あなたはロッククライミング、という言葉にどういったイメージを持ちますか?
ケ〇ン・コスギさんが出演していた某ワシのマークで有名なメーカーの飲料のCMで、
岩肌をガシガシと登っているようなイメージがぱっと思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?
自分の身体を最大限に活かし、極限まで挑戦していく緊張感と達成感がたまりませんよね。
今回は、そんなロッククライミングの練習方法や
必要な道具といった概要から、
歴史やロッククライマーたちの聖地についての情報をご紹介します。
ロッククライミングとは? 普段の練習方法はどうしたら良いの?
ロッククライミングとは、その名のとおり屋外でロープを使って
「ロック(=岩肌、岩壁)」
を
「クライム(登る)」
するスポーツです。
ロッククライミングを体験するには、
屋外のロッククライミング専用の施設やスポットに赴くことが必要となります。
「いきなりは自信ない・・・」「まず登る体力を鍛えたい」という方には、
まず練習方法として、室内で手軽にクライミングできる
「ボルダリング」で経験を積んでから屋外へと手を広げていくことをオススメします。
ロッククライミングとは? 最低限必要の道具は?
まず、ロッククライミングに最低限必要な道具について触れておきましょう。
各メーカーから様々な道具が発売されているため、
凝り出すとアレコレ欲しくなってしまいますよ~。
<必要な道具>
・専用シューズ
・チョークバック(手が滑らないような粉=チョークを入れる袋)
・クライミング用ロープ
・ハーネス(身体とロープを固定するもの)※レンタルも可
・カラビナ(ロープやスプリングを通したり、ギアをかけたりする道具)
クライミングのレベルが上がるにつれて、
他にもグローブや専用の補助用具などが必要となってきます。
最初はレンタルしてみて、本格的に必要となったら購入ということも可能なので、
色々と試しながら自分の身体に合った道具を見つけてみてくださいね!
ロッククライミングとは? その歴史、最近よく聞く「スポーツクライミング」との関係は?
ロッククライミングはもともと、登山の際の「登る手段」として行われていました。
特に、まだ世界で高山を制した登山家が少なかった時代は、
多くの登山家たちが我先にと山頂を目指したのです。
そのため、当初はそこまでロッククライミング自体を楽しむという概念は薄く、
あくまで登山のサブ活動として位置付けられていました。
しかし、エベレストを筆頭とした最高峰の高山が次々と制覇されていくにつれて、
次第にロッククライミングそのものを楽しもうという風潮が広がっていきました。
その結果、現代のように岩壁をよじ登る「ロッククライミング」というカテゴリーが発達したのです。
さらに、時代とともにこの「クライミング」カテゴリーはより細分化していき、
現在巷で話題の「ボルダリング」に代表される「スポーツクライミング」という
一大産業を生み出すこととなりました。
この「スポーツクライミング」、
2020年の東京オリンピックで追加競技とされたことで、
一躍脚光を浴びていますよね。
最近はどんどんクライマー人口も増えているようで、嬉しい限りです。
ロッククライミングとは? 自信のあるクライマーは世界大会を目指せッ!
上で、「スポーツクライミング」について触れたので、
ここでちょっとした情報を補足しましょう。
ここで言うスポーツクライミングとは、
主に室内で専用器具を取り付けた壁を登っていく「ボルダリング」のことを
指していると捉えていただければと思います。
このスポーツクライミング、世界大会まで開催されているほど人気だということをご存知でしたか?
ちょうど今年2018年9月、
オーストリアでクライミングの世界選手権が開催されます。
世界中から集まったクライマーによるハイレベルな闘いが繰り広げられるなんて、ワクワクしますよね。
世界クラスのクライマーによる鍛え上げた体躯を駆使した素晴らしい登りを見ることで、
きっとあなたも良い刺激を得られることでしょう。
ロッククライミングとは? 聖地はどこ?
さて、少し話が逸れてしまいましたが、再びロッククライミングのお話に立ち戻りましょう。
人が多く集まる人気分野には、えてして「聖地」と呼ばれるスポットがあるもの。
ロッククライミングの聖地としてどこが挙げられるか、想像がつきますか?
それは!
アメリカです!
国内外問わず世界中のロッククライマーたちから熱い眼差しを受ける場所として、
よく挙げられるのが、米国カリフォルニア州のジョシュアツリー国立公園です。
この国立公園は、規模の大きさもさることながら
約8,000ものクライミングルートがあることで非常に有名です。
国内外問わず、多くの人々がクライミングを楽しむために訪れるそうですよ。
まさに、クライマーたちの「聖地」ですね。
ロッククライミングとは? おわりに
今回は、ロッククライミングの概要や歴史、聖地などについてご紹介しました。
岩壁をよじ登る、と聞くと何だか難しそうですが、
最初は室内でのボルダリングから練習を始めるなど、
ステップを積んで経験することができます。
自分の身体を信じて登り詰めた際の達成感と充実感は、
何ともヤミツキになりますよ!
ご興味を持たれましたら、ぜひ体験してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。