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【奈良県】奈良公園の歴史や見所、アクセス情報をご紹介!

 

奈良県といえば京都と同じく日本を代表する観光地です。

 

修学旅行等で行った方も多いのでは?

 

そんな奈良県で「奈良公園」といえば国際的にも有名ですね。

 

なぜ「奈良公園」が有名になったのか等を

 

ここでは歴史も踏まえてご紹介していきたいと思います。



「奈良公園」とは?

 

奈良県奈良市にある都市公園です。

 

公園というとそこまで大きくはないとお思いでしょうが、

 

「奈良公園」の総面積はおおよそ660ヘクタール

 

とにかく広大な敷地なのです。

 

その中に多くの国宝・世界遺産など歴史的に貴重な建物も多数、点在しているのです。

 

※660ヘクタールは東西に約4キロ、南北に約2キロの大きさ



「奈良公園」の歴史

 

公園として開園したのは明治13年(1880年)。

 

当時の太政官(だじょうかん)(※)によって出された

 

太政官布達」という法令に基づいて設置されたのです。

 

『明治6年太政官布告第16号』とは?

 

明治政府は「景勝地・名所・史跡・旧跡」等、古来から

 

風景がいい場所や人が多く集まる場所は公園として

 

申し出て下さいと各府県に通達を出しました。

 

認められたら永久に国民が楽しめる公園として定めるよ

 

ということですね。

 

平城京があり、数多くのお寺があったこの地。

 

まさに公園にするのにふさわしい場所だったんですね。



「奈良公園」の見所をわかりやすくご紹介

 

東大寺(とうだいじ)

「南大門」は現存するのは再建されたものですが、大仏様建築の代表的な建物で、世界遺産です。

 

内側に設置されている「金剛力士像」は仏師4人の合作で、

 

8メートルを超える高さがあり、凄まじい迫力です。

 

 

そして「大仏殿」にはいわゆる「奈良の大仏」が鎮座して訪れる人を見つめます。

 

 

法華堂」には国宝に指定されているたくさんの象があります。(撮影は禁止!)

 

春日大社(かすがたいしゃ)

全国に約1000ある春日社の総本社で、奈良県最大の神社で、こちらも世界遺産です。

 

「表参道」は一之鳥居から真っ直ぐに続く参道で、両脇には約2000基もの石燈籠があります。

 

本殿一帯は特別参拝料金が必要になります。

 

  • 参拝料金・・・500円
  • 参拝時間・・・朝9時~16時まで

 

南門」は春日大社の正門になり、鮮やかな朱色が目を引く観光・撮影スポットです。

 

回廊」は本殿を取り囲む建物で、朱色の柱がとても目を引きます。

 

※東回廊、北回廊は参拝料金を頂かないとアクセスできない一帯です。

※西回廊、南回廊は拝観料金無しで自由にご覧いただけます。

 

なかでも見所は「釣燈籠」です。

 

平安時代から現在までに奉納されたおよそ3000の燈籠が吊り下げられています。

 

毎年、節分の日には「節分万燈籠」、8月14・15日は「中元万燈籠」

 

という行事が行われ、年に3回だけ燈籠に火が灯されます。

 

その日は夜間拝観不可の本殿付近も美しく幻想的な燈籠の光で包まれます。

 

若草山

三つの傘を重ねたような形をしており、高さも342mと低山。

 

普通の山と違って「木」がまるで生えておらず、山腹が芝生に覆われているため

 

雄大な景色を眺めながら散策ができます。

 

山頂には鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)があり、

 

ここは枕草子にも出てくるほどの歴史ある場所で、古都奈良が一望できます。

 

山頂に行くだけなら新若草山ドライブウェイ(有料)で山頂駐車場まで車で行けます。

 

山頂は展望台になっており新日本三大夜景の一つに数えられる

 

奈良の夜景が観ることができます。

 

奈良の早春を告げる伝統行事「山焼き」は、

 

江戸時代よりも前から行われていた伝統的な恒例行事。

当日は午後から奈良市内で関連イベントが行われ、

 

本焼きが始まる18時前後には花火が打ち上げられ山焼きがスタートします。

 

山が本格的に燃えるのは、およそ30分~1時間程で21時頃には鎮火します。

 

当日に点火ができなかった場合は翌日へ順延されます。

 

若草山には開山期間があり、入山は有料です。

 

