組み。
また、通常宝くじには『全国くじ』と『ブロックくじ』の2種類があります。
全国くじ
全国で販売され、単価や当選金などに様々な種類があり、発売期間も決まっています。
例)
宝くじの日記念くじ :全国で販売
東日本大震災復興宝くじ:特定の目的で発売
ブロックくじ
全国を以下の4つに分け、それぞれの地域で販売する通常宝くじです。
東京都宝くじ
東京都のみで発売されます。
関東、中部、東北自治宝くじ(関中東宝くじ)
北海道・東北・東京都を除く関東・中部地方・三重県で発売されます。
近畿宝くじ
三重県を除く近畿地方で発売されます。
西日本宝くじ
中国・四国・九州・沖縄で発売されます。
上記以外にも、栃木県が発売元の『地域医療等振興自治宝くじ』があり、栃木県と指定された都道府県で販売されます。
ジャンボ宝くじ
1年のうちに全国で5回販売される、ユニット制(※)を採用している通常くじです。
・バレンタインジャンボ
・ドリームジャンボ
・サマージャンボ
・ハロウィンジャンボ
・年末ジャンボ
組・番号などはあらかじめ印刷されていて、クジ毎に当選金や発売時期も異なります。
基本的には通常宝くじと同じですが、
ジャンボ宝くじの場合は1等がいずれも1億円を超える、大型の宝くじとなります。
数字選択式宝くじ
自分の好きな数字を選んで購入できる宝くじで、抽選日が曜日によって決まっているのが特徴です。
また、自分で数字を選んで購入するという体質上、売り切れがないのも特徴です。
数字選択式宝くじには、以下の6つがあります。
・ビンゴ5
・ロト7
・ロト6
・ミニロト
・ナンバーズ3
・ナンバーズ4
あらかじめ決められた番号や組などがないため、どこで購入しても平等にチャンスがある宝くじと言えますね。
スクラッチくじ
くじ券を削ってあらわれる数字や絵合わせで結果が分かるので、その場で当たり外れが決まるタイプの宝くじです。
通常宝くじと同様に『全国くじ』と『ブロックくじ』の2種類があり、それぞれ発売時期が決まっています。
うーん、本当に色々な種類があるんですね…、
さて、宝くじの種類は分かりましたが、実際にどうやって購入すれば良いのでしょう?
次項では宝くじの買い方についてお話しします。
(※)ユニット制
ジャンボ宝くじの抽選券番号は、01〜100組の100組の中に100000〜199999番までの数字がそれぞれ存在します。
例)
01組 100234番
27組 100234番 etc…
100000〜199999番までの10万枚が100組で1000万枚、
この1000万枚を1ユニットと呼びます。
当選番号は全ユニット共通なので、
例えば『35組 123456番』の場合は、
ユニット1でもユニット5でも適用されます。
宝くじ 買い方
ご自身で数字を選んで購入できる『数字選択式宝くじ』と、その場で結果が出る『スクラッチくじ』は、特に買い方にルールなどはありません。
しかし、『通常宝くじ』と『ジャンボ宝くじ』には3つの買い方があります。
『バラ』とか『連番』とか、聞いたことありませんか?
以下、それぞれの買い方について説明します。
1枚購入
宝くじ売り場でご自身で好きな数字を選んで、1枚から購入する方法です。
ご自身の好きな数字を好きな枚数で購入できますが、先述のとおり1ユニットは1000万枚です。
1000万分の1の確率で当選するのは、かなり難しいと思いませんか?
そういった理由から、以降に紹介する『バラ』や『連番』で購入するのが一般的と考えられています。
バラ購入
例えば、売り場の人に『バラで10枚ください』と頼むと、組も番号もバラバラの宝くじを10枚くれます。
このように、特に規則性がなくバラバラで複数枚を購入する方法を『バラ』と言います。
規則性がない、と説明しましたが、下一桁に0〜9までの数字を必ず入れなければいけない、というルールがあります。
下一桁が合っていることで宝くじ1枚の購入額と同じ金額が配当されるため、
このルールにより、少なくとも当選発表時に1枚は当たることが確約されます。
連番購入
同じ組の中で、下一桁のみ0〜9までの順番になっている1セットでの買い方です。
例えば、20組100000番〜20組100009までの10枚、
というような、
組と上5桁までが同じで、下一桁のみ0〜9までの番号、という買い方です。
0〜9までの番号、ということは、バラと同じく1枚は必ず当たる、ということですね。
また、当選が確定した時に、1等の前後賞で当選できる可能性もあることが大きなメリットです。
それぞれの買い方にメリットがありますので、ご自身のスタイルにあった購入方法を選んでみてください。
宝くじ 売り場
テレビなどを見ていると、毎年『よく当たる!』と評判の宝くじ売り場が紹介されますよね。
もちろん科学的な根拠はありませんが、
『何本当たりが出た』
という実績から何となく頼れる雰囲気は醸し出しています。
どうせなら、当たる確率が高そうなところで購入したいですよね?
そこで、当たる(傾向がある)と言われる宝くじ売り場を3つほどご紹介します。
北海道 大通地下チャンスセンター
宝くじ名駅前チャンスセンターホームーページより
2016年には全国でも数少ない
『年末トリプル1等』
を達成したことも記憶に新しい、全国的にも有名な宝くじ売り場です。
2013年から億万長者が39人誕生しているなど、北海道で1番の高額当選実績を誇ります。
何か見えない力が働いているなんて、勘ぐりたくなるパワーを感じます。。
住所:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西3丁目10-1
東京 西銀座チャンスセンター
西銀座チャンスセンターホームーページより
全国で最も有名な宝くじ売り場です。
その人気は金運上昇のパワースポットとセットで訪れるバスツアーがあるほど。
年末ジャンボだけでも、平成になってから現在まで..
29年連続で1等当選を出しています。
2016年には1億円以上が6本出ています。
恐らくココ、、福の神が住み着いていますよね。。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目1 西銀座デパート
大阪 大阪駅前第4ビル特設売場
大阪駅前第4ビル特設売場ホームーページより
日本で1番の当選本数を誇ります。
過去5年で億万長者を49名も出している…
2017年11月の時点で1億円以上が累計295本、557億円という凄まじい実績。
ココも何らかの想像を超えた人外の力を感じてしまいます。
宝くじが発売されるたびにテレビ等の取材が殺到する人気の宝くじ売り場です。
住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目11
宝くじ おわりに
今回は宝くじについて掘り下げてみましたが、いかがでしたでしょうか?
今年2018年、どんな戦略で宝くじを購入しましょう。
買わない、というのも一つの手ですよね。
ただ、1枚買うだけで、もし当たったら..
と、最高に楽しい現実逃避ができてしまう権利を得られます。
また、競馬やパチンコ・スロットが世間から冷ややかな目を向けられることが多いのに比べ、
宝くじは抵抗なく『買うのが当然!』と、後ろめたさがない風潮がありますよね。
ただし、忘れないでほしいのは、宝くじも
『お金を払って抽選券を買い、当たれば配当金がもらえる』
立派なギャンブルです。
つまり、あなたの貯金全額を注ぎ込み、
『絶対に負けられない戦いが今始まる』
といったノリは危険です。
外れても生活に響かないお金で、計画的に購入して安全に夢を見ましょう。
そして、もし当たったら
まず、深呼吸。
興奮を抑え、決して誰にも言わずに普通の生活を送りましょう。
しっかりとご自身の安全を確保し、落ち着いて今後についてお考え下さい。
そして、何も考えずに散財したい場合は御パンダがいつでもご相談に乗ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文:星野貴史