あなたは、三重県で開催される「上野天神祭」をご存知ですか?
それで、上野天神祭は知ってるのか?
「上野天神祭」は1585年から始まったと言われている歴史と伝統のあるお祭りで、現在はユネスコ無形文化遺産や国の重要無形民俗文化財に指定されています。
9基の「だんじり」が町を練り歩く様は圧巻で、「上野天神祭」の見どころの一つと言えます。
1688年からは見物の田楽、能、狂言、鬼行列も始まり、その姿は現在に受け継がれています。
今回は、「上野天神祭」の日程、アクセスなどの情報をご紹介します。
上野天神祭 2019年の日程は?
2019年の「上野天神祭」の日程は、下記のとおりです。
2019年10月18日(金)〜20日(日)
「上野天神祭」では開催期間の3日間で様々なイベントがあります。
以下では、その大まかな流れをご紹介します。
10月18日(金) 宵山(※1)
午後から各町の「だんじり」が蔵から出され、それぞれ展示されます。
夕方には「だんじり」に飾られた提灯に灯がともるので、昼間とは違う幻想的な姿を見ることができますよ。
10月19日(土) 足揃えの儀・宵山
午後から鬼行列(※2)が始まります。
鬼行列はほら貝と太鼓の音を従え、三之町筋を練り歩きます。
行列には大御幣(おおごへい)、悪鬼、伊賀流忍者の元祖といわれる役行者や、ひょろつき鬼(※3)が続き、最後には鬼たちを従えた鎮西八郎為朝が現れます。
夕方から夜にかけては「だんじり」が提灯に灯りをともした姿で町を練り歩くので、こちらも要チェックです。
10月20日(日)神幸祭
午前中から出発する祭の行列は、神輿、鬼行列、だんじりの順で続きます。
ひょろつき鬼や、人力で行う「だんじり」の方向転換といった見せ場が多く、丸一日かけて伊賀の城下町を巡る行列からは、400年という長い歴史を感じられます。
(※1)宵山 よいやま
本祭の前夜に行われる祭りのこと
(※2)鬼行列 おにぎょうれつ
鬼のお面を被った百数十人の大人が作る行列が町を練り歩く珍しい行事
(※3)ひょろつき鬼
酔っぱらいのようにフラフラした独特な動きで大人を笑わせ、子どもを泣かせる鬼。「だんじり」を通りやすくするために沿道いっぱいに暴れることで、観客を道のわきに追いやる役目があるといった説がある
上野天神祭へのアクセスは?
「上野天神祭」へのアクセスは、下記のとおりです。
☆電車の場合
・JR関西本線 伊賀上野駅で伊賀鉄道に乗り換え
または近鉄大阪線 伊賀神戸駅で伊賀鉄道乗り換え
伊賀鉄道 上野市駅で下車すぐ
☆バスの場合
・大阪 新大阪駅・梅田駅から高速バスで約90分
・名古屋 名鉄バスセンターから高速バス約90分
・京都 京都駅八条口・五条京阪から高速バス約90分
・東京 品川駅から夜行バス
・神奈川 横浜駅から夜行バス
☆お車の場合
名阪国道 中瀬I.C.または上野I.C.を降りて、祭開催地域まで約10分
お祭り期間中は交通規制があり、また駐車場にも限りがあるため、可能であれば公共交通機関でのお出かけがベターです。
どうしてもお車でお出かけの場合は、下記の駐車場をご利用ください。
・常設の駐車場
1、市営城北駐車場
2、市営だんじり会館駐車場
3、市営上野公園第1駐車場
4、市営上野公園第2駐車場
5、市営市庁舎駐車場
6、市営白鳳門駐車場
・特設駐車場
7、上野西小学校臨時駐車場
8、崇広中学校駐車場
9、上野運動公園テニスコート駐車場
10、創価学会伊賀上野文化会館駐車場
11、JA いがほくぶ上野北営農生活センター駐車場
12、三重県伊賀庁舎臨時駐車場
13、上野キヤノンマテリアル
上野天神祭とは?だんじり行事とは?2019の日程、駐車場は? おわりに
今回は『上野天神祭』についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。