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SFって何?意味、歴史、ジャンル、オススメの名作は

SFって何? そもそもSFって何の略?

 

あなたはSFと聞いて何を思い浮かべますか?

 

スターウォーズ?

 

エヴァンゲリオン?

 

一般的にSFは「サイエンスフィクション」の略語です。

 

つまり科学的な物語はみんなSFということです。

 

では「科学的な」とは一体どんなものか、ご紹介させていただきます。

 



 

SFって何? 科学とは?

まず「科学」という言葉の説明は割愛し、とても現実的で地道なものという抽象的なイメージに着目しましょう。

 

科学とは、目の前の解明されていない現象を客観的に観測し、情報を抽出したうえで、法則を見つけます。

 

そして、私たちの生活の一部に利活用できるまで分析・検証を繰り返し、人類の英知として発展させていきます。

 

このため、一つの「科学」に何人が、何百、何千時間と費やしているか、想像以上の工数となります。

 

その現実的な科学を基礎にして、ワクワクやスリル、なんとも言えない空想や物語を紡いでいったのが

 

SF

 

です。

 



 

SFって何? ファンタジーとの違いは?

よくSFとファンタジーを混在してしまいがちですが、

 

現実的な理論に縛られず空想の魔法やドラゴンがバサバサ飛び交うファンタジー

 

超現実的な理論に基づいた空想のSFはそもそものベースが異なるといえるでしょう。

 

そんなSFはどこからきて、どこにいくのでしょう?

 

例えば、今、ほとんどの人が持っているスマートフォン。

 

これらは昔の人が見ればSFの世界の物でしょう。

 

飛行機やロケットなどもそうです。

 

アメリカ自動車会社フォード・モーターの創業者であるヘンリー・フォード氏の名言をご存知でしょうか。

 

「もし、(当時)人々に何が欲しいと聞いたら、彼らはもっと速い馬と答えただろう」

 

移動手段が馬車のみであった時代。

 

当時、ヘンリー・フォード氏は、中流階級の人でも購入できる自動車を生産しました。

 

現在の科学的な物や知識は昔からみたら、まさにSFなのですが、

 

元を辿れば誰かの妄想が、現在の現実の一部に発展していったのです。

 

目の前の現実を飛び出して、見たことのない現実へと飛躍させる活動。

 

これこそがSFの原動力といえるかもしれません。

 



 

SFって何? SF映画とは?

いつの時代の人々も未知なる物への憧れや期待などがあります。

 

この想いを視覚化して表現したものがSF映画です。

 

御パンダ

「SF映画って最近は何がオススメなの?」

 

合理天狗

「『ブレードランナー2049』だな」

 

御パンダ
2じゃなくて、いきなり2049までいっちゃうの?」

 

合理天狗
「・・・これは年だよ。『ブレードランナー』の続編で2049年の出来事ってこと」

 

御パンダ
「エイリアンの続編は2なのに・・・」

『ブレードランナー』は1982年に公開されたリドリー・スコット監督の傑作。

 

退廃的な市街地の雰囲気、ネオン、衣装など細部までサイバーパンクな世界観に拘った作品です。

 

そして続く『ブレードランナー2049』。

 

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、

 

デッカ-ド役はハリソン・フォードが引き継ぎ、

 

デッカードとハリソンの年の重ね方が近いことが作品に深みを持たせています。

 

作中では30年後らしいので、前作との変化を探すのも楽しいと思います。

 



 

SFって何? SFのジャンルは?

上記でご紹介した「ブレードランナー」は『サイバーパンク』というジャンルにカテゴライズされます。

 

サイバーパンクとは現代のインターネットや都市的な高層ビルが退廃的に描かれる世界観。

 

白い煙が湧いている道路、朽ちかかったかつての文明を表す廃墟に近い摩天楼。

 

その中で描かれる人間たちの本質を描いていくのが魅力です。

 

『スペースオペラ』というジャンルもあります。

 

ヒーローが悪を倒し、囚われの姫を助けるという王道ストーリーで、

 

冒険要素、アクションシーンが多いのが特徴で、「スターウォーズ」などがこれにあたります。

 

そして、怪獣映画もSFのジャンルです。

 

日本が誇るゴジラシリーズもSFの代表作と言えるでしょう。

 

巨大な怪獣がでてきて怪獣や人間と戦います。

 

怪獣の形状や性質には、その時代の様々な世相を作者なりに問題提起し、

 

比喩したように投影されていることが多く、そのあたりを見るのも一興かと思います。

 

他にも科学性の強い『ハードSF』や、政治的・社会的な様々な課題を背景とした

 

未来の『ディストピア』などのジャンルがあります。

 

最近ではアクションやラブストーリー、連続ドラマの中にもSF要素が溶け込んでおり、

 

「僕の彼女はサイボーグ」などはその代表格と言えるでしょう。

 

 



 

SFって何? おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

SFについて考えることは、良い意味で現実逃避ができて、頭の空気を入れ替えてくれますよね。

 

SFについての理解が深まってきたところで、最後にオススメのSF作品を2点ほどご紹介したいと思います。

 

『レディ・プレイヤー1』

監督:スティーブン・スピルバーグ

 

80年代のポップカルチャーを総なめするような映画です。

 

荒廃した近未来において、希望の世界としてVR(バーチャルリアリティー)が描かれています。

 

VRの中でSF、ホラー、ファンタジーと様々な世界で繰り広げられる冒険の物語です。

 

『パシフィック・リム』

監督:ギレルモ・デル・トロ

 

怪獣の細かい造形とロボットのデザインが魅力で、怪獣やロボ好きにはたまらない作品です。

 

突然、深海に空いた穴から次々と怪獣が現れ人類を脅かします。

 

それを2人がペアで操縦する巨大ロボットで撃退していくシンプルなストーリー。

 

巨大ロボットだけでなく、怪獣を見ていても楽しめて、いつの間にか失っていた童心を取り戻せる映画です。

 

仕事や日常生活に疲れた際は、SF作品を楽しんで息抜きしてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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