  • 開山期間・・・3月の第3土曜日~12月の第2日曜日まで
  • 開山時間・・・午前9時~17時まで

 

入口は北ゲート・南ゲートがあります。

 

  • 中学生以上150円
  • 3歳以上80円

 

麓から山頂まではおよそ30分~40分程なのでハイキングも兼て心地いい汗がかけます。

 

奈良公園の鹿

 

「奈良公園」にはおよそ1200頭の鹿がいます。

 

鹿は春日大社創建の際に

 

茨城県の鹿島神宮のタケミカヅチが神鹿に乗ってやってきたと伝えられているのです。

 

そのため、鹿は春日大社の神使(しんし)として手厚く保護されているのです。

 

そして「鹿せんべい」は有名ですね。

園内には鹿せんべいを売っている場所があるので購入して鹿に与えてみましょう。

 

鹿せんべいは束ねられているので

 

もたつくと鹿に頭突きや持ち物などを引っ張られてしまうので気を付けましょう。

 

鹿せんべいを与える時もあまりにも焦らすと鹿は怒って

 

角などで突いてきたりして危険なので焦らしすぎも注意です。

 

(実は、束ねている紙も鹿は食べられるので残さずあげましょう。)

 

公園内に生息する鹿は国の天然記念物であり、

 

故意に危害などを加えると最悪、懲役または罰金刑に処されてしまいますので、

 

可愛いですが、せんべいをあげるとき以外は遠くから見守りましょう。



「奈良公園」へのアクセス方法と駐車場情報

近鉄奈良駅から東大寺南大門

 

徒歩の場合

 

  • 近鉄奈良駅東口からおよそ20分

 

 

  • JR奈良駅東口からおよそ40分

 

 

バスの場合

 

  • 近鉄奈良駅「西北出口」前1番乗り場から「奈良交通バス」
    2系統・奈良市内循環バス(外回り)に乗車→「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車→南大門まで徒歩5分
  • JR奈良駅「東口」をでて2番乗り場から「奈良交通バス」の
    2系統・奈良市内循環バス(外回り)に乗車→「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車→南大門まで徒歩5分
  • 運賃はJR・近鉄共に一律210円です。

 

  • ぐるっとバス
  • 土・日・祝日及び10月下旬~11月半ばまで運行
  • 近鉄奈良駅バス乗り場→ぐるっとバス「奈良公園ルート」およそ6分
  • JR奈良駅西口→16番乗り場R12ぐるっとバス「奈良公園ルート」およそ15分
  • どちらも「東大寺バス停」「春日大社バス停」などで下車

※ぐるっとバスには赤い車体の「奈良公園ルート」青い車体の「平城京跡ルート」がありますので間違えの無いように乗りましょう。

 

運賃は一律100円です。

 

奈良市内をバスで観光するなら「1日乗車券」がお得です!

 

販売場所

  • 近鉄奈良駅奈良ラインハウス1階案内所
  • JR奈良駅2階構内案内所

 

料金

  • 中学生以上500円
  • 小人250円

 

駐車場について



「奈良公園」おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

今回は「奈良公園」についてご紹介しましたが、最後にもう少しご紹介させてください。

 

興福寺や東大寺鏡池、春日大社参道等で行われる

 

奈良の夏の風物詩なら燈花会」(ならとうかえ)

 

およそ2万本のロウソクが燈る幻想的なイベントです。

 

これは日にちによって会場が変わるので事前に調べてから会場に行きましょう。

 

今流行りの御朱印ももちろん頂けます。

 

東大寺とその周辺だけでおよそ13箇所もの御朱印が頂ける授与所があり、

 

1つのお寺で複数の御朱印が頂けるところが多いので

 

うまく時間をやりくりしてコンプリートを目指してみましょう。

 

もちろん歩けばお腹が空きますよね。

 

東大寺から徒歩10分程歩くと吉野本葛のお店「天極堂があります。

 

作りたての葛餅はぷるぷるトロリと、お抹茶と一緒に頂いてホッと一息。

 

二月堂から歩いてすぐの場所にある「龍美堂」はあんこたっぷりのおはぎや、

 

200年以上の歴史を持つ茶釜で沸かしたお湯でほうじ茶やお抹茶を淹れてくれますよ。

「奈良公園」をくまなく回るには1日では足りません。

 

上手くスケジュールを組み、数日に分けてご無理なく満喫してみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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