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不妊治療とは?費用や助成金、やめどきについて考えてみました

あなたは「不妊治療」について考えたことはありますか?

 

「不妊治療」を行うのは特別な人、なんて思っていませんか?

 

そんな時代は、一昔もふた昔も前の話。

 

少子化の今、不妊症といわれる人は10人に1人という時代です・・・

 

女性の社会進出から晩婚化が進み、ふと周りを見てみると、

 

出産年齢が二極化していますよね。

 

子だくさんの若いママもいれば、

 

40歳で一人目を妊娠しているママも多いですよね。

 

今回は他人ごとではない「不妊治療」について、費用助成金

 

一度始めたら難しいやめ時について考えてみました。

 



 

不妊治療とは?

一般的には「避妊をせずに1年たっても子供ができなければ不妊症」と定義されます。

 

不妊の理由には、一昔前であれば女性に問題があると思われがちでしたが、

 

最近では男性側に原因があることも少なくありません

 

とはいえ、原因がわかれば対処すれば妊娠できる可能性が大きくなるのですが、

 

夫婦ともに検査をしても原因が見つからずに治療に臨む場合も多いのが現実です。

 

もしかして、私たち夫婦は不妊かも・・・

 

と思って、婦人科へ行って検査してもらった後、

 

  • タイミング療法
  • 排卵誘発剤

 

など「一般不妊治療」といわれる治療で

 

妊娠できる人は4割

 

さらに

 

  • 人工授精
  • 体外受精
  • 顕微授精

 

という「高度生殖医療(ART)」で妊娠できる人が4割いる

 

といわれています。

 

残り2割、残念ながら5人に1人は妊娠できずに終わっています。

 



 

不妊治療にかかる費用はどれくらい?

不妊治療といえば、

 

  • 白血球の移植
  • 子宮内フロー
  • ラクトフェリンで子宮内改善

 

などなど・・・

 

医療や研究が進み、出来ることが増えましたが、

 

ほとんどの検査や治療は保険適用外です。

 

つまり、子どもを授かるための不妊治療には「お金」がかかります

 

そのうえ、この治療をして、薬を飲めば100%妊娠できるという保証はなく

 

妊娠ができたとしても、出産に至るまで治療は継続されます。

 

もちろん、タイミング法だけで終わる場合などを除いて、

 

人工授精に至るまでの

 

  • 検査
  • サプリメント
  • 通院費用

 

など1年間で100万はかかってきます。

 

そこから、一歩進めた体外受精へ進むとなると1回50万円

 

回数を重ね、出産に至る体質改善のためにサプリを飲むなどしていると、

 

最終的に気づけば、1000万円以上をつぎ込んでいた・・・・

 

妊活破産」などという言葉も聞かれるようになりました。

 

不妊治療にかかる費用の助成金は?

とはいえ、働き手不足なうえに少子化が進む我が国日本。

 

国による不妊治療に対する公費助成があり、

 

  • 夫婦合算の所得730万円未満まで
  • 妻の年齢43歳未満まで
  • 回数は6回まで

 

所得・年齢・回数の制限が設けられています。

 

各自治体にも、不妊治療への助成金が設けられています。

 

自治体によって所得制限があったり、

 

国の助成金に上乗せしてくれたりするところもあるため、

 

自分の住んでいる地域の制度をチェックしてくださいね。

 

さらに金融庁は2016年から不妊治療の費用を保障する保険商品を解禁しました。

 

あともうちょっとだけ・・・

 

というときに検討してみてくださいね。

 

不妊治療のやめどきを考えてみました

 

不妊治療を始める人のほとんどの人が、

 

病院に受診すれば妊娠できる!」と軽い気持ちで、治療を始めます。

 

だから、検査の費用が高くても、次こそは!と思うのです。

 

しかし、タイミング療法で結果が出ない・・・

 

人工授精にトライするのか

 

それとももっと確実性の高い体外受精に進むべきなのか・・・

 

金銭面はもちろん、長く結果が出ないと当然ですが心が折れてきます

 

  • テレビで赤ちゃんの映像が映ると心が痛くなる
  • 何食わぬ顔をして歩いている妊婦さんが妬ましくなる
  • 排卵日には、旦那さんとの性交が義務化された行為になり夫婦仲が悪化する

 

でも、せっかくここまで頑張ったんだから・・・」

 

と、頭の隅では「子どものいない人生もありなのでは?」と思っても

 

治療のやめ時がわからない」となっていきます。

 

いっそ、お医者さんが『あなたの体では無理だからやめましょう

 

と言ってくれる方が気楽なのかもしれません。

 

でも、理論上

 

子宮があり、卵子が採取できる限り、妊娠の可能性はゼロではない」ので、

 

お医者さんは「がんばりましょう」としかいえないという

 

構造上の問題があります。

 

つまり、やめ時は自分たちで決めるしかないのです!!

 

自分たちで始めたのだから、自分たちでやめられます!

 

例えば

 

  • 「40歳になったら、一度治療をやめるかどうか考える」
  • 「結婚記念日には、夫婦で将来のことを話す」

 

など、ルーティン化してしまいがちな治療を“一旦停止”をして、

 

お互いや、自分自身二人の未来に向き合う時をあらかじめ決めましょう。

 

そうでないと、せっかく妊娠して、赤ちゃんが生まれてきても、

 

夫婦関係が破綻してしまっていたり、心が病気になってしまっているかもしれません。

 



 

不妊治療とは?費用や助成金、やめどきについて考えてみました おわりに

 

不妊がこんなに問題になっていても

 

まさか、自分が

 

自分だけは大丈夫だろう

 

と思うのが「人」というものです。

 

私達は幼いころから大人になれば素敵な人と結婚し、

 

子どもが2,3人生まれ囲まれて幸せに生きていく

 

良くも悪くも、「幸せ」の定義を植え付けられてしまっています。

 

そのため、「不妊」という現実を目の前にされると絶望してしまいがちです。

 

前向きに不妊治療を続けていても、

 

  • 毎月の月経を恨めしく思ってしまう
  • 無意識に子持ちの周りの友達を遠ざけている
  • 金銭感覚がマヒする

 

負の螺旋に陥っていきます。

 

不妊治療は年齢が若いに越したことはありませんが、

 

医療が進んでも、まだまだ未知の領域と言われているのが生殖医療で、

 

誰でも不確実性は避けられません。

 

子どもが欲しいと思っても、一旦、夫婦で話し合い、

 

妊娠しなかった場合のゴールも決めておいてから、

 

検査してみるのが大切です。

 

二人目不妊ということもあります。

 

大切なことは、

 

  • 子どもがいない人生が不幸だなんて思わない
  • 多様性を受け入れて、何かあっても自分たちを責めない

 

夫婦だけで楽しむ時間など、子どもがいてできないことにも目を向けてみましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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