寒くなってくるこの時期、腰痛持ちの方には辛い季節になってきました。
突然襲ってくるズキズキ。
パソコンが普及して座っている時間が長くなった現代人にとって、
腰痛は一生うまく付き合っていく必要があると言えます。
しかし、腰痛になったときどこに行けばいいのか。
整体院、整形外科、整骨院……。
意外と知らない人は多いのが現状です。
そこで今回は腰痛になったときにどこへ行くのが適切か考察してみます。
あいたたたた!しまった……。重い荷物を持ったら腰をやられた
一度腰痛を経験してしまうとなかなか治らないものでな……。さて病院に行かなくては
そういえば駅前に新しい整体ができたらしいから行ってみたら?
整体院では治療行為は行っておらぬ。法的・公的に認められたものではなく、学校や団体などによる認定資格となり国家資格ではないのじゃ
えぇ、そうなの?じゃあどこへいけばいいのさ?
そうなんだ。知らなかった!それにしても整体とか整形外科とか整骨とか色々あってわかりづらいよ
ふむ。確かにややこしいの。今回はそれぞれの医療機関の特色を紹介してみよう。またなかなか治らない腰痛の原因や予防法についても検証してみるぞ
腰痛のときどこへ行く?整体院、整形外科、整骨院の違いとは?
肩こりや腰痛について製薬メーカーの第一三共ヘルスケアが行ったアンケートがあります。
アンケートの対象は30代・40代。
肩こり・腰痛経験者5000人を対象に、「肩こり・腰痛は日本の国民病だ」と思うかと聞いたところ・・
肩こりは73.5%、腰痛は67・0%の人が「国民病だ!」と答えています。
更に経験年数を聞くと、腰痛持ちの腰痛歴は平均9.9年ととても長く慢性化していることがわかりました。
腰痛はなかなか治らないって言うからね。病院選びが大切だよ
ところが国民的な病気である一方で、肩こりや腰痛になった際の放置する傾向について聞くと、肩こり・腰痛持ち全体の82.5%が『放置しがち』と答えておる。肩こりや腰痛が慢性化した人でも8割以上が放置したままなのじゃ
肩こり程度じゃ病院に行かないかも。でも、急なぎっくり腰とかだったらさすがに病院に行くよね?
なるほど。確かに肩こり持ちでは、これまでに医療機関を『受診したことがない』(76.8%)が多数派じゃ。しかし、腰痛持ちでは54.1%が受診しており、男性に限ると60.1%が医療機関に駆け込んでおる
緊急性によるのかもね。肩こりでも腰痛でもちょっと休めば治りそうな感じだったらわざわざ病院には行かないかな。あと、どこの病院に行ったらいいのかよくわからないっていうのが大きい気がする
ふむ、腰痛とか肩こりでどこの病院に行くべきかわからないのじゃな
だってさ、整体やら整骨やら整形やら色々あるけれど、何が違うか学校でも教えてくれないじゃん
ふむ。確かに腰痛になったときにどこに駆け込んだらいいのかわかりづらいかもしれん。では、腰痛に対処してくれる医療機関を比較検討していこうかのう
①整体院
まずは町中でよく見かける整体院からじゃ。こちらは資格なしでも行える。整体院では以下のようなことができるぞ
・骨格を矯正し、関節の歪みやズレを整える
・筋肉をほぐして血行を促進させる。
・疲労を回復させる
体の歪みを治したり、筋肉のこりをほぐしたりしてくれるんだね。でも、病院ではないんだよね?
