気付けば40代。
どんなに若く見られる人で30代後半ギリギリ「おにいさん」と呼ばれていても、
ついに「おじさん」と呼ばれるのを受け入れざるをえない年齢です。
そして世間からは「40代の結婚を一度もしていない男性」というだけで、
「変わり者」というレッテルを貼られがちです。
40代未婚男性をリアルにとらえたテレビドラマ「結婚できない男」は、
阿部寛さん主演で視聴者の身近に存在する「結婚できない男あるある」が共感を呼び、
2019年に続編が放映されました。
しかし、40代の未婚男性にとっては笑って済ませられる話ではありません。
きっと、周囲の人からは「だから結婚できないんだよ」と思われても指摘されず、
本人は自覚がないまま、「結婚できない男」であり続ける可能性が高いからです。
そこで今回は当サイトの独断と偏見で書き連ねた永久保存版。
40代で結婚してない男が共通して持つ(?)5つのあるある特徴を
ゆる~くご紹介していきますね。
40代で結婚してない男が共通して持つ5つの特徴とは?
特徴1 慢性的な出会い不足
結婚の対象となる女性との出会いがないと、
恋愛のスタートラインに立つことさえ出来ません。
実際、40代男性はなぜか身の回りから出会いが激減します。
例えば、経済通産省の調べによると、
20代男性に比べ、40代の男性は
職場での出会いが3分の1に激減するデータがあります。
(出典:少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書)
結婚に至る出会いとして、最も確率が高いのは身の回りから自然発生する出会いです。
1日の活動時間のほとんどを職場で過ごす社会人にとってこれは当然職場になります。
つまり、40代独身男性を取り巻く環境はかなり深刻であると言えます。
40代といえば会社ではそれなりの立場だったりしますので、
職場に出会いがあっても、その先に進展しないケースもあります。
特に地位を手に入れてしまっている男性は、職場内で女性から好意を寄せられても
「もし手を出したら仕事しないで職場の女と遊んでさぼっていたのか」
などといったマイナスな心象を持たれないかと踏み出せないのです。
特徴2 成功率の低い出会いの場で活動している
いつの時代も、どんな調査をしても、
結婚に至る出会いの場の王道は「身の回り」です。
つまり
- 「職場」
- 「友人の紹介」
- 「スクール」
が全体の6〜7割を占めるのです。
だから、身の回りから出会いがなくなると、
「しょうがねーや」といわゆる婚活と称して
「出会いの場」に相手を探しに出かけることになります。
実はこれが最大の落とし穴・・・
40代未婚男性から結婚を遠ざける主たる原因になってしまうのです。
それは、一般的に婚活の場としてイメージされる出会いの場は、
そもそも成功率が低い処なのです。
- 結婚相談所の成婚率は全体で10%以下
(出典:経済通産省「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書」) - 婚活パーティー(お見合いパーティー)、合コンの成婚率は全体で5%以下
これらは、CMなどで婚活の有力手段として宣伝されていますが、
実は成功率が極めて低いというのが実態です。
一般的に、40代男性は子供が一人前になる前に定年になるなどの理由から、
よほどの大金持ちであれば別ですが、婚活の場では不人気で、
大半の女性の希望対象から外れてしまうのです。
そこに、出会いの場の成功率の低さが加わって、乗数的に確率が低くなるのです。
だから、これら婚活の場で活動すればするほど、結婚からは遠ざかってしまう、
という皮肉な現象が生じるのです。
特徴3 清潔感がない
一方で、「20代30代の独身OLの72%が、おじさんでも恋愛対象になる」
という希望が持てるレポートもあります(養命酒造株式会社調べ)。
しかし、それには前提があり「恋愛対象になる」とした女性の
8割以上が真っ先に「清潔感」を条件として挙げています。
人は誰しも年をとると清潔感が損なわれていきますが、
40代はこれら老化現象がはじまる年代です。
- 薄毛
- 白髪
- 肌のシミ
- 胃腸が弱って口臭がきつくなる
など特にタバコを吸っている40歳の口臭は更に激臭です。
このタバコ臭に加齢臭も加わった体臭など、
本人に自覚がない人は本当に多く、気を付けなければなりません。
