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デュアン・オールマンの生い立ち、使用ギターは?

  • 2018年8月24日
  • 2018年11月21日
  • 音楽

あなたは『オールマン・ブラザーズ・バンド』のギタリスト、

 

『ハワード・デュアン・オールマン』

 

をご存知でしょうか?

 

え?『大事MANブラザーズバンド』なら知ってる?

 

た、確かに大事MANブラザーズバンドも素晴らしい楽曲をたくさん残しているバンドですが…。

 

今回は『オールマン・ブラザーズ・バンド』についてお話しさせてください。

 

『オールマン・ブラザーズ・バンド』は、アメリカ出身のロックバンドで、

 

サザンロック(※1)の代表格と言われるバンドです。

 

そのリーダーである『ハワード・デュアン・オールマン』は数々の伝説を生み、

 

「彼が存在しなかったらロック史は変わっていた」

 

と、称されるほど偉大なギタリストなのです。

 

今回は『ハワード・デュアン・オールマン』とは何者なのか、

 

使用ギターや奏法、死因などについて掘り下げていきましょう。

 

(※1)サザンロック

カントリー、ブギー、ブルーズ、R&Bなどの『アメリカ南部の泥臭い音楽』を全面に押し出したロックのこと。



デュアン・オールマンの生い立ち

ハワード・デュアン・オールマン(以後、デュアンと表記)がギターと出会ったのは10代の頃。

 

弟のグレッグ・オールマンが弾いていたギターに興味を持ったことがきっかけだったそうです。

 

弟が兄から影響を受けて始めた、という話はありがちなのですが、

 

兄が弟から影響を受けて大成する話は珍しい気がします…。

 

13歳の頃には弟グレッグとともに人前で演奏するほどに上達したデュアン、

 

15歳には地元のバンドへの参加や自身のバンドを結成するなどの活動を開始、

 

なんと高校を辞めてしまい、家でギターの練習に集中していたそうです。

 

いかに音楽にのめり込んでいたかが分かりますが、

 

良い子は真似すると危険な道です。。

 

弟グレッグの卒業を待って本格的な活動を始めたデュアンですが、

 

立ち上げたバンドは解散や再結成、名前を変えながら活動し続けるも、

 

大きな結果を残せず解散することに…。

 

その後、デュアンは諦めないんですね。

 

セッションミュージシャン(※2)として活動を続けます。

 

この時期に3大ギタリストの1人であるエリック・クラプトンと出会います。

 

数々のセッションから当時絶頂期にあったサザン・ソウルのフィーリングを身体で覚えていき、

 

自分のミュージシャンとしてのスタイルを確立していきます。

 

そして22歳の頃、ついに『オールマン・ブラザーズ・バンド』のリードギタリストとしてレコードデビューを果たすのです。

 

『オールマン・ブラザーズ・バンド』結成後も、

 

エリック・クラプトンの名曲『いとしのレイラ』に参加するなど精力的に活動していましたが、

 

1971年、24歳という若さで急逝してしまいます。

 

死因はバイク事故。

 

休暇中にハーレーダビッドソンを運転中、急停止したトラックを避けきれずに衝突、

 

バイクから投げ出されたことによる内臓損傷とされています。

 

『オールマン・ブラザーズ・バンド』としての活動はたった2年ほど。

 

それでもロック史において外すことのできないギタリストであるデュアンのギタープレイは、

 

今もなお『アメリカンロックのお手本』と言われ、世界中のロックファンを魅了し続けています。

 

(※2)セッションミュージシャン スタジオミュージシャン

基本的に他ミュージシャンの楽曲を演奏することが主な仕事だが、高度な演奏技術、臨機応変に対応できる音楽理論や知識が要求される。

 

(※3)3大ギタリスト

1970年代に日本の音楽関係者が使用した言葉で、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)の3人を指す。



デュアン・オールマンの使用ギターは?

デュアンはギブソン・レスポール(※4)や、赤のギブソンSG(※5)を好んで使用していたと言われています。

 

ロックギターのお手本を確立したデュアンのギタープレイですが、

 

ブルーズ・ロックだけでなく、ジャズ、中東音楽、ボサノバ、ケイジャンなど多様な音楽を表現していたそうです。

 

その中で、特に有名で、デュアンならびに『オールマン・ブラザーズ・バンド』の代名詞と言われたのが

 

『スライドギター』

 

と言われる奏法です。

 

スライドギターとは、酒などの瓶の首の部分を左手の指にはめてフレットの上を滑らせることで、

 

人の声のようなヴィブラートを出すブルースの伝統的奏法。

 

これをデュアンはフル・ヴォリュームでかき鳴らすロックにおいて取り入れたのです。

 

その演奏は多くのギタリストに衝撃を与え、ミュージック・シーンに革命を起こしました。

 

そんなデュアンのギタープレイを存分に楽しめるのが、『アンソロジー』というアルバム。

 

『アンソロジー』は急逝したデュアンを悼んでリリースされた2枚組アルバムで、

 

セッションミュージシャン時代を含めた『オールマン・ブラザーズ・バンド』以前の名演を聴ける貴重な音源です。

 

天才の名をほしいまましながらも早すぎる死を迎えたデュアン。

 

彼の名が世に知れ渡る以前の、産声とも言える演奏を、ぜひ一度聞いてみてください。

 

(※4)ギブソン・レスポール

ロックの定番として有名なギターで、ギブソン以外にも様々なメーカーで同じ形のギターが発売されている。

 

(※5)ギブソンSG

1961年に初めて発表されたエレキギターで、レスポールにモデルチェンジを施したギター。



デュアン・オールマン おわりに

今回は『ハワード・デュアン・オールマン』についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

因みにデュアンはライヴ至上主義で、しかも、そのライヴも大半が無料のコンサートだったそうです。

 

『客がお金を払うライヴだと、バンドに対して代価を要求してくるが、

 

無料だと何も求めてこないから自然な姿で演奏できる。』

 

という考え方からは、デュアンの音楽に対する姿勢や想いが感じられますね。

 

高い演奏技術と音楽的知識、そして革命的な奏法を世に知らしめたデュアンが、

 

もし、現代に生きていたら、ロックという音楽は今とは違う流行があったのかもしれません。

 

あなたも是非一度デュアンの演奏を聴いて、今のロックとはまた違ったロックの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

文:星野貴史

 

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