先程も言ったが整体院は法的・公的に認められたものではない。つまり、医療機関ではないのじゃ。そのため、金額に関しては保険適用外となり1回の施術に5000円前後と治療費が高いところが多い
身体をほぐしてくれるけれど、根本的な治療は行えないってことか
また、整体院の場合各店舗や個人の技術や施術法に大きな差があり、全く効果がない場合もある。ゴッドハンドと言われる凄腕整体師がいる一方で素人とあまり変わらない整体師もいるのじゃ
誰でもできるから当たりはずれが激しいんだね
整体院では根本的な痛みの改善は難しい。どちらかというと疲労回復・ストレス解消などあくまでリフレッシュとして使用するべきじゃな。ただし、『生活習慣などが原因の慢性の腰痛』の人の場合は、『いい整体院やサロンで』『正しい施術を受ければ』という条件付き腰痛の改善を図ることができる
生活習慣などが原因の場合かぁ。合理天狗くんみたいにぎっくり腰の場合は無理だね
ケガや病気の場合は別じゃが、長時間同じ姿勢でいたり、姿勢が悪かったりするせいで、腰椎や骨盤が歪んで慢性的な痛みを引き起こす場合がある。そういうときは整体も有効ということじゃ
じゃあケガや病気の場合はどうするの?医師の診断が必要になってくるよね。整体はお医者さんじゃないから治療はできないし……
②整形外科
整形外科では以下のような治療が行われるぞ
・レントゲンやMRIによる検査
・触診、問診などから判断して診断
腰痛の原因を調べてくれるんだね!痛みを感じたらまずは整形外科に駆け込めばいいのかな?
今までに経験したことのない痛みやしびれを感じた場合はすぐに整形外科を受診しよう。椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどの重大な病気の場合もあるぞ。腰痛の症状が出る病気に下記のようなものがある
・椎間板ヘルニア
・脊柱菅狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
・腰椎骨折(ようついこっせつ)
・腰椎分離すべり症(ようついぶんりすべりしょう)
字面だけで痛そうだよ……。これは整形外科でないと診断できないのかな?
その通り。これらの症状は整体や整骨院では診断できない。ただし、上記が診断された後の施術や上記の症状が見られない腰痛に関しては整骨院でも診てもらえるぞ。整骨院については次に説明しよう
何はともあれ、痛みを感じたらまず整形外科に行くのが一番なんだね
腰痛の原因は様々じゃ。筋肉や骨、神経の損傷によって起こるものもあれば、内臓の病気によって起こる場合もある。それらの原因を特定するためにもまずは整形外科に診てもらうのが間違いないじゃろう
でも、外科って聞くとなんか怖いよ。手術するんでしょ?
外科といっても整形外科の患者さんのうち手術をするケースはたったの1割じゃ。残りの9割の方は継続的な治療をしたり、経過を見たりする。怖がらずに医師に痛みを正確に伝えることが大事じゃ。以下が整形外科での治療のアプローチじゃ
・診察(レントゲン、MRT、CT、血液検査など)
・病状や病態にあわせて投薬、注射、手術、リハビリテーション等で治療
③整骨院
ところで整骨院ではどんなことができるの?診断はできないんでしょ?診断後の施術だけ行っているの?
整骨院は『柔道整復師』という国家資格を取得しているセラピストが在籍している。しかし以下のことは違法となるためできないのじゃ
・診断
・検査
・レントゲン
・手術
・痛み止めの注射
・薬の処方
診断できないんだったら整形外科に行った方がいいんじゃない?
原因を特定したいときは整形外科がおすすめじゃが、なんとなく体がこって疲労が抜けないときなどは整骨院がお勧めじゃ。また、整形外科に受診したものの慢性的な痛みに悩まされているといった場合にも利用できるぞ
整骨院って何してくれるところ?整体院みたいにマッサージしてくれるの?
整骨院では以下の三段階の施術で肩こりや腰痛の改善を試みるぞ
・マッサージ・指圧・鍼灸
・骨格矯正
・インナーマッスルを鍛える(マシンを使用)
マッサージと骨格矯正か。整体との違いがよくわからないけれど、どう違うの?『柔道整復師』の資格を持っているかいないかの違い?
整体院と整骨院の違いを以下にまとめてみよう
整体院
・資格:不要
・対象:腰痛、肩こり
・範囲:痛みの緩和以外には癒し効果、美容、姿勢の矯正などを行う。
・保険:適用外
整骨院
・資格:柔術整復師
・対象:腰痛、肩こり以外にも骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷など
・範囲:痛みの緩和以外には介護予防の機能訓練などを行う
・保険:一部適用有(骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷のときのみ)
なるほど。整体は治療というよりは『癒し』が中心なんだね
整体は癒し効果や長く続いている痛みの解消には効果的じゃ。しかし、本格的に痛みやトラブルに対処してもらいたい場合は整骨院の方が良いだろう
でも、レントゲンとかMRIを使った本格的な診断は整形外科でしかできなんでしょ?だったら整骨院よりも整形外科に行った方がまとめて面倒みてくれるんじゃない?
