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ミュージックの日とは?いつ?由来や関連イベントをご紹介します!

 

あなたはどんな音楽がお好きですか?

 

アイドルが歌うJ―POPが好きな時代があれば、

 

オーケストラ、洋楽、邦楽、R&B、レゲエ、ロック、ボサノバ・・・

 

誰もが、その時に付き合う恋人や仲間によって

 

様々なジャンルの音楽に興味を持って生きていきますよね。

 

そんな多様な音楽を全てひっくるめて記念する

 

「ミュージックの日」があるのをご存知でしょうか?

 

今回は、ミュージックの日とは何なのか、いつなのか、由来や関連イベントをご紹介します。

 



 

ミュージックの日とは?

音楽の素晴らしさを伝える

 

音楽には不思議なパワーがありますよね。

 

時に勇気づけてくれたり、励ましてくれたり、歌詞に共感して涙が流れたり。

 

そんな音楽の良さを音楽関係者側から積極的に伝え、

 

より多くの人と共有しあいたいというのが、一番大きな目的です。

 

生の音楽を感じてほしい

私たちの回りには、CDや配信提供されている楽曲、カラオケなど、

 

たくさんの音楽が溢れています

 

それでも、時々は録音された音源ではなく生の音を聞いてほしい

 

という願いがあるそうです。

 

生の音に触れ、ミュージシャンとお客さんが一体になるライブを体感してほしい

 

と考えているのです。

 

音楽界の現状を発信したい

 

CDの売り上げが伸び悩んでいたり、違法ダウンロードなどの著作権侵害…

 

今の音楽業界には、悩みの種がたくさんあります。

 

ミュージックの日には、そんな音楽界や音楽家の厳しい現状を訴えていく

 

という意図もあるようです。

音楽家の安定を!

音楽家も職業人です。

 

音楽だけで生活し、打ち込める収入が必要ですが、実際のところ環境は整っていません

 

フリーのミュージシャンにも、勤労者としての社会保障の適用を求める声が上がっている反面、

 

そういう保証がクリエイティブな感性を喪失させる懸念点もあり、

 

いずれにせよ、議論するに値するトピックではないでしょうか。

 



 

ミュージックの日はいつ?

3(ミュー)19(ジック)の語呂合わせから、毎年3月19日に日付が決定されました。

 

でも少し覚えにくい語呂合わせかもしれないですね…

ミュージックの日の由来は?

様々な記念日 「○○の日」が生まれる中、従来から求められていた「音楽の日」を

 

ぜひ社会に定着させたいということで、

 

1991年音楽関係者の労働団体「日本音楽家ユニオン」(※)が制定したのが由来です。

 

メジャーデビューして事務所に所属している人ばかりではない音楽業界だからこそ、

 

環境が整えられていけば音楽家の人達がよりのびのびと活動できるようになると思います。

 

(※)「日本音楽家ユニオン」とは?

「日本音楽家ユニオン」は、オーケストラの楽団員を始めとして指揮者や音楽教室の講師、

色々なジャンルのミュージシャンなど、音楽家や音楽に関わる人達で構成されている、労働組合のひとつです。

音楽家がより活躍しやすい環境を整えるのが主な活動になっています。

たとえばオーケストラ楽団員の労働環境の改善や音楽家がNHKや民放に出演するときの、出演料の取り決めや、

著作権侵害に関係する法律の整備にも、積極的に取り組んでいます。

 



 

ミュージックの日の関連イベントは?

2020年のイベントはまだ告知されていませんが、

 

毎年、3月の初旬から4月初旬にかけて数々の音楽家が参加するお祭り的要素も加え、

 

「日本音楽家ユニオン」の会員が中心となり全国各地でコンサートを開催しています。

 

(*2020年9月11日時点)

 

これまで、

 

  • 京都・清水寺での奉納演奏
  • 東京・虎ノ門の官庁街でのびらまき

 

など東北や九州の地震や水害による被災地でも行われてきました。

 

どのイベントも、2000円程度の入場料で手軽に参加できるイベントになっています。

 



 

ミュージックの日とは?いつ?由来や関連イベントは? おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

ミュージックの日は、音楽の素晴らしさを伝えると同時に、

 

音楽について考える日でもあります。

 

インターネットが普及したここ数年、音楽の楽しみ方は劇的に変わりました。

 

レコードやCD、カセットを購入しなければ音楽を楽しめなかった時代は過ぎ、

 

パソコンのYoutubeや誰もが持っているスマートホン1台あれば数秒で

 

どこの国の音楽でも無料で聴ける時代です。

 

ただ、手軽に作曲できて聞けるようになった反面、

 

音楽にお金を出す人が減り、従来の価値が薄れているのも事実です。

 

数字で見ても、日本レコード協会によると、音楽CD(8cmと12cm)の生産枚数の推移は、

 

昭和59年(1984年)以降増加傾向にありましたが、

 

平成10年(1998年)4億5千7百万枚をピークとして減少傾向に、

 

平成28年(2016年)には1億5千9百万枚となり、

 

ピークの平成10年(1998年)の半分以下に減少しています。

 

有料音楽配信でダウンロードされた曲の件数の推移もみると、

 

平成17年(2005年)以降増加していましたが、平成21年(2009年)から減少に転じ、

 

平成28年(2016年)では1億5千9百万件となって減少傾向にあります。

 

違法ダウンロードなどですべての音楽が無料になれば、

 

多くの人は音楽を作ることをやめざるを得ないため、

 

才能と技術を守る意味でも、環境を整えていく段階に入っているのではないでしょうか。

 

あなたも今年のミュージックの日は、好きな音楽を聴くだけでなく、

 

できれば目の前で見て感じられる熱気あるライブまで足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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