新型コロナウイルス(以下、コロナ)により全国に緊急事態宣言が出され、
多くの人が外出を控える状況となりました。
これにより感染率を抑えることができる一方で、経済が動かない弊害が出てきています。
- 飲食店
- 映画館
- カラオケ
- パチンコ
- レジャー施設
などをはじめ、多くの密となるお店が休業、または営業時間短縮をするなど、
通常営業ができなくなりました。
「結婚式」も、その中のひとつです。
一生に一度の結婚式。
晴れの舞台を楽しみにしてたのに、
コロナの影響でキャンセル、または延期をするカップルが多く、
同時にブライダル業界の売り上げも大打撃を受けています。
不要不急の外出を避け、家にいるよう努力しなくてはいけないものの、
結婚する二人にとっては是が非でも開催したかった日だったと思います。
コロナの流行も落ち着きつつありますが、
これからは新しい生活様式を取り入れる必要があり、
「三密」(密閉・密集・密接)をさけるようしなくてはいけません。
しかし、これを気にしてたら、家族や親戚など高齢者が出席する結婚式をはじめ、
披露宴やパーティなどできるはずもありませんよね。
そこで今、オンライン結婚式を勧めるところが増えてきているそうです。
- オンラインで結婚式なんて通信が途切れたらどうするの?
- 出席して見ている時は家だけどスーツ着ないといけないの?
今回は、コロナ後の結婚式はどうなるか、色々な話題を呼んだ
オンライン結婚式についてお話させていただきます。
コロナの影響で結婚式のキャンセルが急増
新型コロナウイルスの影響で、結婚式のキャンセルや中止が相次いでます。
結婚式を予定してたカップルから、全国各地の消費生活センターへ、
- 「キャンセル料が高すぎる!」
- 「延期料金が高額!」
- 「披露宴をあげてないのに、料理代などの支払いを要求された」
など、相談が急増してるそうです。
国民生活センターによると、こういった相談は2月頃から増えだし、
3月そして4月はかなりの件数になったそうです。
とある相談で、
岡山市の男性会社員の方は、今年の6月に結婚式を予定してたそうです。
ご高齢の親族たちも招待してたそうで、新型コロナの影響を受け、4月に中止を決断。
しかし当然キャンセル料は発生します。
キャンセル料は50万円だったそうです。
はっきり言って高いですよね。
ただ、準備に工数を割いていた
ブライダル業界の方々の生活も考えると払わないのは・・・
色々考えて、最終的にキャンセル料を支払ったそうです。
結婚する側も式場側も、どちらもコロナの影響を受けた被害者なんです。
どちらも責めることはできないと思います。
結婚式のキャンセル料はいくら?キャンセル相談はオンラインが推奨!
今後もコロナの第二波、第三波が予想される中、
結婚式を挙式しようとしてキャンセルの流れは増えることが想定されています。
そこで、結婚式のキャンセルや延期について、もう少し詳しく話をしたいと思います。
結婚式を自己都合での延期する場合は、
全額のキャンセル料が発生することが多いのですが、
今回のケースにおいて、各結婚式場が柔軟に対応する動きが広がりつつあるそうです。
例えば、キャンセル料は、
- 既に制作、準備が進行していた装花、引出物などの実費のみを請求する。
- 通常のキャンセル料は請求させてもらうが、延期した日の結婚式の内金扱いにする
など、なるべく新郎新婦の負担がかからないよう、結婚式側が検討してるそうです。
また、代替案として、
- フォトウエディング
- 延伸して結婚式を挙げる
- 規模を縮小して行う
など、何らかの形で結婚するカップルが多数いるそうです。
なかでも気兼ねなく、自分たちのタイミングで写真撮影できる
フォトウエディングを選ぶカップルが多く、一生に一度の記念を、
写真だけでも残したいと考えているそうです。
また、結婚式の相談について「オンライン相談」を受け付けてるところが多数あるため
キャンセルをご検討されている方は、契約書をもう一度確認し、
これから結婚式をあげたいカップルも質問があれば
式場の担当プランナーへオンライン相談してみると良いでしょう。
これからの結婚はオンラインが主流になる?
コロナの影響で、結婚を決め、式場を探されているカップルは、
外出自粛要請が出ていて準備がなかなか進まないかと思います。
しかし、今後は
スマホやパソコンを使ったオンラインで全て完結するようになりそうです。
まずは「オンライン相談」を利用。
結婚式の準備は初めての人が多いのは当然。
だからこそ、プロに相談することは大切です。
オンライン相談なら、足を運ぶ必要はなく感染リスクはありません。
プランナーは、たくさんの式場で担当してきた方です。
些細なことから相談しても大丈夫ですし、貴重な情報を得ることができます。
(一対一の対応が苦手・・・というなら、オンラインセミナーもありますので利用してみてはいかがでしょうか。)
次に、式場は実際に足を運んで確かめたい人。
その目で見学しても、式当日でなければ実際の様子はわからず、
結局は想像でしかないのです。
お料理もそうですが、実際の料理を試食しない限り想像の域を出ないのです。
となると、わざわざ足を運ぶ必要はないと
自分を納得させることができるのではないでしょうか。
現在式場の見学は、画面共有にて、360度のバーチャル体験も可能になっており、
実際行きたい気持ちを抑えて、外出せず「スマホやパソコンで確認する」が
オンラインの主流になりつつあります。
そして、もし気に入れば、オンラインで手続きまで完結することができるのです。
便利な時代になりましたね。
コロナ後の結婚式はどうなる?オンラインで行う?集まって距離を確保? おわりに
いかがでしたでしょうか。
コロナの影響で、結婚する側も式場側も大損害が生じているうえ、
今後は感染リスクを抑えて挙式しなければならないため、
これを気に、申込から挙式まで様々なフェーズでオンライン化が加速しています。
コロナは終息することはなく、これからも向き合って共存する必要があり、
「落ち着いてから結婚式を挙げよう」
と思っていても、そんな日が永遠に訪れない恐れがあります。
それなら、今から結婚に向けて動くべきなんです。
「ネットとか苦手で、オンラインってどうやるの?」と悩んでるあなた、
きっと式場に問い合わせればプランナーをはじめ、
式場スタッフが繋げ方から案内してあなたをサポートしてくれるはず。
もちろん、オンラインだけなく、式場で挙げることも可能になってくると思いますが、
ソーシャルディスタンスを保ちつつになるのではないでしょうか。
今、結婚をしたいと思ってるあなた、是非、やれることから始めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。