整骨院には整骨院の良さがあるぞ。以下の通りじゃ
・レントゲンやMRIでは異常なしと言われる痛みにも対応してくれる。
・根本的には手技による治療となり、患者とマンツーマンで身体のケアをしてくれる。
・待ち時間が少なく、休日や夜遅くの診療をやっている。
そうか。整形外科だと原因が特定されない痛みの場合は対応できないんだ。それに腰痛って長引くし近所で通いやすいところがいいよね。整形外科よりも整骨院の方が町中にたくさんあるし
整形外科と整骨院をうまく使い分けることが大事じゃな。まずは整形外科で診察してもらい、その後の治療は整骨院に通うということもできる。また、慢性的な痛みの解消だけならば整体に通うのもありじゃ
腰痛って色々な原因があるから特定するまでが大変なんだね。特定してからも長く治療しなきゃいけないみたいだし。それにしても、治らない腰痛の原因って何なんだろう?
ふむ。では腰痛の種類とその原因について検証してみよう
治らない腰痛の原因は何?
腰痛とは病気の名前ではなく、腰からくる痛みや張りなどの不快に感じる症状の総称です。
その中でも痛みが特定できるものを「特異性腰痛」、原因がはっきりしないものを「非特異性腰痛」といいます。
実は腰痛のうち原因が特定できるのはたったの15%程度なのじゃ
うむ、ほとんどの腰痛が検査をしても痛みの原因がわからない非特異性腰痛。わしを苦しめるぎっくり腰も原因は不明じゃ……。ただし、ぎっくり腰は椎間板など腰の組織のケガと考えられており、医療機関では『腰椎捻挫(ようついねんざ)、または『腰部挫傷(ようぶざしょう)』と診断される
原因がわからないってことは地道にマッサージや整体で治すしかないってことだね。原因不明っていうのが一番厄介だよ。でも原因がわかっている腰痛は対策できるんでしょ?
うむ、では原因のわかっている特異性腰痛について原因や対処法について検証してみよう
①腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
背骨と背骨の間にある椎間板が潰されて、内部にあるゼラチン状の髄核(ずいかく)が後方に押し出され、神経を圧迫するために痛みが起こる病気じゃ
高齢者よりも、20代から40代の働き盛りの男性に多くみられるぞ。以下が椎間板ヘルニアの原因じゃ
・基本的に体の重みを支えている椎間板が、負荷を受けて劣化することで起こる。
・椎間板が劣化する原因は様々だが、大きな要素としては、加齢、生活習慣など「環境的(後天的)な要因」が挙げられる。
・外傷や遺伝的要因で起こることもある
・環境的な要因のほかに、外傷や遺伝的(先天的)要因によって椎間板ヘルニアが起こることもある。
・反り腰や猫背などの姿勢も原因。直立の状態で重心線が腰よりも後ろにあると、体重が腰にかかり、椎間板への負荷が大きくなる。
・加齢、加重(体重の増加)、生活習慣、禁煙なども椎間板への負荷の増大の要因となる。
加齢や姿勢の悪さなどで椎間板が劣化して起こるってことだね。病気というよりは慢性的なケガって感じだね
椎間板ヘルニアになるとしびれや痛みなどの症状が出るぞ。また力が入りづらくなったり、間隔が鈍くなることもある。極力予防に努めよう。ちなみに手術する方法もあるが一般的には保存的治療が取られることが多い。内容は下記の通りじゃ
・安静
・固定(コルセットなどにより幹部の可動域を制限する)
・理学療法(けん引、温熱療法など 椎間板の幅を広げるような力をかけたり、患部を温めて筋肉の緊張をほぐす)
・運動療法(リハビリテーション。力を逃がしつつ椎体を支える筋力をつける)
・投薬(痛み止めや筋肉の緊張を緩和する薬剤、神経の回復を促す薬などを投与する)
・神経ブロック(痛みを感じる局所に麻酔薬や抗炎症剤を注入し、感覚の伝導をブロックする)
これら治療によって症状を緩和させて、自然回復を待つんだね!
②腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
脊椎(せきつい)は、椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が連結してできている。しかし、加齢などに伴って、椎骨にある脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる神経の通り道が狭くなると、中を通っている神経が圧迫されて、腰痛やお尻や足のしびれなどが起こるのじゃ
一般的に、40歳以上の人に多い症状じゃ。歩いている途中で一時的に歩けなくなるといった症状も出るぞ
この病気が起こる主な原因は以下の通りじゃ
・老化による椎間板や腰椎の変形・変性により脊柱管が狭まり、その中を通っている神経(馬尾神経 ばびしんけい)が圧迫される。
・馬尾神経は、脚部の神経をコントロールしている神経なので、圧迫されると神経の働きが乱されて、足に痛みやしびれが起こる。
・生まれつき脊柱管が狭いために発症するケースもある。
・一般的に、腰椎椎間板ヘルニアは若い世代に多く、腰部脊柱管狭窄症は40歳以上の中高年が発症しやすいとされている。
脚の神経と椎間板は繋がっているんだね。腰痛は放っておくと歩けなくなることもあるのか。怖い!
この病気では、腰痛はそれほど強くはない。ただ、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると、脊柱管が狭まり、馬尾神経がさらに圧迫されるため、下肢のしびれ、足のもつれなどが生じるのじゃ。200~300m歩いただけでもこのような症状が出るので、長い距離を続けて歩くのが困難になるぞ
歩けなくなったらどうしたらいいの?一生そのまま?
いや、しばらく前かがみになって休むと、症状が治まり、また歩けるようになる。このように歩行と休息を繰り返す状態を『間歇性跛行(かんけつせいはこう)』と言うぞ。特に、朝や寒い季節に症状が出やすいという特徴がある。また、病気が進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなる。その上排尿・排便障害を起こすこともある
大変な病気だね。治すにはやっぱり手術が必要なのかな?
根治治療は除圧と固定の2つに分けられるぞ。それぞれ説明しよう
除圧
・脊柱管を狭くしている骨や靭帯や椎間板を削り、脊柱管を拡大する方法。
・最新の方法は、小さな傷から内視鏡を入れて脊柱管をくりぬいて広げる身体に優しい手術。
・術式は施設によって方法が異なる。
固定
・背骨にぐらつきがある場合や大きなずれがある場合に行う手術。
・骨を削り、神経の周りを十分に広げて、チタン製の金具などで骨と骨の間を固定する。
・最近は3cm程度の小さな傷で行う、身体に優しい方法もある。
日帰りでできる手術もあるぞ。背骨の後側にある棘突起という骨の間に棘間ストッパーという器具を挟み込む方法じゃ。
症状が悪化していないうちならば、手術をしないで治すという方法もある。その場合は薬物療法(消炎鎮痛剤、血流の改善薬)や腰部固定帯を使った物理療法、ストレッチ、腹筋などの運動療法が挙げられる
③強直性脊椎炎(きょうちょくせいせきついえん)
上にあげた二つの他にも腰痛はたくさんある。その中でも長引き腰痛の一種である強直性脊椎炎について紹介しておこう。
強直性脊椎炎とは脊椎や骨盤の炎症が原因で起きるリウマチ性疾患じゃ
強直性脊椎炎は、はっきりとした原因は不明の疾患じゃ。ただし、発症した患者さんの多くで、白血球にある抗原のHLA-B27が陽性じゃった。このことからも、遺伝的な要因が関与している可能性が考えられておる
強直性脊椎炎がどのようにして起こるのかについてはまだよく分かっていないんだね
