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【茨城県】牛久大仏とは?歴史や見所、アクセス、駐車場は?

あなたは茨城県の牛久大仏を見たことはありますか?

 

日本にある大仏の中には、

「大」仏と呼べる大きさ??と思うような小さい仏像もありますが、

茨城県の牛久大仏は本当に大きいのです!

 

圏央道・阿見東ICあたりに来ると見える巨大な仏像は、

全高120m、ブロンズ製の立像としては世界最大のものとしてギネスに登録されています。

 

今回はその茨城県牛久市にある牛久大仏について、

歴史、見所、アクセスなどの情報をご紹介します。

 



 

牛久大仏の歴史

 

牛久大仏は1986年着工、1992年に完成しています。

 

造ったのは浄土真宗東本願寺派本山東本願寺です。

 

浄土真宗は親鸞が開いた宗教ですが、

親鸞は後鳥羽上皇に越後国(新潟県)に流罪とされたのち、

関東で布教活動をするため常陸国(茨城県)に入りました。

 

そのため、茨城県内には親鸞に関わりのある歴史的なものが多く残っています。

 



 

牛久大仏の見所

 

ギネスブックにも登録されている、世界最大の青銅製立像(ブロンズ製)である牛久大仏は、

台座から120m、足元からでも100mというその大きさがまず1番の見所です。

 

そしてその高い牛久大仏は胎内に入れるのです!

中は5層になっています。

 

1Fは「光の世界」
浄土を思い描くための空間とされていて、煩悩をあらわす暗闇の中に慈悲の光が差し込んでいます。
テーマパークのような演出だと感じる人もいるほど、独特な雰囲気があります。

2Fは「念仏の間」と「知恩報徳の世界」
念仏の間では毎週土曜日に法話があり、知恩報徳の世界では写経席が用意されています。
別料金がかかりますが、写経体験もできますよ。

3Fは「蓮華蔵世界」
極楽浄土を意味する「蓮華蔵世界」には約3400体もの金色に輝く胎内仏が安置されています。
見渡す限りどこまでも金の世界は圧巻です。

4Fは「霊鷲山の間」
釈尊の遺骨である仏舎利が安置されていて参拝できます。
また、釈尊の生誕から入滅までを学べるパネル展示があります。

5Fは「展望台」
展望台は地上85mにありますが、そこは牛久大仏の胸の部分にあたります。
なんとエレベーターであがるのです!
東西南北が見渡せますが、大きく開けた展望台ではなく、胸の部分に作られた小窓から見るようになります。
天気が良ければ、富士山やスカイツリーも見えます。
内側からも牛久大仏の大きさを実感できますよ。

 



 

牛久大仏があるのは浄土庭園

牛久大仏が立っているのは、浄土真宗の宗教施設である「浄土庭園」の中です。

浄土庭園とは、浄土式庭園とも言われ、

極楽浄土の世界を再現しようとした日本庭園形式です。

平安時代から鎌倉時代に浄土式庭園の事例は多く、池泉回遊式庭園になっています。

 

牛久大仏のある浄土庭園にも、浄土を表す庭と生命の源を表す池があります。

また、それぞれの季節で様々な花の景色が楽しめるお花畑もあり、

5月からはお花摘みができます。

 

 

牛久大仏では小動物公園やお土産屋さんも楽しめる!

宗教施設ではありますが、牛久大仏はお子さんも楽しめる場所があります。

それは小動物公園!

りす、うさぎ、やぎなどがいて、エサやり体験など小動物とのふれあいが楽しめます。

宗教施設らしく、命の大切さと尊さを学ぶ場になっています。

 

お猿の曲芸も見ることが出来ます。

毎週金曜日が休演になっており、平日は3回、土日祝日は4回開催されています。

お猿の曲芸開催時間
平日:11:00、13:00、14:30
土日祝日:11:00、12:30、14:00、15:30

スケジュールが変更されることがあるので、絶対お猿さんの曲芸が見たい!というのであれば、

事前に問い合わせをしてみてくださいね。

 

それから、仲見世、お土産屋さんもあります。

牛久大仏ならではのオリジナルのお土産はもちろん、茨城の地元名産も買えます。

 

和食を楽しめるお食事処「利根」や甘味を味わえる「あさ川」にも立ち寄ってみてくださいね。

 

 

牛久大仏へのアクセスと料金

牛久大仏
住所:茨城県牛久市久野町2083

車の場合

圏央道・阿見東ICから3分

820台分の無料駐車場があります。

 

 

電車の場合

JR常磐線「牛久駅」下車

東口よりタクシーで約15分
またはバスで20分から30分
(東口2番乗り場から「牛久大仏・牛久浄苑」行きか「あみプレミアムアウトレット」行きで「牛久大仏」停留所下車)

バスは土日祝日は直行便がありますが、本数が少なめなので、関東鉄道バス時刻表を確認してくださいね。

 

牛久大仏拝観料金
大仏胎内を含むすべての拝観:大人(中学生以上)800円/子供(4歳から小学生)400円
庭園と小動物公園:大人500円/子供300円
牛久大仏開園時間
開園時間:9:30
閉園時間:10月から2月・・・16:30/3月から9月・・・平日は17:00、土日祝日は17:30

 



 

牛久大仏とは?おわりに

ここまで、牛久大仏の歴史と見所、アクセスについてご紹介しました。

 

大仏と言えば奈良の大仏の方が有名かもしれませんが、

その奈良の大仏が手のひらに乗るという大きさの牛久大仏は本当に恐ろしいほどの迫力です。

 

(奈良の大仏が14.9m、自由の女神が40mですから、圧倒的ですよね。)

 

ちなみに120mという高さは、阿弥陀如来の12の光明からきているのだそうです。

 

世界最大の大仏様がある茨城県牛久市、あなたもぜひ牛久大仏を拝観してみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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