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バウムクーヘンとは?歴史やバウムクーヘン博覧会についてご紹介

優しい味わいと可愛らしい楕円形、

あなたはバウムクーヘンがお好きですか?

 

バウムクーヘンはドイツのお菓子で多くの人に愛されていますよね。

 

ですが、なぜバウムクーヘンと呼ばれるようになったのか、その歴史や、

バウムクーヘン博覧会についてご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか?

 

この記事では、バウムクーヘンの歴史やバウムクーヘン博覧会について

分かりやすくご紹介したいと思います。
 



 

バウムクーヘンとは?

バウムクーヘンは中心にドーナツ状の穴が空き、

断面には樹木の年輪のような模様が浮き出たドイツのケーキのことです。

 

バウムクーヘンという呼び名の由来は、

ドイツ語で「木」という意味を持つ“バウム”と、

「ケーキ」を表す“クーヘン”という言葉が合わさってできています。

 

日本では、年輪のような形状から結婚式や祝い事の引き出物として使われることが多く、

年輪ができる樹木のように、いつまでも仲睦まじく健やかに過ごしていけるように

という願いが込められていると考えられています。

 

実は、ドイツを代表するお菓子のひとつでありながら、

現在のドイツでは日本ほどは頻繁に食べられることが少ないそうです。

 

それは特殊な製法と伝統的な技法が関係しており、

ドイツの一般的な菓子店では販売されていないケースも多いのだとか。

バウムクーヘンの歴史は?

バウムクーヘンの歴史はとても長く、原型が誕生したのは紀元前のギリシャだと言われています。

それは木の棒にパン生地を巻き付けて焼いたもので、当時はオベリアスと呼ばれていたとか。

 

今日の一般的な製法は18世紀頃に成立したものとされ、

小麦粉、バター、全卵を1対1対2の割合で混ぜ合わせ、

砂糖やハチミツ、バニラ、マジパン、ラム酒(またはブランデー酒)を加え、

芯になる棒の表面に生地を少量かけてバーナーで焼くと、

表面に焼き色のついた厚さ1~2mmの薄い層ができます。

 

焼けた層の上に生地をかけながら焼くことを繰り返し、

薄い層を10~20層重ねて作り、

そして焼きあがった後に芯を抜いて輪切りにしたあと、バーナーで炙り、

年輪のような模様を作り出します。

 

日本にバウムクーヘンが入ってきたのは第一次世界大戦の頃で、

当時敗戦国の捕虜として来日したドイツ人の菓子職人、カール・ユーハイムによって持ち込まれました。

 

1919年(大正8年)3月4日に広島物産陳列館(後の原爆ドーム)で開催された、

ドイツ作品展示即売会において発売されたのが最初で、

そのことを受けて毎年3月4日は「バウムクーヘンの日」として設定されています。

 

カール・ユーハイムは第一次世界大戦後に日本で菓子店を開き、

当時はピラミッドケーキという名前で呼ばれていました。

 

1960年代からはバウムクーヘンという名前で知られるようになり、

株式会社ユーハイムは、現在もカールの事業を継承し、

主力商品としてバウムクーヘンを販売しています。

 

このことから、日本におけるバウムクーヘンはドイツをしのぐほどの普及をもたらしています。
 



 

バウムクーヘン博覧会とは?

バウムクーヘン博覧会とは、株式会社ユーハイムが主催する、

日本全国47都道府県からご当地のバウムクーヘンを一同に集め、

“バウムクーヘン”だけに焦点を当てた夢のような祭典のことです。

 

会場では様々なご当地バウムクーヘンを購入できるだけではなく、

焼き立てのバウムクーヘンを楽しめるなど、

バウムクーヘンの魅力を存分に楽しむことができるのです。

 

2016年から始まったバウムクーヘン博覧会は、神戸と広島で行われていたものの、

今年2020年は新型コロナウイルスの世界的な流行を受け、

広島での開催は中止され、神戸では縮小して開催されています。

 

ですが、2020年5月2日からはオンラインショップが新設され、

日本全国どこからでも、バウムクーヘン博覧会のバウムクーヘンを購入することができるのです。

 

こちらの特設ページから全国のバウムクーヘンを購入することができますよ。

バウムクーヘン博覧会ではどんな商品が売っているの?

バウムクーヘン博覧会では、どんなバウムクーヘンを楽しむことができるのでしょうか?

 

特におすすめしたいのが、バウムクーヘン詰め合わせセットです。

 

この詰め合わせセットはとても人気商品で、

店舗がオープンしてからわずか3分で完売したそうです!

 

限定100セットのみの販売になっているので、早めに購入することが必要です。

 

しかもバウムクーヘンの詰め合わせセットには、可愛いトートバックがついてくるので、

より人気が高まったのかもしれません。

 

その他にも、青森県から佐賀県まで全国の菓子店から販売されているバウムクーヘンを楽しむことができます。

 

商品はそのつど増えるようなので、

こまめにバウムクーヘン博覧会のホームページをチェックすることがおすすめです。
 



 

バウムクーヘンとは?歴史やバウムクーヘン博覧会についてご紹介 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

この記事では、バウムクーヘンとは何なのか、その歴史やバウムクーヘン博覧会についてご紹介しました。

 

今や本場ドイツよりも、日本で多くの人に愛されているバウムクーヘン。

最近では味付けにもバリエーションが出てきて、色々な味を楽しむことができますよね。

 

あなたもご自分へのご褒美や大切な人への贈り物に、

バウムクーヘンを購入してみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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