あなたの家やオフィスでは、空気清浄機を使っていますか?
特にお子様やペットの居る家庭では、一台は購入しているケースが多いですね。
また病院の待合室や薬局、美容院や喫茶店などにも、
空気清浄機が備えられている事が当たり前になりました。
でもこの光景、数年前には無かったような・・・
合理天狗くんは鼻が長いけど、やっぱりニオイには敏感なの?
山神の身としては、確かにあまり空気の悪い環境は遺憾ではあるな。
ここからは合理天狗くんに、空気清浄機の歴史を思い出してもらいましょう!
空気清浄機の歴史とは?期待される効果とは?
空気清浄機の歴史は、
19世紀はじめの産業革命当時のイギリスから始まったと言われています。
当時の燃料と言えば石炭。
燃やすとモクモクと発生する黒い煙!
この煙を取り除くために開発された、とされています。
日本で最初の空気清浄機(フィルターを備えたもの)は、
1962年頃に松下電器産業(現在のパナソニック)から発売されました。
その頃の日本は高度経済成長期の真っ只中で、
四日市ぜんそくなどの大気汚染による公害が社会問題となっている頃です。
産業の発展と共に避けられない問題「空気汚染」。
空気清浄機は、この問題と戦うために生まれてきたのでした。
最初は大気汚染対策として世に出てきた空気清浄機ですが、
1980年ごろからは、これもやはり社会問題化した「花粉症」。
このために使われることが多くなりました。
現代人の天敵「花粉症対策」については当サイトの「花粉症 症状・期間・対策をチェック!花粉戦争に最強の助っ人 「じゃばら」 現る!」も併せてお読みくださいね。
花粉症が広まったのがきっかけで、アレルギーが広く認知されていったんじゃないかな。
このように、人々から
「空気を綺麗にしてほしい!」という期待を背負って登場した空気清浄機。
では現在、空気清浄機を使って期待される効果とは、どんなものなのでしょう?
空気清浄機は、本体に搭載されている「集塵フィルター」によって、
空気に含まれる微粒子とにおいをきれいにする機能を搭載しています。
でも実は、この仕組みは空気清浄機が販売された当初から、ほぼ変わっていないそうです。
あとは風量と大きさの違いのみ。
ただ、そのままでは空気清浄機は売れなくなってしまいますので、
近年ではその集塵フィルターに特殊な処理を行い、
花粉などのアレルゲンを不活性化すると称するものも出てきています。
最近の注目は「オゾン」なんだ。
この「オゾン」の効果は後ほど解説するとして、
まずは空気清浄機を導入する上でのメリット・デメリットを考えてみよう。
空気清浄機メリット、デメリットとは? 近年の機能で選ぶなら?
空気清浄機を導入するメリット
花粉やハウスダストなどのアレルゲンを除去できる
→何と言っても本来の目的「空気の清浄」によって、喘息やアレルギー症状の緩和が見込めます。
特に、不特定多数が出入りする公共機関に置いてあると、安心感がありますね。
加湿・除菌機能を加えることで、冬場の風邪防止にもつながる
→空気の清浄の「おまけ機能」もあなどれません。
冬場はどうしても部屋が乾燥しがち。
加湿と除菌は、風邪防止のセット対策として最適ですね。
空気清浄機を導入するデメリット
フィルター掃除などのメンテナンスが欠かせない
→フィルターには定期的に掃除機をかけて、埃を取り除くことは必須です。
加湿機能がある場合は、水を貯める容器を定期的に掃除をしないと、
結果カビを巻き散らかすことになってしまい、逆効果になることも。
フィルター交換などで維持費が必要になる
→たまに「10年間フィルター交換無用」などと謳われている製品もありますが、
どっちにしてもフィルターは「消耗品」。
いつかは買い換えるための費用が発生します。
また高機能な空気清浄機は、大抵お値段も高機能(高価)です。
近年、空気清浄機にまつわるキーワードとして注目されているのは、
先ほど合理天狗くんも呟いていた「オゾン」!
オゾンは化学物質的に言うと、分解されると強い酸化力をもった反応性の強い酸素原子になります。
この酸化力は、消臭・脱臭・除菌・脱色に効果が期待されている物質なのです。
このオゾンを搭載した空気清浄機が今、大変注目を浴びています。
詳しくはこちらの「2019年の空気清浄機のオススメは?」をご覧ください。
2019年の空気清浄機でオススメは?強力なオゾンの力で選ぼう!
空気清浄機とは?歴史や期待される効果、メリット、デメリットは? おわりに
朝起きて、朝日を浴びて、思いっきりあくびと深呼吸。
・・・こんな時に、汚れた空気なんて吸いたくありませんよね。
現代の空気清浄機には、加湿でお肌もツヤツヤ、オゾンで除菌もバッチリ、
など高機能な機種も発売されています。
これを機会に、ぜひ新しい空気清浄機を試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。