コロナに伴う消費者への補填として、
国民一律10万円の支給が決定しました。
あなたは、もうもらいましたか?
はい、10万円を受け取るためには、書類を郵送する方法と、
マイナンバーカードを利用してオンライン申請する方法の2つがあります。
ちょっと待って!
それは「マイナンバー通知カード」。
「マイナンバーカード」とはちょっと違うんです。
そう、よく間違えられがちなマイナンバーカード。
今回は、そんな「マイナンバーカード」についてご紹介します!
「マイナンバーカード」って何? 通知カードとの違いは何?
まずは「マイナンバー」についておさらいしましょう。
はい、「マイナンバー」とは、
日本に住民票を有するすべての方(外国人の方も含まれます。)が持つ12桁の番号
です。
原則として生涯同じ番号を使い、変更することはできません。
ひとまず12桁の番号を通知するために
皆さんに送られてきたのが「マイナンバー通知カード」です。
マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の法令で定められた手続のために使われます。
主に国や地方公共団体、勤務先、金融機関、年金・医療保険者などに提供しますが、
提供された側は、法令で定められた目的以外にマイナンバーを利用することはできません。
マイナンバー「カード」は、
この12桁のマイナンバーを利用して作れる身分証明書です。
よく身分証明書として免許証やパスポートなどが使われますよね。
マイナンバーカードには顔写真も一緒に登録されるので、
同じように身分証明書として利用できるのです。
マイナンバーは国のものではなくて、
あくまで国民1人1人のもの。
それにマイナンバーそのものを使うのではなくて、
個人情報を管理するためにマイナンバーに紐づけて使われるだけなので、
お店などにマイナンバーを公開する必要は無い(逆にうかつに公開してはダメ!)のです。
なので、マイナンバーカードを作成するのは、あくまで個人の意思。
既に何らかの身分証明書を持っていれば、無理に作る必要はありません。
実際、何がお得になるの?
はい、そのへんのことを次から調べてみましょう。
「マイナンバーカード」何がお得? マイナポイントが導入されるとどうなる?
マイナンバーカードを持っているメリットとしては、以下の点ですね。
・マイナポイントで買い物ができる(2020年9月からの予定)
・健康保険証として使える(2021年3月からの予定)
・オンラインで各種届出ができる:
確定申告の提出、医療費の確認など
→10万円の受け取り申請が今回追加されました!
キャッシュレスでチャージまたはお買い物をすると、
マイナポイント25%(上限5,000円分)がもらえます。
マイナポイントの申込ができるキャッシュレス決済サービスは現在募集中なので、
今使っている決済サービスが含まれることを期待しましょう!
「マイナンバー」制度がスタートしたのは2016年1月のこと。
ITにうとそうなお役所が取り扱うというイメージもあって、
マイナンバーカードの申請率も約14%(2019年11月現在)。
でも、政府は何が何でもマイナンバーを普及したがっているので、
マイナポイントや健康保険証としての利用など、
様々なサービスを打ち出しているのです。
もちろん、マイナンバーを管理しているシステムを開発しているのは、
バリバリのIT開発者!
制度・システム両面で、マイナンバーはしっかりとセキュリティ対応されていますよ。
ただ1つ誤解があってはいけないのは、
マイナンバーカードの作成時にはマイナンバーを利用するけれど、
あくまで外にはマイナンバーは表示されないこと。
マイナンバー自体を利用しているわけではないのです。
なので、身分証明書としてレンタルビデオ店で提示しても安心なのですよ。
マイナンバーカードとは?マイナポイントが導入されるとどうなる? おわりに
いかがでしたでしょうか。
これから様々な方面で使えるカードになりそうな「マイナンバーカード」。
免許証を返納してくれたお父さん・お母さんの身分証明書にも最適です。
今回はあわてずに、頃合いをみてから作成することをおすすめしよう。
最後までお読みいただきありがとうございました。