今年２０２０年も中盤に差し掛かり、
ようやく世界の先進国では新型コロナウイルス（以後、コロナ）の第一波が
落ち着きつつあります。
日本でも５月１４日に３９県において
緊急事態宣言が解除され、
今のままいけば、６月以降は
全都道府県で緊急事態宣言が解除されると思います。
ですが、解除されたところで、
行動自粛の生活は続くことでしょう。
そう、少し前までの日常生活をすることはできません。
「第二波」に備え、
新しい生活様式を日常に取り入れていくことが求められてます。
新しい生活様式と聞いて
最初に思い浮かぶのはテレワーク。
あなたも在宅勤務時間が増えたのではないでしょうか。
そうなると、スーツなど通勤服を着る機会が減り、
ラフな格好になり、毎日のファッションが変わりつつあります。
そして、当たり前になった「マスク」をつけること。
気づけばマスクをつけるのが日常になりましたよね。
著者も外に出るときは自然とマスクをつけるようになりました。
そうなると、バラエティー豊かなマスクが販売され、
今や素材、色、デザインなど、多種多様になってきて、
GUCCIからUNIQLOまで製造しはじめたマスクは
今後ファッションの一部になっていくのは間違いないと言えます。
そして、人々のファッション全体としても
コロナ前後では変化が出てきています。
今回は、コロナ後のファッションはどうなるかについて
お話させていただきます。
コロナ後の洋服の買い物はファッション通販を利用している人が急増
新型コロナウイルスの影響が出始めた２０２０年以降、
あなたは服をどうやって購入しましたか？
その場所はどこですか？
「お店？」
「ネット通販？」
「フリマアプリ？」など・・
今までなら「お店で購入」だった人も、
緊急事態宣言以降お店が休業に入り、
お店で服を購入することが困難になりました。
また、学校や仕事が休みになり、
家にいる時間が増え、時間を持て余し、
ネットをみていたら、つい物欲が湧いて購入してしまった方もいるはず。
そう、家にいることで、
ネット通販を利用する人が増えたんです！
元々ネット通販を利用されていた人、プラス、
お店で購入していた人がネット通販へ流れていき、
一気に通販需要が高まっていったのです。
この流れは緊急事態宣言が解除された後も続くことが予想されます。
コロナ後はファッションブランドが春夏物セールを開始する？
外出自粛の影響で外で服を買うことが減りました。
これはファッションブランドにとっては大打撃です。
とくに大変だったのがゴールデンウイーク。
各社、ゴールデンウイークは稼ぎ時なのに
密になることを懸念されたことから休業を余儀なくされ、
自社のネット通販で大型割引きセールを実施していたところがたくさんありました。
セールだけでなくSNSを駆使したりと、
ファッション業界も新たな取り組みを始めてます。
例えば・・・
若い世代を中心に人気なBEAMS（ビームス）。
各店舗で、５月１４日（木）より
THANKFUL SALEを開催しているそうです。
BEAMSの各レーベルから、
オリジナル、インポート商品の一部がセール価格で購入できますよ。
公式オンラインストア
そして大人の女性に人気なTOMORROWLAND（トゥモローランド）。
自社メンバーズカード会員限定で、
５月２９日（金）まで全アイテム１５%OFFになるキャンペーンを開催中！
もちろん、新規ご入会の方にも対象となるそうです。
これからは、ファッション業界もお店で服を売るだけでなく、
新たな購買スタイルを作り上げていくことが
必要とされているのかもしれません。
コロナ後の在宅勤務時間の増加に伴うファッションの変化は？
前述の通り、コロナの影響から仕事も大きく変化し、
一番は在宅勤務でテレワークでの仕事が増えました。
毎日の通勤地獄がなくなり、朝もギリギリまで寝られて
「正直、ラッキー！」なんて思ってる人もいるはず。
そして何より仕事服に着替えなくていいのです。
ほとんどの人は会社に行くとなると、
営業はスーツ、それ以外の仕事もラフな格好ではなく、
最低限のフォーマルな服装を要求されます。
では、基本は人に見られることがない在宅でのお仕事中、
どんな格好が適切なのでしょうか。
注意が必要なのがビデオ会議。
「ちゃんとしたアウトプットが出てるからOKでしょ？」
と、モニター越しにパジャマ姿で言われると、
まだ違和感を感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スタイリストの中川恭子さんは、
「きれいめ、カジュアル、モードが全部できるようになる」
を、アドバイスしたそうです。
ではどんな色合いがよいのか？
答えは、「明るめの色合い」。
理由は、ビデオ会議で、顔色が明るくみえるから
印象がよくなるからだそうです。
自宅から出られず気持ちが沈みがちな時も
アイボリーやベージュなどを着るだけで前向きな気持ちになれるとか。
避けたほうがいいのは柄物。
柄物はモニタ越しの相手から見ると目がチカチカしてしまい、
デザインによっては派手さがでると思います。
そして、女性はやはり最低限でも
メイクをした方がいいと思います。
これからも在宅勤務は続くことが予想され、
着替えるモチベーションが下がることもあるでしょう。
しかし、仕事のファッションは
相手に敬意を払って正装する意味合いもあるため、
明るい色の服を着たり、タンスに眠っていた服を着てみたりと、
自分の意識を上げてみることも大切なのではないでしょうか。
コロナ後のファッションはどうなる？新生活様式が与える影響を考察 おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、コロナの影響で
ファッションにも大きな変化があったことをご紹介してみました。
恐らく全都道府県で緊急事態宣言が解除された後も、
世界は以前の生活を取り戻せないでしょう。
今後はバーゲンセールのカゴの中の洋服を
もみくちゃになって取り合う光景は見られなくなるはずです。
でも、考え方ひとつで、良い方向に向かうことも多く、
今までネット通販を利用しなかった高齢者たちがネットの利用を促され、
その利便性に気が付かされたことで、
より良いITインフラを活用した社会が実現していくのではないでしょうか。
１人１人が新しい生活様式を取り入れながら、
コロナ前より安全で暮らしやすく、
何より楽しんでいける社会を実現していければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
