あなたは、兼六園(けんろくえん)に行ったことはありますか?
兼六園と言えば、その素晴らしい日本庭園と、金沢城とのコンビネーションが抜群!
まさに、古都「金沢」の象徴なのです!
外国人に日本を案内する時には「京都・奈良」「東京・大阪」と共に紹介したい場所ですね。
はい、それでは改めて、兼六園の歴史とその魅力に迫ってみましょう!
今回は、石川県「兼六園」についてお送りします。
【石川県】兼六園の歴史や見どころは?
兼六園は、石川県金沢市にある日本庭園です。
- 水戸偕楽園(かいらくえん)
- 岡山後楽園(こうらくえん)
と並ぶ、日本三名園の一つです。
江戸時代の代表的な大名庭園として、
加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきました。
金沢市の中心部に位置しており、アクセスも抜群。
四季折々の美しさを楽しめる庭園として、
多くの県民や世界各国の観光客に親しまれています。
「雪吊り」とは、北陸地方特有の重い雪から木の枝を守るために施されているもので、
金沢の冬の風物詩にもなっています。
樹木の幹付近に柱を立て、柱の先端から各枝へと放射状に縄を張る手法が主流で、
「りんご吊り」と呼ばれています。
ところで、兼六園の歴史についても教えてよ?
延宝4年(1676年)、加賀藩5代藩主・前田綱紀(つなのり)が
金沢城に面する傾斜地に別荘を建て、その周辺を庭園にしました。
これが現在の兼六園の始まりです。
しかし宝暦9年(1759年)の大火で、蓮池庭のほとんどが消失してしまいました。
その後、安永3年(1774年)11代藩主・治脩(はるなが)が再建に着手し、
その後様々な人の手により再建され、文政5年(1822年)奥州白河藩主・松平定信が、
12代藩主・斉広(なりなが)の依頼によって「兼六園」と命名したのです。
藩主の庭であった兼六園が一般市民に全面開放されたのは、明治7年(1874年)。
大正11年(1922年)には国の名勝に指定され、
昭和60年(1985年)には庭園の国宝ともいえる「特別名勝」に格上げされました。
【石川県】兼六園へのアクセスは? 駐車場はあるの?
兼六園へは、金沢駅から車で10分強を見込んでおくと良いでしょう。
金沢駅からは路線バスが出ています。
- 金沢駅―――兼六園下下車――― 金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
- 金沢駅―――広坂下車――― 金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)
- 金沢駅―――出羽町下車―――兼六園(小立野口)
また季節によっては、「兼六園シャトルバス」や「城下まち金沢周遊号」も運行しています。
詳しくは、北陸鉄道テレホンサービスセンター(076-237-5115)に
お問い合わせください。
駐車場もあります。
普通車472台収容可能です。
- 営業時間:24時間(年中無休)
- 料金(普通車)24時間:最初の1時間 350円~超過30分毎 150円
22:00~翌8:00 1泊1,030円
また、付近には民間駐車場もたくさんあります。
付近でのお食事や観光時間を考慮して、使いやすい駐車場を選んでみて下さいね。
【石川県】兼六園 おわりに
いかがでしたでしょうか。
日本を代表する庭園・兼六園は、一年中の四季折々を楽しめる名スポットです。
お隣の金沢城も一緒に楽しんで、歴史の一コマを紐解いてみては?
情緒あふれる景色の中で、お抹茶、お団子・・・じゅるるる
金沢の朝は、7:00~開園する兼六園で散歩というのもオツな楽しみ方だな。
朝早く起きられないじゃない!
最後までお読みいただきありがとうございました。