あなたは仙台で開催される「仙台青葉まつり」をご存知ですか?
この「仙台青葉まつり」とは、
仙台市青葉区にある、伊達政宗公を祀る「青葉神社」の祭りです。
起源を辿れば数百年もの歴史を持つこの祭り。
青く瑞々しい仙台の緑が映える季節に開催され、多くの人々の心をつかんでいます。
また、土曜日に開催される「宵まつり」、
日曜日の「本まつり」と2日間かけて楽しむことができ、
すずめ踊りや甲冑の武者行列など見所ある催しがもりだくさん。
今回は、そんな「仙台青葉まつり」について、日時や場所、アクセスなどご紹介していきます。
仙台青葉まつりのルーツは?いつ始まったの?
そもそも「仙台青葉まつり」のルーツは、
江戸時代から開催されていた「仙台祭」まで遡ります。
その始まりは、なんと1655年!
歴史を持ったお祭りなんですね。
もともとこの仙台祭は、毎年9月17日に、
仙台市青葉区にある「東照宮」の祭りとして盛大に行われていました。
それが明治7年になると、伊達政宗公を祀る青葉神社の祭りに代わり、
政宗公の命日である5月24日に「青葉祭り」として開催されることになりました。
しかし、この「青葉祭り」はその後ずっと続いてきたわけではなく、
交通事情等により昭和40年代後半には一時取りやめられています。
現在のような「仙台 青葉まつり」が復活するのはそれから約20年後になります。
昭和60年「祭り」という漢字ではなく「まつり」というひらがな表記ではありますが、
市民によって再び開催された「青葉まつり」は、
従来から受け継がれてきた「青葉祭り」の精神を継承し、新たな形で生まれ変わりました。
こうして、「青葉まつり」は、時代の趨勢を乗り越えながら、
「仙台3大まつり」として認知されるようになり、
今や多くの市民に愛される有名な祭りとなったのです。
仙台青葉まつり2019年の日時は?
ここまでの話を聞いて、「えっ行きたい!」なんて思ってくださったあなた!
今年2019年の仙台青葉まつりの日程は5月18日(土)、19日(日)に開催されます。
2019年の仙台青葉まつりの場所は?どこでやるの?
続いて、気になる開催場所もチェックしてみましょう。
上で述べたように、「仙台青葉まつり」は
「宵まつり」と「本まつり」の2日間開催され、
広範囲の場所でさまざまな催しが行われます。
「宵まつり」の開催場所と催し
- 市民広場
(開祭式/子すずめ踊り大賞2017/審査発表・表彰/伊達の風ステージ/杜の市など) - つなぎ横丁
(仙台木遣り体験/法被レンタル、お手製扇子、なりきりメイクなど) - 勾当台公園
(餅つき/紙芝居/殺陣演舞/仙台すずめ踊り/杜の市など) - せんだいメディアテーク
(山鉾紹介/すずめ踊り街角演舞場/まつりDE学び座など) - 仙台マークワンスクエア2(パルコ前)
(仙台すずめ踊り) - 元鍛冶丁公園
(仙台すずめ踊り街角演舞場/仙台すずめ踊り/ワークショップ・出展など) - 中央通
(マーチング隊/仙台すずめ踊り中央通流し踊りなど) - 一番町通り
(マーチング隊/仙台すずめ踊一番町流し踊り/山鉾拝覧会&仙台木遣りワークショップ/杜の市/仙台宵山鉾巡行) - 定禅寺通
(すずめっ子1000人祭連/仙台宵山鉾/仙台すずめ踊り定禅寺通宵流し/仙台すずめ踊り総踊り、手締め)
楽しそうなイベントばかりで、ワクワクしますね。
締めの仙台すずめ踊り総踊りは一番の盛り上がり所なので、
すずめ踊りが気になる方は要参加ですよ!
「本まつり」の開催場所と催し
次に「宵まつり」の翌日、「本まつり」の開催場所と催しを見ていきましょう。
- 市民広場
(政宗公神輿神事/政宗公神輿渡御スタート/伊達の風ステージ/杜の市) - 勾当台公園
(餅つき/紙芝居/殺陣演舞/杜の市) - せんだいメディアテーク
(仙台山鉾紹介/すずめ踊り街角演舞場) - 仙台市役所前
(武者隊出陣式/武者隊・子ども武者出発/仙台山鉾 協賛会長発表・手締め式) - 仙台マークワンスクエア(パルコ前)
(仙台すずめ踊り) - 中央通り
(仙台すずめ踊り中央流し踊り) - 一番町通
(武者・子ども武者行列/青葉神社神輿渡御)
何といっても「本まつり」で注目すべきは、「伊達時代絵巻巡業」です!
