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【京都府】伏見稲荷大社とは?歴史や見所、アクセス情報をご紹介

 

あなたは「京都」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

京都は「千年の都」と称される歴史ある都市。

 

コンビニエンスストアの数よりもお寺の数のほうが多いと言われています。

 

そんな中で、国内外問わず大勢の参拝・観光客が訪れる絶対に外せない観光スポットがあります。

 

それが、「伏見稲荷大社」。

 

あなたが京都を訪れた際の観光のコースにぜひ入れたくなるよう、

 

その見所や歴史、アクセス情報を順にご紹介していきますね。



「伏見稲荷大社」とは?歴史も併せてご紹介

 

あなたご近所に「お稲荷さん」はありますよね。

 

「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社あるとされる「稲荷神社」の総本社です。

 

そこには五穀豊穣(ごこくほうじょう)を司る稲荷大明神様が祀られています。

 

「伏見稲荷大社」がある稲荷山に稲荷大明神様が降り立ったのは奈良時代の711年。

 

なんと、1300年を超える歴史があるのです。

 

稲荷神はもともと「稲」を象徴する神で、「稲成り」の意味から後に「稲荷」の字が当てられたとされています。

 

●平安時代

淳和(じゅんな)天皇が病に倒れた際に、原因を調べたところ、稲荷山の木を切ったのが原因と判明。

 

朝廷は神様への非礼を詫び、これ以降、庶民の間では稲荷山の神社は霊験あらたかな神社だと評判が高まったそうです。

 

●鎌倉時代

神仏習合(神道と仏教が混ざり一つの信仰体系と成ったもの)が盛んになり、

 

神社付属の寺院や仏堂がたくさんできました。

 

「稲荷大明神」の使いである狐が定まったのもこの時期らしいです。

 

我々の目には見えないので白(透明)狐でびゃっこ様と崇めます。

 

●室町時代

動乱が原因で社殿などが破壊・燃え尽きてしまいます。

 

●江戸時代

戦乱は無くなるとともに商業が発展し、稲荷神社は五穀豊穣の神様ですが、

 

商いの成功を祈る町人たちからも人気がでます。

 

なぜ「伏見稲荷大社」には鳥居がたくさんあるのでしょう?

 

これは、願い事が「通る」・「通った」の意味から江戸時代以降、

 

鳥居を奉納する習慣が盛んになったことが理由だそうです。

 

●現代

日本国内だけに限らず、海外からの観光客も足を運ぶ京都を代表する観光地となっています。



「伏見稲荷大社」の見所をわかりやすくご紹介

 

「伏見稲荷大社」といえば色鮮やかな朱塗りの鳥居。

 

ほぼすべての参道に鳥居があり、その数はおよそ1万基!!

 

ものすごい数の鳥居があります。

 

数ある見所のなかでいくつかご紹介します。

 

◎『楼門(ろうもん)』

神社の顔であり、とても豪華な造りをしています。

 

「伏見稲荷大社」の楼門は1589年に豊臣秀吉が造営したと言われており

 

秀吉は大社に「母親の病気が治るように」と祈願します。

 

もし、それが叶うなら1万石奉加すると願文(がんもん)を記しました。

 

秀吉が寄進したこの楼門は神社の楼門としては最大級の大きさを誇っています。

 

◎『本殿』

今建っているのは1499年に再建されたもの。

 

最初にできた本殿は「応仁の乱」で焼失。

 

本殿は「神仏習合」の名残を残す大社特有の建築様式でできており別称「稲荷造り」とも呼ばれています。

 

◎『千本鳥居』

最も有名ですね。

 

この神秘的な光景を見ようと海外からもたくさんの人が訪れる「伏見稲荷大社」きっての観光スポット。

 

江戸時代以降、大社に祈願した人が願いが叶うと鳥居を奉納する習慣が広がり、

 

結果たくさんの朱色の鳥居が連なる景色ができました。

 

お稲荷さんの鳥居が朱(あか)いのは「稲荷塗」といって朱で色彩するのが習慣だからです。

 

あなたの身近にあるお稲荷さんの鳥居も朱いはずです!

