あなたのおうちに眠っている資産はありませんか？
お金はただ置いておくだけでは当然増えません。せっかくの資産、うまく運用して増やしてみたいですね。
「定期預金に入れっぱなしのお金。ほぼ利息もつかないし、なにか増やし方ってないの？」
そんなこと考えたことありませんか？
資産運用には様々な方法があります。
ＮＩＳＡ？
個人向け国債？
色々な金融商品がありますが、今回は「ＦＸ」について考えてみましょう。
「ちょっと待って！ＦＸって資産運用なの？リスクが高いんじゃないの？」
「ＦＸって結局ギャンブルなんじゃないの？」
そう思われたあなた！
ＦＸは世間一般のイメージではギャンブル的な『投機』と思われがちですが、適切に学び知識武装して臨むことで『投資』の側面ももっています。
ＦＸは運よりも実力の方が大きい世界です。
スキルや知識で自分の資産を増やせるものなのです。
ただし、知識なしで挑むとそれこそギャンブルになってしまいますので、とにかく勉強が必要です。
そもそもＦＸとは何？仕組みを解説
ＦＸは ＦｏｒｅＩｇｎ Ｅｘｃｈａｎｇｅの略で、日本語に訳すと「外国為替」です。
ＦＸはその頭文字を取ったものです。
日本国内では「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき）」と呼ばれています。
ＦＸは日本円や米ドル、ユーロなど異なる通貨を取引します。
各々の通貨価格（レート）は常に変動していてその価格差で利益を上げることがＦＸ取引の基本です。
為替レートが有利に変動したタイミングで再び交換すれば、為替相場が変動した分だけ利益が出る
ところが、交換したドルを使い切らなかったため帰国後日本円へ戻した。すると、１米ドル＝１００円のレートで１０万円を１０００米ドルに交換したのに、少し経ってレートが１米ドル＝１１０円に変動したと仮定しよう。これは米ドルに対し、日本円の価値が下がった（円安が進んだ）ことを意味している。もしも、そのタイミングで日本円に戻せば、１０００米ドルに代わって１１万円を受け取ることができる
外貨預金とＦＸの違い、コストの魅力とは？
ＦＸは外貨預金と似ています。共通点は以下の通り。
・外貨を運用すること
・外貨の値上がりや値下がりで利益や損失が出ること
・通貨に応じて金利が貰えること
基本的な仕組みは同じですが、手数料が違います。
ＦＸは外貨預金よりもはるかに交換時のコストが割安になっているのです。
たとえば、１ドル＝１００円の時に１万米ドルを売り買いして４００円程度。なかには無料にしているところもある
また、外貨預金の場合は円安が進んだケースでしか利益を出せないが、ＦＸは『円高になりそうなケース』でも利益を得られるんだ
その後、実際に円の価値が高くなってから『日本円を売って外貨を買い戻す』という取引をして決済することで、利益を得ることができる
ＦＸの特徴とは？用語を解説！
ＦＸには他の金融商品にはない特徴があります。
①レバレッジとは？
ＦＸではレバレッジが使えます。
レバレッジとは「てこの力」や「てこの作用」といった意味です。
自己資本を元本として資金調達を行い、取引額を自己資金以上に引き上げることで、
「自己資金を担保にそれ以上の資金を借りてトレード」
します。
そしてＦＸでは最大で約２５倍（１０万円を担保に２５０万）の運用が可能になります。
この場合『２５倍のレバレッジを利かせている』ことになる
２．５万ドルを投じていたので２５万円（２.５万ドル×１０円）が得られる
レバレッジを利かせる際にはよく考えねばならない
②スワップポイントとは？
ＦＸで為替差益とともに期待できる利益として、スワップポイントがあります。
特に金利水準の高い新興国通貨などは、スワップポイントの高さが投資家の間で人気を呼んでいます。
すると、スワップポイントと呼ばれる収益が決済するまで毎日得られることになる。
スワップポイントは『金利差調整分』とも呼ばれ、２カ国間の金利差によって発生する利益だ。
逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払いが必要になる