「青葉神社〜通町」、「東二番丁通〜定禅寺通」のルートで、
甲冑に身を包んだ伊達武将や、山車(だし)、
平安衣装の装いの子どもたちの行列から始まり、
本格的な戦装束を身にまとった弓隊(ゆみたい)、槍隊(やりたい)
尖帽鉄砲隊(とんがりぼうてっぽうたい)などなど、
見応え抜群な行列が都市を練り歩きます。
「見る所がたくさんあり過ぎる~!」なんて羽目になるかもしれないので、
事前にスケジュールをチェックして、しっかり予定を組んでおくことをオススメします。
2019年の仙台青葉まつりのアクセスは?
今年2019年「仙台青葉まつり」へのアクセスは下記のとおりです。
祭りの会場は、東北新幹線仙台駅西口より徒歩5分くらいの仙台市青葉区の中心部で開催されます。
なお、臨時駐車場は無く、当日は大混雑が予想されるため、車の利用をお考えの方はご注意ください。
気を付けて!仙台青葉まつり当日の交通規制
当日は大変な混雑が予想され、
交通規制も行われているため交通情報のチェックは必須です。
2018年は、以下のルートで車両通行止めの交通規制が行われました。
(晩翠通⇔東二番丁)
・東二番丁
(南町通⇒定禅寺通(北進)/定禅寺通⇒南町通(南進))
・広瀬通
(晩翠通⇔東二番丁/東五番丁⇔東二番丁)
・定禅寺通
(晩翠通⇔東二番丁)
・表小路
(仙台市役所前)
・青葉通
(国分町通⇒東二番丁)
・通町
(青葉神社前⇔定禅寺通/定禅寺通⇒青葉神社前)
また、バス停によっては休止しているバス停もあるため、こちらも注意してください。
①定禅寺通市役所前バス停(上下)
②電力ビル前バス停(下り)
③商工会議所前(タワービル前)(下り)
「仙台青葉まつり」は、年々参加人数も増え規模が大きくなっています。
当日は混雑を十分に想定した上で、
余裕を持ったスケジュールで移動できるよう心がけてくださいね。
ズバリ!2019年の仙台青葉まつりの見所は?
ここまで目を通していただいたみなさまに、
コッソリ仙台青葉まつりの見所をお教えしましょう。
ズバリ!
仙台青葉まつりの見所は、2つ!
1つ目は、
なんといっても「宵まつり」の締めとなる「仙台すずめ踊り総踊り」です。
今年は定禅寺通で19:45~からのスケジュールで開催されたようで、
さまざまな特色を持ったグループが躍るすずめ踊りは、見ていて圧巻ですよ。以下はすずめ踊りの様子です。可愛いですね!
2つ目は、
「仙台青葉まつり」の華とも言える、「伊達時代絵巻巡業」です!
特に、伊達政宗公を始めとし、甲冑に身を包んだ勇ましい「伊達戦国家臣団」や
「甲冑武者隊(かっちゅうむしゃたい)」はその勇壮さに思わず目を奪われてしまいそう。
また、定禅寺通を練り歩く
「五葉山火縄銃鉄砲隊(ごようざんひなわじゅうてっぽうたい)」による、
火縄銃の演武もあり、戦国ロマン溢れる場を体感することができます。
2019年の仙台青葉まつり おわりに
今回は、仙台市青葉区で毎年5月中旬に開催される
「仙台青葉まつり」についてご紹介しました。
伊達政宗公ゆかりの土地だからこその、すずめ踊りや、殺陣演武、伊達時代絵巻巡業
といった特色ある催しは見る人をワクワクさせてくれること間違いナシ!
さらに、グルメで料理に長けた伊達政宗公にちなみ、
仙台市や宮城県などの伊達藩の美食を集めた出店もオススメです♪
楽しいイベントと美味しい食べ物を堪能できる「仙台青葉まつり」。
気になった方は、ぜひ来年参加してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。