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ベーシック・インカムとは?メリットやデメリットをわかりやすく解説!

あなたはネットやニュースで見かける

ベーシック・インカム」というワードをご存じでしょうか?

 

新型コロナウイルスの感染者数が世界2位に達したスペインは、

経済の立て直しに向けて、可能な限り迅速に

「ユニバーサル・ベーシック・インカム」制度

導入することを決定したことが報じられていました。

 

最近何でも横文字で書かれるので

すぐにはピンとこないですよね。

 

そこで今回はベーシック・インカムとは何なのか

そのメリットやデメリットをわかりやすく考察していきます。
 



 

ベーシック・インカムとは?

政府が最低限生活できるくらいのお金を

性別や年齢、所得、社会的身分など一切関係なく

一律、無条件に配る所得保障制度です。

 

日本語では

最低所得保障」や「基礎所得保障」、

最低生活保障」と呼ばれることもあります。

 

Facebook創業者Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏が

ベーシック・インカムがあれば、誰もが新しいことに挑戦できる

と、2017年に母校ハーバード大学の卒業生に向けたスピーチをしたことでも注目を浴びました。

 

ザッカーバーグ氏の発言の意図は、

志ある人たちが、生活費や医療費、子育て資金などを心配せず、

やりたいことをビジネスとして形にしていくためにも、

全ての人へのベーシック・インカム支給の必要性を強調しています。

 

長きに渡って富の分配の不均衡が問題となっているアメリカでは、

初めて指名大統領候補になった女性政治家のHillary Clinton(ヒラリー・クリントン)氏も、

ベーシック・インカム制度の導入を検討していました。

 

日本では2ちゃんねる創始者のひろゆきさんや、ホリエモンさん

同じようなことを繰り返し提言していますよね。

ベーシック・インカムのメリットは?

○行政の効率化

日本では無駄に多いとされる公務員の数の削減に繫がります。

 

例えばベーシック・インカムの導入で社会保険を整理すれば、

社会保険に直接関係する日本年金機構、厚生労働省、県庁、市役所の職員が

かなりの数必要なくなります。

 

また、生活保護も必要なくなりますから、

市役所などのそれら部署も必要なくなります。

障がい者に関わる部署も同様と言えるでしょう。

 

つまり、ベーシック・インカムが導入されるだけで

行政のスリム化が可能とされているのです。

 

日本の社会保険はかなり手厚く、複雑ですが

ベーシック・インカムの導入でかなりシンプルにできるはずです。

○労働問題の解消

今働いている人のほとんどの方が

お金のため」に働いているのではないでしょうか。

 

「やりたいことは沢山あるけれど、とりあえず今月生きるためやりたくない仕事をする」

これは限られた人生において無駄なのではないかという考えが浸透してきています。

 

しかし、ベーシック・インカムが導入されれば

最低限暮らしていけるだけのお金は働かなくても支給されるので

やりたくない仕事をする必要がなくなります

 

自分のやりたい仕事だけをやればよいので

ストレスが大幅に減るでしょう。

 

また、自分のやりたい仕事が自由にできることで、

新たなイノベーションも生まれやすい環境が整うでしょう。

○セーフティーネットの役割

今後、AI化で仕事がどんどんコンピュータに置き換わるのは確実です。

 

このため、仕事がなくなり失業する人が増えてしまうのは避けられませんが、

ベーシック・インカムがセーフティーネットとしても機能してくれます。

 

また、少子化対策に繋がる(子供を産むことによる生活的不安が減少)ことや

社会的活動の活性化(ボランティアなど)、

学問の充実なども挙げられています。

○不公平感の緩和

現在、生活保護を受けている人の方が

頑張って働いているけど給料の安い人より楽な生活ができているなど

バランスの悪い状態がありますが、

その状況も解消できます。

 

それらにより社会全体の幸福度が上がるのではないかというのも大きなポイントですね。

 

また、年収によって支給額が左右されることもないため、

より豊かに暮らしたい人が働き続けることに何の問題もありません。

 

一方で生活のために無理な残業を重ねることや、

不利な環境で非正規雇用を続ける必要はなくなります。

ベーシック・インカムのデメリットは?

●財源の問題

現行の広義の社会保険制度をそのまま置き換える方法では、

最低限の生活に必要な金額に満たないため、

税金をあげるなど財源を追加する必要がでてきます。

●勤労意欲の低下

ベーシック・インカムがもらえることで

勤労意欲が低下する懸念もあります。

 

アリとキリギリスの童話のように、

すべての人が自分のやりたいことを熱心にするとは限りません。

 

やってみたら怠惰に暮らす人がほとんどである可能性も

無きにしも非ずでしょう。

●生産能力の低下

勤労意欲の低下ともつながっていますが、

働かない方が増えれば国としての生産能力が低下

国力が落ちるのではないかという懸念です。

●貧富の差の拡大

ベーシック・インカムと関係なく発生していることですが、

頑張る人と頑張れない人に差が出ることは間違いないでしょう。

 

現行の年金制度や生活保護制度が統合されてしまうため、

すでにこれらの制度を利用して現金を受給している人のなかには、

かえって支給額が減ってしまう人も生じる可能性が懸念されています。

 

また、不正受給、非合法組織への資金流入に繋がりかねないなどの懸念があるのも事実です。
 



 

ベーシック・インカムとは?メリットやデメリットをわかりやすく解説! おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

現在のような新型コロナウイルスによって、世界の経済が冷え込んでしまい、

先が見えない出口への道筋を探っている状況の中で、

安定収入を受け取ることができるというベーシック・インカムの考え方は

多くの人の賛同を得られるでしょう。

 

とはいえ、安定した収入をすべての人が受け取るためには

大きな財源が必要となります。

 

日本に限っていえば、消費税の増税や所得税の増加など負担が多くなりますが、

崩壊しつつある年金制度を含めた社会保障制度への不安と比べれば、

少子化対策の一環としても有効な制度であるともいえるはず。

 

ぜひ、ベーシック・インカムが実現して、

頑張りたい人が頑張れば良い、

頑張りたくない人は競争に巻き込まれない、

もっと自由に、限りある人生の一日一日を過ごしていきたいものですよね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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