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新型コロナウィルスのワクチンはいつできるの?4月末時点の展望!

【2020年7月13日更新しました】

 

2019年12月に中国から感染が広まったとされる新型コロナウィルス

 

2020年4月末の現在もなお感染拡大は収まらず、

 

多くの感染者と死者を出し続けています。

 

地球上の医療専門家や研究者たちが新型コロナウィルスに対して

 

治療薬やワクチンの開発に力を注いでおり、

 

世界中の人々が完成を待ち望んでいます

 

今回は新型コロナウィルスのワクチンはいつできるのか、

 

2020年7月13日時点の展望をお話していきます。



ワクチンとは?

感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱め、

 

それらの毒素を無毒化した感染症の予防接種に使用する薬液のことです。

 

ワクチンには、

 

  • 生ワクチン:病原体の毒性を弱める
  • 不活化ワクチン:原因菌を不活化して(殺した)無毒化
  • トキソイド:強い毒素を産生する細菌の毒素だけを取り出して無毒化

 

があります。

 

ワクチンのメリット・デメリットは?

ワクチンさえできれば!!」とたびたび耳にしていますが、

 

具体的にどのようなメリットがあり、デメリットはあるのでしょうか。

 

メリット

 

実際に病気にかからなくてもその病気への免疫をつくることができます。

 

このため、万一、病気の病原体に体内へ侵入されたとしても、

 

発症を予防したり症状を軽度ですませたりすることができます。

 

デメリット

 

副反応(副作用)には大きく分けて2種類あります。

 

  • 局所反応
    注射部位が赤くなる
    硬くなる
    痛みが現れる
  • 全身反応
    アナフィラキシーショック
    じんましんなどのアレルギー反応
    発熱及びそれに伴う熱性けいれん
    脳症

 

などがあります。

 

新型コロナウィルスのワクチンの現状は?

ワクチンの世界的な研究開発は、前例のない規模と「戦時下のようなスピード」で進められており、

 
日本では阪大とアンジェスによるDNAワクチン開発が最も進んでいるとされており、
 

コロナ禍で最も頼れる男、大阪府の吉村洋文知事は6月17日、6月末に医療従事者を対象とした治験開始を発表しています。
 

しかし、その完成目途の話になると、年内、2021年初頭まで、2020年までなど、その見通しは3年以内が占めています。

 

新型コロナウィルスワクチン開発プロジェクトは、のべ19カ国で行われています。

 

進行が確認されているワクチンの開発組織

 

  • 北アメリカ・・・36社
  • 中国・・・14社
  • 中国を除くアジアおよびオーストラリア・・・14社
  • ヨーロッパ・・・14社

 

の企業が存在します。

 

新型コロナウィルス発生の中心地とされる中国は特にワクチンの開発に積極的です。

 

ワクチン開発の進捗状況は?

北アメリカモデルナイノビオがすでに治験開始しており、

 

2020年の夏終わりまでにデータが出るとされています。

 

ドイツでも共同開発しているmRNAワクチン「BNT162」のP1/2試験について、

 

ドイツの規制当局が実施を承認したと発表し、

 

米国でも同ワクチンの試験を計画しているほか

 

別の提携先と中国でも開発を進めています。

 

日本企業では、アンジェスと大阪大がDNAワクチンを共同で開発中です。

 

タカラバイオが製造面で協力し、

 

化学大手のダイセルが有効性を高めるための新規投与デバイス技術を提供。

 

現在は非臨床試験を実施中です。

 

順調に進めば、ヒトでの臨床試験を2020年8月までに開始されるようです。

 

ワクチン開発の展望は?

科学研究のおかげでワクチン技術は過去10年において飛躍的に向上しました。

 

このため新型コロナウィルスのゲノム配列「SARS-CoV-2」はすぐに特定され、

 

中国の研究者によって公開され、世界中の研究者に共有されました。

 

また以前流行した

 

  • SARS-CoV-1
  • MERS-CoV

 

のワクチンがSタンパク質をターゲットにしていたこと、

 

SARS-CoV-1とSARS-CoV-2が同じACE2と作用することなどから、

 

研究者はワクチンのターゲットを迅速に理解することができたそうです。

 

それでも、研究が進められている候補ワクチンの開発が始まったのは2020年1月。

 

臨床実験や認可などの手続きがすべて順調に進めば、

 

ワクチンの一般使用が認められるのは、

 

最短でも21年の夏の終わりになるといわれています。

 

ワクチンが一般的に使用されるまでに時間がかかるのはなぜ?

新しく出現したウイルスに対する新しいワクチンは安全がまだ広く確認されておらず

 

大量生産のためのスケールアップが行われていない技術が使用される場合、

 

人が摂取するワクチンの開発には何年もかかります。

 

新型コロナウイルスに対するワクチンは現在もまだ、

 

ネズミなどに投与して効果を測っている段階で、

 

市場に存在せず、大規模な製造能力もありません

 

多くの企業や機関は、規制当局の認可を可能にする

 

後期ステージの臨床試験を行うための確立されたパイプラインを持っておらず、

 

臨床試験を行うために必要な量の薬を作ることができないのです。

 

ワクチンができれば安心?

現在研究開発が進められている新型コロナウィルスに対するワクチンに関わらず、

 

ワクチンを打てば安心というものはありません

 

ウィルスは変異していきますし、副作用が出る可能性もゼロではなく、

 

最悪命にかかわる場合もあります。

 

また、ワクチンを接種できたとしても、

 

数カ月から数年経つと再び感染するという可能性もあり、

 

免疫がいつまで持続するかわかりません

 

加えて、新型コロナウィルスによって重症化しやすい高齢者

 

老化によりワクチン接種にあまり反応しません

 

そのため、若い人がワクチンを接種しウイルスの流行を止め

 

高齢者への感染を防ぐことが必要になります。



型コロナウィルスのワクチンはいつできるの?4月末時点の展望!おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

世界各国で多くの死者や重症者が出ており、

 

一日でも早いワクチンの開発が望まれている新型コロナウィルス。

 

しかし、一般的に広くワクチン接種が行われるまでには時間がかかり

 

過去に最も早く認可された

 

おたふく風邪のワクチンですら4年かかった歴史があります。

 

つまり、現時点で起こっているパンデミック第1波に対して

 

ワクチンが入手可能になることはないため、

 

今はひたすら外出自粛で蔓延を遅らせる時間稼ぎをし続けるしかないのです。

 

第2波以降のパンデミックに備えるために開発研究を全世界が協力して、

 

私達一人ひとりが丁寧にセルフケアを積み重ねることが

 

一日も早い世界の復興への近道と言えるでしょう。

 

御パンダ
新型コロナウィルスのワクチンができて、世界中の人に行き渡るまで一体何年かかるんだろう・・・ん・・・?合理天狗君、その首にかけているのは何?
合理天狗
これはJaiaile(ジュエル)社の首掛け式の小型空気清浄機じゃ
御パンダ
ずるい、自分だけそういうのつけて!
合理天狗
おまえのところくらいまでの空気を清浄してるのじゃが・・
御パンダ
僕にもちょうだいよ!
合理天狗
・・・


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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