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LGBTが抱える問題とは?学校や職場でのいじめをどうやって防ぐ?

ここ最近、性的マイノリティの人たちを世に伝える「LGBT」という言葉を

ニュースやテレビでよく耳にするようになりました。

「LGBT」の人は世界中にたくさんいます。

もしかしたら、人間だけでなく動物にだっているかもしれません。

どんな世界でも少数派は多数派に比べて肩身が狭い思いをしており、

多数派から攻撃されてしまうこともあるのが常です。

そこで、今回は、性的マイノリティである「LGBT」の人々が抱える問題について、

彼らに起こりうる学校や職場でのいじめをどうやって防ぐかを

考察していきたいと思います。

 



 

LGBTが抱える問題とは?

歴史を紐解いていくとLGBTが抱える問題はたくさんあります。

制度の問題

性別の変更

まず、社会では、自分が生まれてきた

「身体的な特徴である性別」と「別の性別」になるためには

主に下記5つの条件を課せられます。

  1. 20歳以上であること
  2. 現在、結婚をしていないこ
  3. 現在、未成年の子どもがいないこと
  4. 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能がないこと
  5. 外見がなろうとする性別になっていること
金銭面

外見と内面が不一致の場合、内面と同じ性別にするために

手術をしたりホルモン注射をしたり、多額の費用がかかります。

結婚

結婚式は、民間の式であれば執り行うことが可能です。

しかし、法律的にはなんの効力もないので、

片方に何かあった時に夫婦としての保障は受けられません

異性であれば、年数がたつと事実婚がみとめられますが、

同性は認められないのが現状です。

社会的

LGBTの方は、第三者からの差別的な行動や、心ない発言で傷つくことも多く、

嫌がらせを受けることが多々あります。

日本では、いじめは大きな社会問題となっていますよね。

LGBTの人への学校や職場でのいじめをどうやって防ぐか?

LGBTが抱える問題のなかで、最も問題なのが「いじめ」です。

宝塚大学看護部日高研究所が行なった、LGBTの方への調査では、

小学校・中学校・高校生活において、いじめを受けた経験があるとの回答は、

全体の約6割にも及んだそうです。

数字で見てみると、

  • 40歳代・・・63.1%
  • 30歳代・・・60.9%
  • 50歳以上・・・49.8%

いじめ経験者のうち

  • 「言葉」によるいじめ・・・63.8%
  • 「身体的な被害」・・・18.3%

と、極めて高い結果となっており、早急な対応が必要とされています。

 



 

LGBTの人へのいじめに対する教育現場での対策は?

LGBTの割合3~8%とも言われ、当然ですが学校にも、

一定数の割合でLGBTの子どもがいます。

2017年3月には、日本政府はいじめ防止基本方針の改訂をしました。

具体的には、LGBTの生徒へのいじめを防止するために

教職員の間でのLGBTへの理解を促進するよう明記し、

LGBTの生徒の保護の項目も盛り込まれました。

2016年には教職員向けに、LGBT生徒への対応を記した手引きも発行しています。

しかし、LGBTの方への調査で、

「先生がいじめの解決に役立ったか」という質問に対して、

役に立ったと回答したのは13.6%と、とても低い数字になっています。

とはいえ、最近では制服トイレ体育の授業など

LGBTの子どもがいる前提で、配慮している学校も増えています。

また、体の仕組みを取り扱う『保健』や『道徳』、『理科』などの教科の中でも、

性にも『個性』があると教えています。

この取り組みは、公立の学校の方が私立の学校に比べて進んでいると言えるでしょう。

LGBTの人へのいじめに対する企業での対策は?

社会に出ても、いじめや差別をする人は必ずいるのが現実です。

そのため、差別的な言動を受けることを心配して、

職場でもカミングアウトできないLGBTの方は多いと思います。

着替えトイレの問題異性向けの会話に参加するとき、

同僚に避けられたり偏見をもたれたりしないかという不安なども、

LGBTの方にとって大きな問題でしょう。

本当の性別を隠すことがストレスに感じ、仕事に集中できないという声もあります。

相談する人がいなくて孤立し、会社に居場所がなくなる方もいるかもしれません。

しかし近年、LGBTの方を自社サービスへ適応させている企業も増えつつあり、

例えば・・・

ライフネット生命

異性間の事実婚に準じる

「同性パートナー」への死亡保険金受け取りが可能になりました。

ANA

「ANAグループダイバーシティ&インクルージョン宣言」をし、

家族向けのマイレージプログラムを同性カップルも共有できるようにしました。

ソフトバンク

同性パートナーも「家族割」に加入できるサービス

携帯キャリア企業内で最初に展開。

ほかにも、同性婚への適用福利厚生の対象

同性パートナーにも拡大している企業などもあります。

また、就活中のLGBTの学生向けに会社説明会などイベントを実施し、

安心して応募できる環境を整える企業も増えています。

これは世界的に見てもとても誇れることではないでしょうか。

 



 

LGBTが抱える問題とは?学校や職場でのいじめをどうやって防ぐ?おわりに

学校や企業など、少しずつ変化はみられるものの、

未だにLGBTの方に対する差別があったり、

しっかりとした制度も確立されていなかったりするのが今の日本の現状です。

強いものは弱いものを、多い方は少ない方を・・・

悲しいですが、子どもだけでなく大人もいじめや差別を繰り返しています。

いじめや差別は人間の性であり、恐らくこの先も、

どのような制度を打ち出しても、根絶は不可能でしょう。

それでも、実際に最近ではテレビをつけると

LGBTの人が毎日のように活躍されており、

その個性を武器に、性が2つだけではないことを

少しずつ認知されるよう働きかけているように見えます。

少しずつなんて、今まさに悩んでいる人には待てないかもしれませんが、

かつての女性差別や黒人差別も現在では相当和らいでいるのは人間の進歩で、

これからも、個性を大切に、自分を大切に

いじめはなくならない前提で、抑止するルールを設け

LGBTを説明不要の常識にしていくことが肝要なのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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