まだ結婚式を挙げていないあなたは、結婚式で使われる音楽について、
どのようなイメージをお持ちでしょうか?
また、既に結婚式を挙げたあなたは、
ご自身の結婚式を振り返ってみて、どのように選曲しましたか?
結婚式は、新郎新婦の晴れ舞台。
同時に、老若男女なゲストにも喜ばれるような曲を選びたいものですよね。
今回は、結婚式に是非使ってほしい曲をご紹介します。
結婚式の曲の選び方の前に..「結婚式」の定義は?
ところで、「結婚式」と聞くと、あなたは何を思いつきますか?
ウェディイングケーキ、シャンパンタワー、ルミネ、お色直し・・・?
実は、これらは全て「披露宴」で見かけるシーンです。
今回お話しする「結婚式」は、その前の段階の方の「挙式」です!
「挙式」と「披露宴」の違いですが、ざっくり言うと
挙式 :これから私たちは結婚したいので、皆さん認めてください!
披露宴:私たち結婚しました。皆さんよろしくお願いします!
という意思表示の場です。
この違いを明確にするためにも、
挙式と披露宴の曲は、テイスト含め別にすることをお勧めします!
具体的には、挙式には定番物、
披露宴では流行りの曲を取り入れると、判りやすいですよ。
結婚式の曲の選び方は?
とは言っても挙式って、会場側で用意されている曲で行うものじゃない?
と思いますよね。
基本はその通りですし、
会場側のプログラムにお任せした方がスムーズではあります。
その理由は、会場はこれまでの経験値から、
主役の新郎新婦の動きに丁度合わせられるような曲を、
予めセレクトしてくれているからです。
挙式での曲は、基本、生演奏です。
新郎新婦が入場する、祭壇の前で止まる、
指輪を交換する、キスをする、等
動くタイミングに合わせて、
演奏を自然に開始し終了させることが出来るんですね。
演奏タイミングがスムーズに行くように、曲目も考えられているのです。
でも、思い入れのある曲を入場に使いたい!
など、リクエストすることは可能な場合があります。
挙式のスタイルにも、大まかに4つありますが
・神前式
・仏前式
・教会式
・人前式
このうち「神前式」「仏前式」は、
曲を選ぶというのは難しいでしょう。
「教会式」の場合、新郎新婦がクリスチャンで、
通っている教会で式を挙げる場合は聖歌を使用しますが、
ホテルやレストランのチャペルで行う場合、
聖歌以外の曲のリクエストを行うことも可能なんです。
ただし、これは会場によって様々ですので、予め確認してくださいね。
人前式に至っては、宗教にとらわれない式ですから、
新郎新婦の希望に合わせて何とでも構成できるんです。
当然、曲も新郎新婦の好きな曲を指定できます。
さて、ここからは挙式の3大シーン
・入場
・指輪の交換 ~ 誓いのキス
・退場
について、お勧めの曲をご紹介します。
結婚式の曲の選び方『シーン別オススメ曲ランキングトップ5』入場編
これから始まる挙式への期待と、
父親から新郎へバトンタッチされるシーンの切なさを演出するには
静寂から粛々と演奏される曲が適しています。
→清楚で、これから新たな家庭を築きます、
という上品な雰囲気を演出できます。
実は演奏家にとっても、演奏しやすく好評です。
→教会式向け。
新婦とお父様の入場前に、新郎が1人入場するシーンなどに
使うのもオススメです。
→会場が吹き抜けで螺旋階段を使えるような、
長い距離を歩く場合にオススメです。
イントロのバイオリン演奏で、ほぼ7割方のゲストの方は涙します。
トリノ五輪の荒川静香さんのイメージが強いので、
冬のウェディングに良く合います。
→ガーデンや吹き抜けロビー等広くて、
他のお客さんからも見てもらえる場所にピッタリ。
ちなみにタイトルに「GoodBye」と付いてはいますが、
これは「さよなら」の意味ではなく
「これから新しい旅に出かけよう」という旨の意味です。
→聖歌隊さんに歌ってもらうのにも、
インストでの演奏でも頼みやすい曲。
歌詞の意味は「こんな木陰は今までになかった。
どれよりも愛しく、愛らしく、そして優しい」
今の2人の状態がとてもお互い安らげる関係である、
という演出に繋げる事が出来ます。
ちなみに、披露宴でのランキングトップ5は以下となっています。
2位:CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵
3位:万讃歌/葉加瀬太郎
4位:Wedding March Part2/Q;indivi(ワーグナー「婚礼の合唱」アレンジ)
5位:Wonderful World/ETERNITY∞(パッヘルベル「カノン」をサンプリング)
結婚式の曲の選び方『シーン別オススメ曲ランキングトップ5』指輪の交換編
指輪のシーンでは、入場と退場でメリハリをつけるため、
どちらかと言うと穏やかで、ゆったりとした曲が似合います。
→ボーイソプラノの透明感ある歌声が、
静粛で清らかなイメージを醸し出します。
生演奏では聖歌隊に頼むか、インストでも大丈夫です。
→さわやかで、かつ後半に向けて
ドラマチックな演出が出来ます。
原曲はオーボエですが、
フルート奏者に演奏してもらうと良いでしょう。
→みんなが知ってるラブバラード。
ディズニー好きな方におすすめ。
歌アリでもインストでも良く合います。
→粛々と時が流れる様を演出できるので、
入場シーンでも使える曲。
エンヤがアイルランドの歌手ということで、
冬のウェディングに合います。
→和装人前式にオススメ。
お茶「伊右衛門」のおしどり夫婦でお馴染みですね。
結婚式の曲の選び方『シーン別オススメ曲ランキングトップ5』退場編
挙式での緊張も解けて、
晴れて夫婦となった門出を華やかに演出する曲が向いています。
→披露宴では入場曲として良く使われますが、
挙式では退場時に晴れて夫婦となるため
このタイミングで使用するのが適しています。
→葉加瀬太郎さんの曲は全体的に宗教問わず、
どのシーンでもピッタリマッチします。
夏のウェディングならぜひ「ひまわり」を。
腕の良いバイオリニストさんを頼んでください。
→教会式向け、ゴスペル風に華やかな演出を。
→歩く距離の短い会場向け。
小品曲ですが、意外にリクエストの多い曲です。
→歌詞が新郎新婦の未来の門出を祝う内容そのもの!
友人を多く招待している挙式で、
大いに盛り上げてもらいましょう!
ちなみに、披露宴でのランキングトップ5は以下となっています。
2位:The Gift/Blue
3位:永遠/BENI
4位:にじいろ/絢香
5位:幸せをフォーエバー/MISIA
結婚式の曲の選び方 おわりに
結婚式は、人生の大事なイベント。
ゲストのために、たくさん考えないといけない事もありますが、
何よりもまず、
ご結婚されるご本人たちが納得できるプランを立ててくださいね。
この記事が、少しでもあなたの幸せな結婚式の手助けになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。