加齢現象を放置し、さらに長年の様々な悪習慣
- 歯間ブラシを使わない
- 無精髭
- 整えられていないもみあげ
- 爪の手入れをしない
- シャツの擦り切れ
これらが加わると、女性の求めるイメージと解離していきます。
子を産みたい女性は本能的に清潔感に敏感で、
不潔な佇まいは受け入れられません。
結論として、まず40代で清潔感に気を配っていないなら
「結婚できない男」と見なされていても仕方がないと言えます。
特徴4 おじさん臭い外見
40代の男性は
- 「おじさん臭い」派
- 「お洒落なオジサマ」派
に二極分化します。
例えば、髪型でいうと、
トップ(=頭頂部)とサイド(=側頭部)の髪の毛の厚みの比率で
印象が左右されます。
- トップよりサイドの厚みが多い人・・・おじさん臭い
- サイドよりトップの厚みがある人・・・お洒落なオジサマ風
になるのです。
そして、服装で重要なポイントはサイズ感です。
おじさん臭い人はやたらと若者っぽい格好を好み、
お洒落に見える人はジャストサイズの服を着ています。
ちなみに女性は体のラインを綺麗に見せようとして、
ジャストサイズの洋服を着ていますし、若い男性も同じ傾向があります。
40歳でも体のラインが出るシュッとした服を着こなせる体型維持が
大切といえるでしょう。
特徴5 包容力がない
年上男性の美点として、いつの世の中でも女性から慕われるもの。
それは「包容力」です。
この包容力がない40代男性は、女性からレッドカードを食らってしまいます。
包容力とは、まずは一旦、
相手の話や存在そのものをがっちり受け止め、まるごと咀嚼する能力のことです。
包容力のない人はこの真逆。
直ぐに白黒つけたがります。
しかも、自分の40歳まで結婚してこなかった
極めて狭い(?)価値観や、未熟な経験の範囲内での妄想
というのが特徴です。
だから、年齢の割に
- 「浅い」
- 「器の小さい人」
という印象を与えてしまうようです。
40代の未婚率の状況は?
年齢は40~44歳を40代前半、45~49歳を40代後半として分けますと、
40代全体の未婚率は、
- 40代前半・・・24.6%
- 40代後半・・・21.0%
となっており、およそ4~5人に1人が未婚です。
次に男女別でみると、
40代男性の未婚率は、
- 40代前半・・・29.3%
- 40代後半・・・25.2%
40代女性の未婚率は
- 40代前半で19.1%
- 40代後半で15.3%
この結果では、女性に比べると男性の未婚率のほうが高め
となっていることがわかります。
男性の場合、20~30代では仕事に注力している人が多いため、
女性よりも結婚について考え始める年齢が高くなってしまいがちです。
こうした結婚に対する意識の差が、
男女の未婚率の違いに反映されていると考えられます。
生涯未婚率は上昇傾向にある!
生涯未婚率は一度も結婚をしないまま50歳を過ぎた人の割合です。
2015年の時点では
- 男性・・・23.6%
- 女性・・・14.1%
となっており、男性はおよそ4人に1人、
女性はおよそ7人に1人が未婚のままです。
生涯未婚率が5%未満だった1980年代と比べると、
1990年代から急激に上昇し、
2005年・2010年・2015年にかけて何倍にも増えています。
40代で結婚してない男が共通して持つ5つの特徴をご紹介します おわりに
40代で結婚していない男性は、世間からのハードルが高くなります。
「40代は40代なりに経験を積んでいるハズ」
と経済力や包容力などなどあって当然というところからスタートするので、
がっかりされることも多いようです。
少子化の日本にとってみれば、出来るだけ結婚してもらって
子どもを作ってほしいところですが、40代男性も本音では
- 「結婚したくない」
- 「このまま自由でいたい」
という人が結構います。
40代になるまで独りで生きていた人は、ある意味自由を満喫しています。
自分の好きな時間に寝起きできるし、お金は自由に使えるし、
好きな趣味に没頭できるし、旅行も気ままに好きな土地を訪れることができます。
結婚するもしないも本人の自由ですが、特徴で思い当たるものが一つでもあれば
自分を見直すことで違う人生が待っているかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。