 

千本鳥居をくぐる前に、入口手前に「狐の輪」があります。

 

2匹の狐が作っている輪の中にお賽銭を投げ入れることができれば

 

願いが叶うとされているので、チャレンジしてみましょう。

 

◎『奥社奉排(ほうはい)所』

通称「奥の院」。

 

稲荷山を遥拝(ようはい)する場所で、参拝はここで行います。

 

絵馬等もここで奉納します。

 

◎『おもかる石』

奥の院の右側後ろに一対の石灯篭があります。

 

この灯篭の上に石が置かれています。※正確には擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれている部分です。

 

願い事を祈願しその後、石を持ち上げます。

 

その時、自分が思ったよりも

 

「軽い」と感じれば「願いが叶う日は近い」とされ

 

「重い」と感じたら「願いが叶う日は遠い」と伝えられています。

 

あなたもぜひとも試してみましょう。

 

それぞれの神社にはオリジナルの絵馬やおみくじがあるのでそれを楽しむのもまた一興です。

 

見所は他にもたくさんあるので、ぜひご自身で歩いて見てくださいね。



「伏見稲荷大社」へのアクセスや拝観時間の紹介

 

「伏見稲荷大社」は『24時間参拝』が可能です。

 

見学の所要時間はおおよそ2~3時間と言われています。

 

ですが、「伏見稲荷大社」は稲荷山自体が境内なので時間には余裕を持ち、

 

且つ、軽い登山の感じを覚悟して行動しましょう。

 

又、御朱印を集めている方は注意が必要です。

 

「伏見稲荷大社」では4種類の御朱印が頂けます。

 

■本殿横の社務所・・・・朝9時頃~15時30分頃まで。
(正月~2月の初午大祭までは第2鳥居左側「儀式殿」にて授与)

 

■奥社奉拝所の社務所・・朝8時30分頃~15時30分頃まで。
(繁忙期は紙朱印になります。)

 

■御膳谷奉拝所の社務所・朝8時30分頃~15時30分ごろまで。
(稲荷山山頂付近にあるので時間には十分注意しましょう)

 

■伏見神宝神社(ふしみかんだらじんじゃ)の社務所
朝6時頃~16時頃まで。

 

「伏見稲荷大社」の敷地内にありますが別の神社になります。

 

奥社奉拝所から左方向の鳥居(根上松方向に向かう)

 

歩いていくと「根上松」の案内があり、左手に「根上松」が見えます。

 

ここを右手に行くと伏見神宝神社に行く案内が出てきます。

 

道なりに行くと2~3分程で着くことができるでしょう。

 

※御朱印は全ての社務所で300円の初穂料がかかります。
又、必ず参拝を行ってから授与して頂きましょう。

 

御朱印帳も忘れず持参しましょう。

 

◆アクセス方法

 

・徒歩の場合

京都駅からJR奈良線「稲荷駅」で下車後改札を出て正面すぐ

 

・お車の場合

 

名神高速道路 京都南IC降りて約20分

 

阪神高速道路 上鳥羽出口降りて約10分

 



「伏見稲荷大社」付近の駐車場情報は?

 

以下が比較的停めやすい駐車場ですが、付近の道路は大変混雑しますのでなるべく公共交通機関を利用しましょう。

 



「伏見稲荷大社」おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

 

京都には多くの神社・仏閣がありますが、「伏見稲荷大社」は外せない観光スポットです。

 

海外からも注目されるパワースポットとして今後も参拝客は増えると思います。

 

また、参道や付近の商店街には様々なお店があります。

 

お土産やちょっとした食べ歩きに「いなりふたばの豆大福」や

 

稲荷煎餅発症のお店「総本家 宝玉堂」の狐の顔の形をしたお煎餅、

 

お煎餅も食べれて占いもできる「松屋の鈴味噌煎餅」等

 

そこでしか味わえない伏見グルメを楽しむのもよいでしょう。

 

今年2019年はぜひ、伏見稲荷大社を訪れてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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