推測になるが、遺伝的な要因が元になって、腸内細菌の感染などをきっかけとして生じた免疫異常による炎症が治らないままに持続すると考えられておるぞ。また、炎症が発生すると、痛みや運動障害などの症状がみられる。炎症が起こっている場所では、TNF-α呼ばれる炎症物質が大量に作られていることが分かっていて、これが症状を引き起こす要因の一つだと考えられておる
それはわからん。ただ10~30歳代の発症例がもっとも多く、男性の患者さんの方が多い傾向にある。どちらかというと若者がかかる病気じゃな。ちなみにこの病気で起こる症状は以下の通りじゃ
・脊椎や四肢の関節、その中でも特に基となる部分である腰椎や仙腸関節(腰の下方にある)が侵される。
・腰痛や殿部の痛みで発病することが多いが、単なる腰痛症や坐骨神経痛と間違われることがある。
・痛みは急でなく徐々に増える。
・適度な運動をすると痛みが楽になり、動かさないでいると悪くなるのが特徴。
・夜間や朝方に強い痛みが起こる。
・症状に波があり、激痛が数日続きその後は痛みがほとんどなくなることもある。
・痛みは脊椎や仙腸関節での炎症により起こるため、抗炎症薬(消炎鎮痛剤)が効果を発揮する。
残念ながら、今のところ根本的な治療法はない。しかし、TNF阻害薬という注射製剤が痛みや炎症に対して強い効果を示すことがわかり、2010年に日本でも強直性脊椎炎に対して保険適応となった経緯がある
有効な治療が確立されていないから長引く腰痛になるんだね
むしろ腰痛は原因が不明ものの方が多い。そのため、整形外科では原因が突き止められず、整骨院に長く通うことになる患者さんも多いのじゃ
腰痛の予防方法は?
腰痛は一度なってしまうと長く付き合わなくてはいけません。
治療の大変さを考えると、まず予防をすることから始めた方が良さそうです。
腰痛を予防する上で気を付けたいことは以下の通りじゃ
・良い姿勢を保つ
・動作に気を付ける
①良い姿勢を保つ
デスクワークなどで姿勢がよくないと腰に負担をかけ続けてしまう。まずは良い姿勢で座るのじゃ
良い姿勢といってもどういう恰好が良い姿勢なの?
次のステップで良い姿勢になる。
①あごを引く、②背筋を伸ばす、③腰と脚の付け根が直角になるように深く座る
逆に悪い姿勢の代表が猫背じゃ。また、背もたれに寄りかかったり、腰を反った姿勢にしていると筋肉を緊張させて疲労が大きくなってしまうぞ
頭が一番重いからだよね。人類史において現代人ほど座っている時間が長い事はなかったとか
②動作に気を付ける
日常の動作にも気を付けて不自然な姿勢にならないようにしよう
中腰、前かがみなどじゃ。また、同じ姿勢を長時間とらないようにし、30分に1回は腰を回したり、体を伸ばすなどのストレッチを行おう
ストレッチで血行をよくしておくのが大切だね
また、ぎっくり腰の予防のためにも急な動作、腰の不意なひねりを避けよう。動作時は視線も動作も合わせるのを習慣づけるといいぞ。その他にも下記の方法が腰痛予防に効果的じゃ
・腰痛体操を行う
・40℃くらいのぬるめのお湯でゆっくりと入浴する
・水中でのウォーキングやハイキング、ヨガなどの腰に負担のかかりにくい運動を行う。
ぬるめのお湯で入浴とか水中ウォーキングとか気持ち良さそう!リラックスして体を労わるのが大事なのかも
腰痛体操はYouTubeなどで検索するとたくさん出てくるので自分に合った体操を探すといいぞ
腰痛はどこへ行けばいい?ズキズキが治まらない腰痛の原因と予防を紹介 おわりに
いかがでしたでしょうか。
整体や整骨院を見て何が違うか理解していなかった方も、何となく腰痛の時にどこへ行けばよいかイメージできたのではないでしょうか。
腰痛は国民の病気でありいつ自分に降りかかってくるかわかりません。
いざというときのために良い医院を探しておきましょう。
また、一度なってしまうと治療が大変なので、適度な運動を続けて予防することが一番です。
そう。何事も予防が肝心で予防に勝る医療はないとされておるのじゃが……あいたたたた!
腰痛になってからじゃ遅いよね。また痛みがぶり返してきたみたいだね。お医者さんに行こう
うむ。これは、しばらく安静生活が必要じゃのう
最後までお読みいただきありがとうございました。