ただ、実際のスワップポイントは政策金利の差と完全に一致しているわけではなく、会社によっても数値に違いがあるぞ
ＦＸのメリット、デメリットを考察
ここまでの解説で、ＦＸは方法によっては多大な利益を出せますが、リスクもあるということをお分かりいただけたでしょうか。
利益を出すためにはリスクと向き合う必要があります。
ここで、改めてＦＸのメリット、デメリットを考えてみましょう。
ＦＸのメリットは？
・少額から始められる。（レバレッジによって）
・売買手数料が少ない。
・日本の祝日など関係なく月曜から金曜日まで２４時間取引可能なので、副業として取引時間を確保・選択しやすい。
・通貨の上昇・下落どちらの局面でも勝てる可能性がある。
・株と比較すると取引対象資産が少ない。ＦＸ会社にもよるが多くても２０通貨程度しかないので勉強・分析する範囲が狭い。
ＦＸのデメリットは？
・『外貨を保有した場合の金利差から得られる収益』よりも、『外貨を売買することで得られる損益』の占める割合の方が大きい。
・参加者が多種多彩かつ市場規模が巨大なため、値動きが予測しづらい。
・時間帯ごとにメイン参加者が変わることで値動きの特性が掴みづらい。
・２４時間動き続けており、寝ている時に何が起こるかわからない。
株式に比べて取引時間が長いため、本業と並行して行うことも容易だが、そのぶん市場の変化も大きいので、楽に稼げるようなものではない
ＦＸは極論を言ってしまえば、『値動きが上がるか、下がるか』を予想するだけだ。
つまり、何も知らない人がＦＸを始めたとしても、大体半分の確率で勝ててしまうはず。
だが、継続的に勝ち続けられるかというのは別問題だ。
勝ち続けられる人には共通点がある。それを探ってみよう
ＦＸに向いている人とは？ＦＸの勝っている人の特徴を探ろう！
ＦＸは誰もが「勝ちたい・稼ぎたい」という気持ちでやっている事と思います。
きちんとチャートを分析して、無茶なトレードを繰り返さなければ、勝率は確実に上がっていくと言われています。
とはいえ、どうしても性格的に向いている人・向いていない人の特徴はあります。
プロトレーダーの意見を参考に、勝てる人と勝てない人の違いを比べていきます。
ＦＸに向いている人は？
・物事を長期的な目線で考えられる人
・感情を表に出さず冷静に取引できる人
・向上心があり、分析ができる人
・リスクや資金の管理ができる人
ＦＸに向いていない人は？
・失敗して学ばずすぐにやめてしまう人
・ＦＸをギャンブルだと思っている人（短期間で儲けようとしてしまう人）
・お金の管理ができない人
ある程度は長期的な目線で『投資』という観点でＦＸと付き合っていける人の方が、どちらかというと向いている。
ＦＸは、トレード時間こそ短く済ませることはできるが、長期的に安定して利益を出せる状況に持っていかなければ、いつかは負けが込んでやめてしまう時が来るだろう
ＦＸで勝つために重要な３つのことは？
ＦＸで勝つためには、「勝っている人」を参考にしてみることが大事です。
勝っている人がが大切にしていることが３つあります。
プロトレーダーによるＦＸで勝つためのコツをまとめてみました。
①効率を重視する
そういうことだ。一日中相場を見て、自分の労力を全て注ぎ込むのではなく、効率を重視して確実に稼いでいる。
②心身の健康を大切にする
③適切なＦＸ会社を選ぶ
初心者のうちはいくつかのＦＸ会社を使ってみて、使いやすいものを選ぼう。自分のスタイルを見つけてから、それに見合った手数料の安さや情報量などを加味して選ぶのもひとつの手だ
ＦＸとは？メリットとデメリットは？向いている人の特徴を徹底考察！ おわりに
いかがでしたか？
ＦＸの仕組みわかりましたか？
最近は「手軽にはじめられる」、「少額から」などを謳い文句にした宣伝も多いので、気になっている方も多いと思われます。
ＦＸは一歩間違えるとギャンブルになってしまいますが、長期的に考え、しっかりと分析していけば利益を出していけるものです。
興味を持ち、ＦＸの勉強を始めてみたいと思ったあなた！
向上心があり、前向きに取り組めるあなたはきっとＦＸに向いている人のはずです。
挑戦してみてはいかがでしょうか？
最後までお読みいただきありがとうございました。
