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散打とは?歴史や習えるおすすめ道場、弱いのか徹底検証!

あなたは散打(さんだ)って聞いたことありますか?

 

「サンボ?」

 

「サンダー?さっきブラックサンダーなら食べたけど・・」

 

「え?戦うの?」

 

散打は日本では知られていませんが、

 

2019年大晦日の『RIZIN.20のライト級トーナメント』で優勝した

 

トフィック・ムサエフ選手(アゼルバイジャーーーーーーン)

 

も、実は散打を総合格闘技に取り入れており、大会中も重要な局面でその動きを多用しています。

 

玄人さんであれば、

 

「むぅ、あのムサエフの強さの秘密が散打なら習ってみるか」

 

なんて思ったあなた。

 

今回はそんな散打とは何なのか、歴史や習えるおすすめ道場、実戦で強いのか徹底検証していきます。



散打とは?

散打は、別名、散手 (さんしょう)とも呼ばれる中国武術で、アマチュアとプロに分かれています。

 

プロ選手はトランクスとグローブのみを着用して戦います。

 

試合は、擂台(れいたい)という台もしくは、リング上で3分5R(15分)で行われます。

 

擂台やリングの外に相手を落としたりすると減点で、勝敗はKOもしくはラウンド奪取数で競います。

 

打撃や投げがあり5秒以上の膠着状態で審判がブレイクします。ラウンド間の休憩は1分です。

 

散打の歴史は?

散打の歴史を紐解いていくと中国武術がルーツであることは明白です。

 

中国武術は、他国の国技である空手(日本)、韓国(テコンドー)、ムエタイ(タイ)などと比べて、

様々な流派があるものの、その反面、ルールや技の統一性がありませんでした。

 

この理由として、中国武術はその伝統を重んじており、

統一性を持たせるため、同じルールで競技化が進んだ場合に、

勝敗のみを追求した効率性のみが目的となってしまい、

本来武術が持つ意味合いを失ってしまうことを懸念していたといいます。

 

それでも、他流試合は避けて通れない場面も多々あり、

中国武術も一定レベルの「強さ」を証明する必要性から

空手やムエタイなどの他の武術と交流(戦う)ために「散打」が生まれたとされています。

 

その人気は堅調で1990年代後半にはアメリカと中国でプロの試合が開催されるまで普及していきます。

 

散打はシュートボクシングや空手などとの他流試合も行われていましたが、

どちらかというと組みと投げを必殺技として打撃はあくまで補助であるため、

どうしても膠着状態が長く続くことから、エンターテインメント性に欠けるという意見も聞かれました。

 

それでも心身共に健康を促す中国武術をルーツとしていることから、

現在でも世界中で親しまれて競技人口は増え続けています。

 

散打を習えるおすすめ道場は?

ここまで読んだあなたは

 

「散打ってあらゆる中国武術のパッケージってことなの?」

 

「面白そう、やってみたいな」

 

「かっこいいな、中国4000年の歴史だもんな」

 

なんて思ったのではないでしょうか。

 

ここでは散打を習える東京都内の道場を1つご紹介させていただきます。

 

SANDA CLUB MZ(サンダクラブエムズ)

元日本拳法王者で、尤氏意拳協会 深雪館を主宰する神田真澄さんから実戦の“勘”を養える日拳独特の練習法とプロスタイルのSANDAテクニックを同時に学べます。

クラブは楽しい雰囲氣ながらも礼節も重んじており、お子様から老若男女、格闘技が初めての人でも通いやすい環境が整っています。

瞑想から始まり、心身ともに鍛える東洋の伝統メソッドも学べ、競技ルールが似ているシュートボクシングの試合にも参戦しています。

ゴールドジム表参道店

〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-3-2 表参道スクエアビル2・3F

表参道駅(東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線) A2出口より徒歩2分
明治神宮前駅(東京メトロ副都心・千代田線) 出口5より徒歩7分

詳しくはこちら

 



散打は実戦で強いのか?

さて、やはり気になってくるのが

 

散打は実戦では弱いのか?

 

です。

 

結論から言うと、

 

弱いわけない

 

です。

 

2004年には当時18歳であった散打の使い手ジャン・チンジュン日本のK-1に乗り込んできます。

相手は日本人なら誰もが知る元横綱の曙

このときはK-1ルールで試合を行い、ジャン・チンジュン選手が判定勝利しています。

 

散打が体格差も埋められる武術であることを人々に知らしめました。

 

また、他にもムエタイの生ける伝説ブアカーオと散打の選手が戦っている動画もありますので、ぜひ、ご覧になってくださいね。

 

前述の通り、現在の総合格闘技ではムサエフ選手以外でも散打を取り入れている選手も多く、他流試合でも好成績を残していることから、

散打は少なくとも弱くないことが証明されています。

 



散打とは?歴史や習えるおすすめ道場、弱いのか徹底検証! おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

散打は中国武術が伝統を守りつつ、他流試合を行うにあたって生み出された武術で、あくまで中国武術の強さの証明のための背景があったといえます。

 

これからは他流試合で散打の選手があったら注目してみましょう。

 

 

以下に散打の紹介動画がありますので、是非ご覧になってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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