あなたは菓子屋横丁をご存知でしょうか?
菓子屋横丁は、埼玉県川越市にある有名な観光スポットの一つです。
周囲には歴史を感じさせる蔵造りの街が並び、時の鐘、
川越名物のサツマイモを使ったお菓子屋さんなどで観光に来た人たちを賑わせてくれています。
最近では小江戸川越として雑誌やテレビでも見かける機会が増えましたよね!
当サイトでも以前「時の鐘(川越)とは?歴史やアクセス、周辺の駐車場をご紹介します」で特集していますので、ぜひ併せてお読みくださいね(^^
今回は気になる菓子屋横丁(川越)とは一体どんなところなのか、
歴史やアクセス方法、周辺の駐車場を一緒に見ていきましょう!
菓子屋横丁とは?川越の歴史もご紹介します!
メイン通りの蔵造りの街を抜けて少し歩くと突然現れる菓子屋横丁。
どこかレトロな雰囲気に包まれた駄菓子屋さんが軒を連ねています。
昔懐かしい石畳の道がまた素敵な雰囲気を漂わせてくれます。
菓子屋横丁の歴史は明治初期に
鈴木藤左衛門という菓子職人さんがやってきて菓子屋「松本屋」がはじまりだとか。
松本屋からは明治時代に4人の職人が育ち、
ここから菓子屋横丁が生まれていったと言われています。
そして大正12年(1923年)の関東大震災で
東京の駄菓子製造者はほぼ壊滅状態になりました。
そこでほとんど被害がなかった川越の菓子屋横丁に駄菓子製造が殺到し、
その後70件近くの業者がこの菓子屋横丁に増えていき営業していったそうです。
時代が進むにつれ、だんだんと菓子職人の数が減っていき、
お店自体も少なくなっていった結果、現在は20件程になってしまいました。
それでも手作りの飴を販売し、ここでしか買うことが出来ないお菓子屋さんがあり、
歩いているだけで一昔前にタイムスリップしたような気分になれます。
最近では2015年の6月に火事に見舞われる悲しいニュースが流れましたが、
2017年には建物も新しく作りなおされ、
レトロな雰囲気をそのまま残して菓子屋横丁も完全復活しました。
大勢の人たちに見守られ、より一層活気が出たように感じます!
そして菓子屋横丁といえば大きな麩菓子!
川越の街を歩いていると大きな麩菓子を抱えて歩いている人をよく見かけます。
想像以上の大きさの麩菓子なのできっとあなたも買ってみたくなるはずですよ。
そんな菓子屋横丁は駄菓子や飴、団子の香りが漂う場所と評価され
平成13年11月に環境省より「かおり風景100選」に認定されます。
駄菓子屋さんが軒を連ねていますが、
美味しいランチもしっかり食べられるお店がたくさんありますので、
ぜひ、食べ歩きするためにお腹を空かせて足を運んでみてくださいね。
菓子屋横丁までのアクセス方法は?
電車で行かれる場合
- 西武新宿線「本川越駅」より徒歩15~20分
都内からお越しの際は、西武新宿駅から特急レッドアロー小江戸号(約45分)に乗れば
向かい合わせの座席でちょっとした小旅行気分を味わえるのでおススメです!
- JR川越線・東武東上線「川越駅」下車にてバス
- 小江戸巡回バス 川越駅西口(6番乗り場)
1日フリー乗車券500円・1回乗車200円 - 小江戸名所めぐりバス 川越駅東口(3番乗り場)
1日フリー乗車券300円
- 小江戸巡回バス 川越駅西口(6番乗り場)
また川越駅から歩いて行くことも可能です。
その際は商店街(クレアモール)を通っていくと、
さまざまなお店がありウインドーショッピング気分で楽しめますよ。
(30分近く歩くので動きやすい恰好で行きましょう)
車で行かれる場合
関越自動車道「川越」ICより約25分
菓子屋横丁周辺に駐車場はあるの?
周辺にはいくつかの駐車場もありますが、週末や大型連休中は大変混雑します。
渋滞や菓子屋横丁から近い駐車場は満車になる可能性もありますので
余裕をもって早めに行動しましょう。
また最近ではレンタル着物などを着て写真を撮り合う様子が多く見られます。
運転の際は、道もそこまで広くはないうえ、歩行者もたくさん歩いており、
写真を撮る方が多いので注意しましょう。
菓子屋横丁(川越)とは?歴史やアクセス、駐車場をご紹介 おわりに
昔懐かしい駄菓子が集う菓子屋横丁。
いかがでしたでしょうか?
お菓子だけではなく街の雰囲気やお店の人との触れ合いも大事にした温かい場所です。
令和の時代となった今、この雰囲気を今の若い人たちにも知ってほしい、
いつまでも残しておきたい貴重な場所ですね。
また近くには縁結びの神社などもあるので、
これを切り口に気になる人を誘ってみるのも一興です。
あなたもお散歩がてら菓子屋横丁のレトロな雰囲気を感じて
懐かしい気分に包まれてみるのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。