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【ユネスコ】尾張津島天王祭とは?歴史や2019年の日程をご紹介

あなたは「尾張津島天王祭」をご存知でしょうか?

 

愛知県津島市で開催される川のお祭りで、

 

その歴史はとても古く600年近く続いているといわれています。

 

日本三大川祭りのひとつでありユネスコ無形文化遺産にも指定されています。

 

古くは織田信長や豊臣秀吉にも愛されたといわれている「尾張津島天王祭」。

 

今回はそんな魅力たっぷりな「尾張津島天王祭」を深く掘り下げ、

 

歴史や2019年の開催日程、アクセス情報などを紹介していきたいと思います。

 



 

「尾張津島天王祭」とは?

 

毎年7月の第4土曜日とその翌日の日曜日愛知県津島市で開催される津島神社の祭礼で、

 

600年近くの伝統を誇ります。

 

「尾張津島天王祭」は

 

  • 1日目・・・「宵祭
  • 2日目・・・「朝祭

 

が行われ、全国の夏祭りの中で最も華麗といわれています。

 

  • 厳島・・・「管弦祭
  • 住吉大社・・・「住吉祭

 

とともに日本三大川祭りのひとつに数えられています。

 

宵祭」は5艘の巻藁船(まきわらぶね)の堤灯に灯がともされ

 

津島笛を奏でながら天王川を漕ぎ渡ります

 

巻藁船の提灯は船の中心から約3メートルの真柱がそびえたち、

 

1年の月数を表す12個(閏年には13個)の提灯を提げ、

 

1年の日数を表す365個(現在は400個)の提灯を綺麗な半球状に飾りつけます。

 

優雅に進む巻藁船と夜の水面に映る提灯の灯はとても幻想的で美しい光景です。

 

朝祭」では市江車を先頭に能人形で飾られた

 

6艘の車楽船(だんじりぶね)が楽を奏でながら天王川を漕ぎ進んでいきます。

 

市江車からは10人の褌姿の若者が布鉾を持って天王川に飛び込み、泳いで川を渡ります。

 

そこからさらに奉納するため神社まで走る姿はまさに勇士といえるでしょう。

 

2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、

 

それを記念して翌年のお祭りでは計9千発の花火が打ち上げられました。

 

 



 

「尾張津島天皇祭」の歴史

津島天王祭は「津島のお天王さま」とも呼ばれていた津島天王社の祭礼であり、

 

もともとは旧暦の6月14日と15日に行われていました。

 

京都の祇園祭では山鉾巡行が行われますが

 

津島では伊勢と尾張をつなぐ湊町であったことから

 

川に船を浮かべて行うようになりました。

 

尾張津島天王祭の由来は諸説あり、その中のひとつには当時、

 

須佐之男命(すさのおのみこと)が西の海から市江島(現愛西市東保町)に着船した際、

 

草刈りの子供が遊び戯れているのをみて児の舞、津島笛の譜を作りその後、

 

流行していた疫病を慰めるために祭りを行ったのが起源といわれています。

 

しかし確かな資料がなく創始年代も明らかになっていません。

 

現存で一番古い資料は「大祭筏場車記録であり、

 

その中の記述に大永2年(1522年)に車楽船の置き人形が記されていることから、

 

当時すでに祭りが行われていたことがわかります。

 

このことから500年以上の歴史があるといわれています。

 



 

「尾張津島天王祭」2019年の日程

「尾張津島天王祭」は毎年7月の第4土曜日とその翌日の日曜日に開催されます。

 

2019年は7月27日(土)、7月28日(日)になります。

 

各日のスケジュール

 

7月27日(土)

 

宵祭

  • 10:00~ 神輿渡御
  • 19:00~ 如意点火
  • 20:30~ 迎え
  • 20:45~ 出船
  • 21:30  御旅所着

 

「尾張津島天王祭」では初日に花火大会があります。

 

水上花火と打ち上げ花火が交互にあがります。

 

花火の打ち上げ時間

 

7月27日(土)

  • 19:30~20:00 水上花火
  • 20:00~20:30 打ち上げ花火
  • 20:30~21:00 水上花火
  • 20:50~21:20 打ち上げ花火

 

7月28日(土)

 

朝祭り

  • 8:40~  迎え
  • 9:00~  出船
  • 9:45   御旅所着
  • 10:30~ 神輿還御祭り
  • 11:30~ 「稚児」の神前奏楽(津島神社)

 



 

「尾張津島天王祭」へのアクセス情報

電車

 

  • 名鉄津島駅より徒歩約13分

 

 

 

  • 東名阪自動車道「弥富IC」から約13分

 

 

  • 東海北陸道「尾西IC]より約34分

 

 

臨時駐車場

お祭り会場となる天王川公園内の駐車場は交通規制のため駐車することができません

 

そのため会場周辺の小学校や公共施設などが無料臨時駐車場となり

 

約1500台が駐車可能です。

 

各駐車場ごとに時間が異なりますのでご注意ください。

 

[場所]津島市立西小学校[時間]13:00~

 

[場所]津島市役所 図書館

[時間]16:00~

 

[場所]総合保険福祉センター

[時間]17:00~

 

[場所]津島市役所 文化会館

[時間]17:00~

 

[場所]津島商工会議所

[時間]18:00~

 

[場所]津島市役所

[時間]18:00~

 

[場所]海部総合庁舎

[時間]18:00~

 

[場所]津島市立南小学校

[時間]17:00~

 

[場所]JAあいち海辺グリーンセンター

[時間]16:00~

 



 

「尾張津島天王祭」おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

600年近く続く歴史と伝統。

 

全国で最も華麗な夏祭りといわれる幻想的な巻藁船

 

迫力のある車楽船若者の勇士

 

どれをとっても他では、なかなかみることのできないとても魅力の詰まったお祭りですね。

 

織田信長や豊臣秀吉も愛したといわれる「尾張津島天王祭」。

 

今年2019年の夏は是非、歴史に思いを馳せながら

 

「尾張津島天王祭」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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