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【日本一の火祭】野沢温泉の道祖神祭りとは?意味や読み方もご紹介!

 

あなたは野沢温泉で毎年行われる日本屈指の奇祭「道祖神祭り」をご存知でしょうか。

 

「道祖神祭り」は国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、

 

日本三大火祭りのひとつにも数えられる有名なお祭りです。

 

でも、意外と知られていないのが、

 

これ..なんて読むの?

 

今回は、日本屈指の奇祭として有名な「道祖神祭り」の意味や、意外と知らない読み方

 

また、お祭りが行われる野沢温泉の楽しみ方もあわせてご紹介していきますね。

 



 

道祖神祭りの意味や読み方は?

 

まず、「道祖神祭」は、「どうそじんまつり」と読みます。

 

「さえのかみ‐まつり」と言われることもあります。

 

(ここまで知っていれば相当なドヤ顔ができるでしょう)

 

道祖神とは、災厄の進入を防いだり子孫繁栄をもたらしたりする守り神のことで、

 

村落の辻や峠の境に祀られ、外来の邪悪なものをさえぎるという風に伝えられています。

 

元は道教から生まれたという説もあるそうですが、

 

神道やら仏教などさまざまな宗教に習合されなどして、

 

実に身近な神として親しまれてきました。

 

そのため、「さえぎる」という意味から広がり、

 

厄除け五穀豊穣縁結び安産と、

 

いろいろな役割をになうようになった大変な神さまでもあります。

 

一般的には石碑や石像の形で祀られることが多いのですが、

 

野沢温泉の道祖神は男女一対の木彫りの人形である点が特徴です。

 

村境などに祀るほか、

 

各家庭でも小さな道祖神を1年間神棚に祀っているのだそうです。

 



 

道祖神祭りとは?

小正月に注連縄やしめ飾りなどを焼き、無病息災や五穀豊穣を祈る「どんど焼き

 

全国各地で行われていますが「道祖神祭り」もそのひとつ。

 

村の平安初子の祝い良縁祈願厄祓いなどの性格を持ち、

 

その激しさや壮大さから日本三大火祭りのひとつに数えられています。

 

野沢温泉村では「ドウロクジン」「サエノカミ」などとも呼ばれる道祖神は、

 

縁結び子宝の神とされ、

 

道祖神祭りの当日には会場にある大きなたらいに自分の家の神様を納め、

 

他の家から来た気に入った神様を持ち帰ることで“縁結び”となります。

 

野沢温泉の道祖神祭りは江戸時代から行われており、

 

  • 初子の祝い
  • 厄年の祓い
  • 良縁祈願

 

などを目的としているそうです。

 

道祖神祭りの日程は?

お祭りは毎年1月

 

  • 13日・・・・御神木里曳き
  • 14日・・・・社殿組み立て
  • 15日夜・・・祭り本番

 

というスケジュールになっています。

 

道祖神祭りは男たちの宿命、終われば「一人前の男

 

道祖神祭りは、

 

野沢温泉村で男として生まれたからには誰もが通らなければならない伝統行事

 

といわれています。

 

参加必須の宿命ともいえる儀式で、ここに参加したことでやっと「一人前の男として

 

村で認められるようになります。

 

参加しない場合はのけ者になるのだとか。

 

野沢温泉の道祖神祭りでは、「三夜講」と呼ばれる42歳・41歳・40歳の厄年の男たちが

 

3年間行事を担当します。

 

そこに毎年25歳の厄年の男が加わり、祭りを開催するのだそうです。

 

この「三夜講」と25歳の厄男は、祭り当日はもちろんのこと、

 

準備のために1週間以上も仕事を休んで作業にかかります。

 

地元を離れている厄男も、

 

よほどの予定がない限り、この祭りの日には村に戻ってこなければならず

 

昨今の働き方改革がなかった時代は

 

どうやって受け継いできたのか気になるところです。

 

道祖神祭りの最大の見どころは?

必見は、午後10時頃から始まる、

 

厄年男たちと村民との攻防戦です。

 

42歳の厄年男が乗った社殿に村民たちが火を付けようと攻撃し、

 

25歳の厄年男たちが社殿を守ろうと必死に抵抗するというものです。

 

双方の手締めにより社殿に火が付けられ、巨大な社殿が燃え上がる光景はまさに圧巻!

またこの炎は翌日まで残っており、地元の人々は翌朝ここで餅などを焼いて食べます。

 

ここで餅を焼いて食べると、1年間健康に過ごすことができるのだそうですよ。

 

道祖神祭りに参加できるのは地元の人だけですが、見学だけなら観光客も可能です。

 

近年では、国内外からも多くの観光客が訪れています。

 



 

道祖神祭りの前後は野沢温泉で楽しもう

 

温泉

野沢温泉は、長野県下高井郡野沢温泉村にある温泉街です。

 

奈良時代に行基によって発見されたといわれる歴史の古い温泉で、

 

温泉宿以外にも、寸志で入浴できる13軒の外湯が有名です。

 

どこも天然温泉100%かけ流しで、風情あるレトロな建物が魅力的です。

 

野沢温泉のシンボルともいえる「大湯」を中心に、

 

ぜひ外湯めぐりを楽しんでみてくださいね。

 

6:00~23:00まで営業しているので、のんびりと回ることができますよ。

 

スキー場

道祖神祭りの時期は、ちょうどスキーシーズン真っ只中!

 

冬はスキーが非常に有名な場所であり、

 

村内には1,000m以上もの標高差を誇る「野沢温泉スキー場があり、

 

近年は外国人スキーヤーも多く訪れる人気スポットです。

 

コースの種類が非常に多く、初心者から上級者まで楽しむことができます

 

レンタルショップも多数ありますので、手ぶらで訪れてもOKです。

 



 

【日本一の火祭】野沢温泉の道祖神祭りとは?意味や読み方もご紹介! おわりに

 

毎年1月15日に道祖神祭りが行われる長野県下高井郡

 

この時期は間違いなく雪が深く、非常に寒いです。

 

でも、厄除け五穀豊穣縁結び安産に加え、

 

焼いたお餅を食べれば1年健康に過ごすことができるなら、行くしかないですよね!

 

あなたもぜひ今年2020年は温泉やスキーも楽しめる

 

野沢温泉の道祖神祭りに足を運んでみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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