あなたは武蔵野三大湧水地である『井の頭恩賜公園(いのかしらおんしこうえん)の桜』を鑑賞したことがありますか?
井の頭池を中心に公園全体で約500本の桜の木が植えられており、
ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約250本が池周辺を贅沢に彩ります。
毎年66万人が訪れる、まさに、都内トップクラスの桜の名所なんです。
今年2019年は住みたい街No.1にも輝いた吉祥寺に訪れて春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
今回は、『井の頭恩賜公園の桜』について、
歴史や見所、2019年の日程やアクセス、期間中のオススメ駐車場情報をご紹介させていただきます。
『井の頭恩賜公園の桜』の歴史は?
■縄文時代
なんと、井の頭公園には縄文時代の竪穴式住居遺跡があります。
これは井の頭池は縄文時代から人々の水源として重宝されていた貴重な情報となっています。
■江戸時代
あの有名な徳川家康が7つの湧水池がある「七井の池」の水質調査を命じたとされ、
お茶をたてる際に「七井の池」の水を用いたと伝えられています。
その後の3代将軍・家光も「七井の池」の湧水を「井戸の中のトップクラス!」と賞賛して、
「井の頭」
という名称を与えたことから、井の頭池と呼ばれるようになったとか。
現在でも「七井の池」の湧水は「お茶の水」と名付けられ残されており、歴史を感じられます。
■明治時代
1913年頃、皇室の所有地だった井の頭池を除いた一帯の土地を拝借して「井の頭恩賜公園」が誕生しました。
ところで「恩賜」の意味はご存知でしょうか?
「恩賜」とは「天皇からの賜り物」という意味です。
「井の頭恩賜公園」という名称からも様々な歴史を感じられますね。
そんな井の頭恩賜公園、先述のとおり都内でも有数の桜の名所としても名高く、
さくらの名所100選にも選ばれたことから、
現在では世界中から人が訪れる観光スポットになっています。
2019年『井の頭恩賜公園の桜』の見所は?
「さくら名所100選」にも選出されている井の頭恩賜公園。
その魅力の一つは、何と言っても駅から徒歩数分で気軽に訪れることができるアクセスの良さです。
そして、園内の木々の桜の枝から散っていく花びらが井の頭池に浮かぶ景色は幻想的な美しさです。
この圧巻の景色をボードに乗って間近で堪能できるのは井の頭恩賜公園ならではでしょう。
七井橋から眺める景色もタイムスリップしたような気分にさせてくれます。
家族で訪れても、自然文化園やミニ動物園など、いたるところで子供が遊べるスポットがありますよ。
さて、以下は2018年の桜の映像、春の訪れを感じますね。
2019年『井の頭恩賜公園の桜』の日程は?
『井の頭恩賜公園の桜』は例年3月下旬から4月上旬に開催されます。
詳しくは、井の頭恩賜公園桜まつり公式ホームページをご参照ください。
2019年『井の頭恩賜公園の桜』へのアクセスや駐車場は?
『井の頭恩賜公園の桜』へのアクセスは以下の通り。
住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31
TEL:0422-47-6900
電車の場合:
・JR井の頭線・京王電鉄井の頭線『吉祥寺駅』下車後、徒歩約5分。
・京王電鉄井の頭線『井の頭駅』下車後、徒歩約1分。
お車の場合:
・中央自動車道『調布IC』下車後20分ほど。
・中央自動車道『高井戸IC』下車後20分ほど
・期間中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がオススメです。
駐車場は?
近隣には有料駐車場60台分があります。
普通車の場合、最初の1時間は400円、以降30分ごとに200円が必要です。
知る人ぞ知る穴場の駐車場をご覧ください。
三井のリパーク吉祥寺東町1丁目第2(二段式駐車場)
住所:〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目11
公園から少し離れてしまいますが、空いている可能性は高いです。
パークジャパン 吉祥寺本町第4
住所:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目12
公園から少し離れてしまいますが、空いている可能性は高いです。
2019年『井の頭恩賜公園の桜』 おわりに
今回は『井の頭恩賜公園の桜』の歴史や日程、アクセスや駐車場情報についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
桜に加え、公園の隣には、あの「三鷹の森ジブリ美術館」もありますので、
お子様がいる方だけでなく、恋人同士でも立ち寄ることができます。
ぜひ、今年2019年は『井の頭恩賜公園の桜』で春の到来を感じてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。