今回は「ホワイトハッカー」について、わかりやすくご説明します!
そう、ハッカーと聞けば犯罪のニオイがプンプンしますね・・・?
でも今回は、犯罪を未然に防ぐ側のハッカー、ホワイトハッカーです!
2020年東京オリンピックを控えて、サイバー犯罪を防ぐための施策として、
政府がホワイトハッカー育成プログラムを公開、募集したところ大人気!
店員40名のところ、350名の応募が殺到したとか!
確かに「ホワイトハッカー」美味しい職業にも見えてしまいますね。
実際のところはどうなんでしょう?
では、早速調べてみましょう!
そもそも「ホワイトハッカー」って何なの?
今やあらゆる場面で利用されている、ネットワークやスマホやPCなどなど。
ネット上にはどうでもいい情報から個人情報、極秘情報まで、
ありとあらゆる情報が流れています。
こうした情報を勝手に盗んで悪いことに利用する人たちのことを
「ハッカー」「クラッカー」と呼ばれ、
逆にこうした情報を盗む手法を知っていても、
盗まれて悪いことに利用されないように活動している人たちが
「ホワイトハッカー」です。
正義の味方「ホワイトハッカー」は、特に政府や企業に重宝されます。
極秘情報が外に漏れてしまったり盗まれて悪用されてしまったら、
国や企業の信用がガタ落ちですからね。
ホワイトハッカーは特に政府機関や企業からの依頼を中心に、
サイバー攻撃への対応策や防衛策を立てて実行し、
システム化する仕事を請け負っています。
その報酬は通常のエンジニアの倍、1000万から数千万円を稼ぐ強者も!
いえいえ、高給取りの「ホワイトハッカー」は今や、若者にも人気の職業の1つですよ。
「ホワイトハッカー」になるには?資格や勉強法はあるの?
ホワイトハッカーになるためには、高度なIT知識と技術が必要です。
政府付「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」が
ホワイトハッカーを募集した時の募集要項は、以下です。
- IT系の高専もしくは大卒以上の方
- ITセキュリティ分野での研究実績がある、もしくは実務経験5年以上、もしくは情報処理技術者試験(高度試験)と同等以上のIT・セキュリティ関連の資格をお持ちの方
- 英語能力がある方
上記すべてを満たすことがNISCのホワイトハッカーの応募資格です。
これを厳しいと思うか、楽勝と思うかは、あなた次第!?
みんなホワイトハッカーになれるのかな?
だったらまずはITパスポート試験から・・・
もう少し専門知識が必要な高度資格を取っておけよ。
では、ホワイトハッカーになるためのオススメの情報処理試験とは?
- 情報処理技術者試験
- 情報セキュリティスペシャリスト
- ITストラジスト
- システムアーキテクト
- ネットワークスペシャリスト
- プロジェクトマネージャ
- ITサービスマネージャ
- データベーススペシャリスト
それが、「認定ホワイトハッカー/CertifiedEthicalHacker(CEH)」です!
CEHは
米国EC-Council(国際電子商取引コンサルタント協議会)社が提供する
認定資格です。
その内容はというと、
- システムや使用環境に関する脆弱性を洗い出す
- システムを攻撃する
- システムを悪用するウイルス、マルウェアなどを使用する
- WEBサーバーやWEBアプリケーションへの攻撃
- 暗号の解読
など、ネットワークを中心に幅広い知識を問われますね。
それは、ブラックハッカーの実際の手口を熟知する必要があるからです。
CEHに認定されているエンジニアであれば、
安心してセキュリティーを任せられると認めてもらいやすいので、
必須の資格はないものの、ホワイトハッカーとして活躍する人たちの中には、
こうした資格を取得している人が多いようです。
でも世の中にはどの世界にも「天才」と呼ばれる人たちが居るもので。
当然、こうした資格を持っていなくても
活躍しているホワイトハッカー達も居ます。
なので資格を持つことは必須ではありませんが、
知識を持っていることは必須と言えるでしょう。
ホワイトハッカーになるには?資格や勉強法はあるのか徹底検証! おわりに
いかがでしたでしょうか。
年収だけ見るとなかなか美味しそうな「ホワイトハッカー」ですが、
ネットワークセキュリティのスペシャリストとして、
日々精進する必要がありそうですね。
それでもホワイトハッカーを目指したい方は、
今日から頑張ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。