あなたは「新年会」と聞いて何を思い浮かべますか?
社内の親睦を深めるきっかけになる大切な行事ではあるものの、
「参加したくないなー…」
と感じる方も大勢いらっしゃるのが現実です。
新年会を開いてみたら誰も来なかった…
なんて事になったら親睦を深めるどころか、
新年早々から社内の雰囲気が停滞してしまいます。
そんな中、幹事の大役を担う方は大変です。
参加人数を募るため、
様々な配慮と気配りをしながら、
慎重に丁寧に一大行事を進めていく必要があるのです。
そこで今回は、
「この新年会なら出たい!!」
そう思わせるにはどうすればいいのか?
5つに分けてご紹介させていただきますので、ぜひ、ご参考にしてください。
出たくない新年会にしないために…幹事を任されたら仲間を探す
幹事を任されて最初にしなければならないことは何でしょうか?
ズバリ
『仲間探し』
です。
新年会の開催は、大学時代のサークル飲み会と違い、
想像以上にパワーがいる難しい作業です。
毛利元就が3人の子に伝えたとされる「三本の矢」の教えのように、
最低3人は仲間を見つけて、力を合わせることで、
成功率は格段に上がります。
自分一人では生まれてこなかったアイデアが生まれてきたり、
さらに、日程調整や会場選びの段取りなども含め、
たった一人で全てを背負うよりもスムーズに事が運びます。
会社には若い人からベテランまで様々な年代の方が集まっているので、
できるだけ多くの年代の意見を取り入れることができるように、
上手に仲間選びをしてください。
出たくない新年会にしないために…早めの日程調整と下準備を!
何事も成功させるには早めの準備が肝心です。
特に新年会にはこれが当てはまります。
新年会は、日程調整から会場選び、余興の準備など、
やることは山積みです。
日程調整をギリギリにした分だけ調整期間が短くなります。
すると、参加人数は減り、予約できるお店の幅も狭くなっていきます。
新年会の出来が、会社の一年の雰囲気を醸成していくといっても過言ではありません。
幹事にとって新年会は準備段階から始まっているのです。
出たくない新年会にしないために…出席したくなる案内文を!
新年会の案内状を作りは幹事の役割です。
いかに出席したい演出をできるか。
ここからは、出席したくなる新年会の案内文について4つご紹介いたします。
【1】視覚的に読みやすく!
大前提ですが、案内文は読みやすいものにしましょう。
文字の間隔や行間が詰まっていると、
読む気が失せるだけでなく、「苦しそうな」心象を与えます。
まずは視覚的に読みやすいデザインに注力!
強調したい部分には、色を使って明確にするのもポイントですよ。
【2】参加を呼び掛ける文言を入れよう
案内文には新年会への参加を促すような文言を入れておきましょう。
(当然、会社の雰囲気に合わせてくださいね)
例えば、
「会場の○○の料理はとても美味しいと評判なので、ぜひ参加してください」
などと付け加えるだけでも効果は絶大です。
ぜひ、皆が参加したくなるような素敵な文章を考えて下さいね。
【3】必要事項を明確にしよう
最後に、案内文で必要な情報5つは明確にしておきましょう。
・日時
・場所 ・費用 ・主催者(連絡先) ・出欠(出席or欠席) |
メールで案内文を送る場合は、
会場までの地図URLを貼っておくと親切ですよ。
新年会での幹事の挨拶は短く簡潔に!
ここからは、新年会の当日に行う幹事の役目。
最初の「挨拶」についてお話しします。
新年会の挨拶の流れ
一般的な新年会の挨拶の流れについてまとめておきます。
開会宣言
代表者の挨拶 (社長などの会社の重鎮) 軽い挨拶、乾杯の音頭 宴会開始 |
代表者に挨拶をお願いする時は、あらかじめ了解を得ておきましょう。
新年会の挨拶に面白さは不要!
時々、新年会の最初の挨拶で、
「何か面白い話をしなければ…」
と、謎の使命感に駆られている幹事がいます。
面白い話ができることに越したことはありません。
ただ、先述のとおり、最初の挨拶は短く簡潔に終わらせるのがベストです。
なぜなら、新年会参加者のほとんどが、
・料理やお酒
・同僚や上司との親睦を深める談笑 |
を目当てに参加しており、最初の挨拶には何の価値も感じていないからです。
それでも、最初の挨拶は必要なのが厄介なのです。
このため、話術に自信が無い方は、できるだけ簡潔に挨拶を終え、
スムーズに食事に移れる段取りを組んでください。
新年会の挨拶の内容は偏りが無いものに
挨拶の内容は、社内に幅広い年代の方がいらっしゃることを考慮し、
特定の年代にしか分からないような内容は避けた方が無難です。
オススメは、タイムリーで幅広い層から注目されている話題を、
会社について絡めて話すことです。
(例えば、メジャーの大谷選手の二刀流と、自社の二つの方針と絡めるとか)
年末から新年にかけて、世間の流行には目を光らせておきましょう。
新年会の挨拶は120点よりも80点が◎
幹事が新年会の挨拶で盛り上げ、ドッカーンと笑いを取って
みんながお腹を抱えて大笑い!
そんな120点を狙うにはどうしても滑るリスクを追った内容にならざるを得ません。
先述したように挨拶は簡潔にしなければいけないうえ、
重要性は低いにもかかわらず、
失敗してしまうと、新年会が台無しになるという矛盾を抱えています。
成功して当たり前の挨拶は、リスクを追うよりも、
80点を狙って挨拶の内容を練っていきましょう!
新年会の余興の景品のオススメは?
新年会の場を温めるための余興は欠かせません。
そこで、余興の景品でオススメなものをご紹介いたします。
旅行チケット
景品の定番『旅行チケット』
ハワイや東京ディズニーランド、温泉など様々な候補があります。
景品の大目玉で旅行チケットを入れておくと盛り上がりますよ。
グルメギフト券
牛肉、カニ、フグ、などなど
人は美味しいものに目がありません。
ギフト券は荷物にならないので、持って帰りやすい利点もありますよね。
コーヒーメーカー
多くの大人に幅広く愛されるコーヒーは無難で失敗がありません。
貰って嬉しい景品の一つだと思います。
お酒・ワイン
お酒を飲む、飲まないに関わらず、貰って困ることがないお酒。
飲む人はご自身で、飲まない人は周りの飲む人へプレゼントできるため汎用的です。
出たくない新年会にしないために…おわりに
いかがでしたか?
くれぐれも新年会を面白いものにしようとしすぎて、
上司への失言
や
女性への下ネタ
の2つの地雷だけは踏まないよう十分にお気を付けてください。
あなたの新年会が成功し、会社が良いスタートを切れることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。